【2023-24ブンデス前半戦ベストイレブン】ヘルプストマイスターのレバークーゼンから最多5選手を選出

2024.01.15 18:01 Mon
超ワールドサッカー的なブンデス前半戦ベストイレブン
超ワールドサッカー的なブンデス前半戦ベストイレブン
2023-24シーズンのブンデスリーガ前半戦が1月14日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガ前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
PR
GKルーカス・フラデツキー(34歳/レバークーゼン)
出場試合数:17(先発回数:17)/失点数:12/出場時間:1530分
Getty Images

圧倒的なショットストップ能力で幾度も失点のピンチを救った。攻撃的なチームの最後の砦として十分な存在感を示す。
DFオディロン・コスヌ(23歳/レバークーゼン)
出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:1/出場時間:1208分
Getty Images

抜群のフィジカルを生かした守備ももちろん、足元の技術が非常に高く攻撃参加も魅力のセンターバック。伸びしろが多そうで今後の飛躍が期待される。

MFグラニト・ジャカ(31歳/レバークーゼン)
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1508分
Getty Images

アーセナルで昨季復活を遂げ、ブンデスに戻ってきた31歳が慣れ親しんだ地で期待通りの働きを見せた。前線の若手が躍動できているのはジャカが中盤をコントロールできているからこそ。相棒のMFパラシオスとの補完性も抜群だ。

DFキム・ミンジェ(27歳/バイエルン)
出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:1/出場時間:1319分
Getty Images

加入当初はミスパスから失点に絡むことがあったものの、あっという間にチームスタイルにフィットしていき、今やバイエルンの守備の要に。ケガがちなDFデ・リフトを差し置き、DFウパメカノと鉄壁のコンビを築きつつある。
MFジェレミー・フリンポン(23歳/レバークーゼン)
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:5/出場時間:1416分
Getty Images

持ち前の韋駄天を生かして右サイドを疾走し、5ゴール7アシストを記録。チャンスメークだけでなくゴールでも貢献。左のMFグリマルドと共にレバークーゼンのサイドアタックはストロングポイントとなった。

MFシャビ・シモンズ(20歳/RBライプツィヒ)
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:4/出場時間:1372分
Getty Images

パリ・サンジェルマン保有の若武者がレンタル先のライプツィヒで才能を開花させた。同じく新加入のオペンダと当初から好連係を築き、攻撃を牽引した。多彩なアイデアを持ち、攻撃にアクセントを付けられるオランダ代表MFは、今やチームに欠かせない存在だ。4ゴール7アシストを記録。

MFフロリアン・ヴィルツ(20歳/レバークーゼン)
出場試合数:17(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1301分
Getty Images

エレガントなプレーで魅了しつつ、ゴール前での冷静なプレーで得点も量産と手が付けられない。MVPにはケインを選出したが、それに匹敵するパフォーマンスだった。5ゴール7アシストを記録。

MFレロイ・サネ(28歳/バイエルン)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:8/出場時間:1390分
Getty Images

トゥヘル監督によって左サイドでの起用が増え、持ち味のスピードをシンプルに生かしている。縦への仕掛けでチャンスを量産し、ゴールにもよく絡んだ。8ゴール10アシスト。

FWセール・ギラシー(27歳/シュツットガルト)
出場試合数:14(先発回数:12)/得点数:17/出場時間:1058分
Getty Images

今季のブンデス前半戦を象徴する存在。ケイン、ヴィルツと並んでMVP候補だった。

FWハリー・ケイン(30歳/バイエルン)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:22/出場時間:1412分
Getty Images

プレミアリーグ屈指のストライカーは異国の地ドイツでも問題なくゴールを量産した。スランプもなくコンスタントにゴールを奪い続け、格の違いを見せ付けた。

FWロイス・オペンダ(23歳/RBライプツィヒ)
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:11/出場時間:1357分
Getty Images

シャビ・シモンズとの好連係からゴールを量産。フィニッシュワークもレベルが高く、ミスショットが少ないストライカーだ。昨季リーグ・アンで21ゴールを挙げたが、ブンデスでもコンスタントにゴールを奪えるハイレベルな点取り屋であることを証明した。

PR
関連ニュース

史上初ブンデス無敗優勝のレバークーゼン、シャビ・アロンソ監督はチーム誇る「歴史に金字塔」

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が無敗優勝を振り返った。ドイツ『ビルト』が伝えた。 ブンデスリーガ第29節のブレーメン戦でクラブ史上初のリーグ優勝を決めたレバークーゼン。その後も公式戦の無敗記録を伸ばし続けていた中、18日には最終節のアウグスブルク戦に臨んだ。 立ち上がりから押し込んだレバークーゼンは12分、相手GKからモロッコ代表FWアミヌ・アドリがボールを奪うと、ナイジェリア代表FWビクター・ボニフェイスが横パスを押し込んで先制。27分には左CKの流れからドイツ代表MFロバート・アンドリッヒがバックヒールで追加点を決める。 2点リードで迎えた後半は、中盤でのボールロストから1点を失ったものの、2-1で逃げ切りに成功。2012-13シーズンにバイエルンが記録した最多勝ち点「91」には届かなかったが、公式戦無敗記録を「51」に伸ばし、史上初の無敗優勝を達成した。 試合後、ファンと共に偉業達成を喜んだアロンソ監督は、この貴重な経験についてコメント。シーズンを通したチームの奮闘ぶりを振り返っている。 「この数日間のことはずっと忘れないだろう。ここでシャーレを手にするのは誰にとっても特別なことだ。それは全くもって当たり前のことだ」 「最終的に我々は無敗を維持できた。それがブレーメン戦後の目標だった。チームをとても誇りに思う。とても嬉しいし、ファンも祝福してくれる。今日は少し楽しむことができる。そして明日は回復しよう」 「選手たちにはこの瞬間を楽しんでもらいたい。彼らはそうするに値する。とてもとてもハードワークした。8月のライプツィヒとの開幕戦から今日まで、常に良い準備をし、高い集中力を持ち、悪い試合は1つもなかった。もしかしたらそれは半分くらいかもしれないが、それでもすぐに良いリアクションを見せることができた。とても難しいことだ。ブンデスリーガでは史上初のことだ。このチームはブンデスリーガの歴史に金字塔を打ち立てるだろう」 また、アロンソ監督はシーズンを通してサポートしてくれたファンにも感謝。クラブ関係者全員にとって喜ばしいことだと述べた。 「我々のファンたちはシーズンを通して私たちを応援してくれている。大事な場面で大きなエネルギーを与えてくれる。ファンたちと成功を分かち合えた瞬間だった」 「彼らはとても感情的で情熱的だ。我々にとってはとても嬉しいことだった。これはクラブにとって、ここにいる全員にとって重要な日だ。自分たちが成し遂げたこと、自分たちのやり方、自分たちのプレーをとても誇りに思う。勝ち点90、無敗、それを実感するにはもう少し時間が必要だ」 ブンデスリーガの試合は終えたものの、22日にはヨーロッパリーグ(EL)決勝のアタランタ戦。その後の25日にはDFBポカール決勝のカイザースラウテルン戦が控えており、アロンソ監督が狙うのは当然3冠だ。 「これ(リーグ優勝)を実感するにはもう少し時間が必要だが、今はそんなに時間がない。2つの決勝がある1週間で、またとないチャンスだ。今はいろいろな感情が混じり合っていて、全てを説明するのは簡単ではない」 <span class="paragraph-title">【動画】レバークーゼンがシーズン無敗優勝を達成!大歓声のトロフィーリフト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YCyrOpkANJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 11:11 Sun

加入1年目のケインが歴代4位タイの36ゴールで得点王に輝く!アシスト王はグリマルドに

2023-24シーズンのブンデスリーガ全日程が終了し、各部門の受賞者が決定した。 レバークーゼンがブンデスリーガ史上初となる無敗優勝を飾った今シーズンのリーグ得点王に輝いたのは、昨夏にバイエルンに加入したイングランド代表FWハリー・ケイン。36ゴールでの得点王は歴代4位タイのゴール数となっている。 なお、2位はシュツットガルトFWセール・ギラシの28ゴール、3位はRBライプツィヒFWロイス・オペンダの24ゴール、4位はシュツットガルトFWデニス・ウンダブの18ゴール、5位はホッフェンハイムFWマキシミリアン・バイアーの16ゴールとなっている。 また、アシスト王には優勝したレバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドが輝いた。 2024.05.19 07:00 Sun

レバークーゼンがリーグ史上初の無敗優勝達成! 公式戦51戦無敗でアタランタとのEL決勝へ【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ最終節、レバークーゼンvsアウグスブルクが18日にバイ・アレーナで行われ、2-1で勝利したレバークーゼンがブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げた。 シャビ・アロンソ体制2年目で開幕から圧倒的な強さを見せたレバークーゼンは、ここまでリーグ33戦27勝6分けの無敗を継続。第29節のブレーメン戦で悲願の初優勝を達成した後も緩みを見せず、前節のボーフム戦の5-0の圧勝で公式戦無敗記録を「50」の大台に乗せると共に、史上初の無敗優勝に王手をかけた。 22日にアタランタとのヨーロッパリーグ(EL)決勝を控える中、シャビ・アロンソ監督はベンチスタートのジャカ、ヴィルツを除く主力を起用し、偉業達成を狙った。 立ち上がりからボールを握って押し込むレバークーゼンは、思わぬ形から得たファーストチャンスをいきなりゴールに結びつける。 12分、相手のビルドアップに強い圧力をかけると、アドリがボックス内でボールの処理をもたついたGKコウベクからボール奪取。そして、ボックス中央でプレゼントパスを受けたボニフェイスが難なく無人のゴールへ流し込んだ。 幸先よく先制に成功したホームチームは、徐々に前へ出てきた相手の攻撃を撥ね返しながら危なげなくゲームをコントロール。すると、前半半ばには2点目を奪い切る。 27分、左CKの二次攻撃からボックス右のターが右足シュートを放つと、ゴール前でDFに当たってこぼれたボールをアンドリッヒが技ありのバックヒールで流し込んだ。 この2点目で無敗優勝に大きく近づいたレバークーゼンは、引き続きボールを動かして主導権を握りながらアンドリッヒのミドルシュートやフリンポンやホフマンの仕掛けでチャンスも創出。相手に決定機を与えることなく前半を終えた。 後半も同じメンバーで臨んだホームチームはホフマンのミドルシュートでいきなりゴールに迫るなど、押し込む入りに。だが、時間の経過と共にアウグスブルクに押し返されると、62分には中盤でのボールロストからアルネ・マイヤーのスルーパスに抜け出した18歳MFコムルにブンデスリーガ初ゴールを決められる。 これで1点差に迫られたことに加え、主力のプレータイムコントロールの意図もあったか、シャビ・アロンソ監督はシックやヴィルツ、ジャカ、インカピエとフレッシュな選手を投入。ここから攻撃のギアを上げると、アンドリッヒやジャカが際どいシュートでGKコウベクにファインセーブを強いる。さらに、78分にはボックス左で仕掛けたヴィルツがGKを抜きにかかるが、ここはコウベクの見事なリカバリーに遭う。 その後は守護神フラデツキーの好守で幾つかのピンチを凌ぎつつ、3点目を狙う攻撃陣が再三の際どいシュートを浴びせかけたが、圧巻のパフォーマンスを見せた相手GKコウベクを前に三度ゴールネットを揺らすまでには至らず。 それでも、このまま2-1で勝ち切ったレバークーゼンが今季28勝目を挙げてブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成。これで公式戦無敗記録を「51」に更新したシャビ・アロンソのチームは、22日にダブリンで行われるEL決勝のアタランタ戦で今季2冠目を狙う。 <span class="paragraph-title">【動画】レバークーゼンがシーズン無敗優勝を達成!大歓声のトロフィーリフト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YCyrOpkANJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 00:37 Sun

【ブンデス最終節プレビュー】王者レバークーゼン、ブンデス史上初の無敗優勝なるか

前節は王者レバークーゼンが10人となったボーフムを一蹴し、公式戦50戦無敗とした。迎える最終節、無敗優勝を懸けてレバークーゼン(勝ち点87)は10位アウグスブルク(勝ち点39)と対戦する。 前節ボーフム戦、15分に退場者を出したボーフム相手に5ゴールを挙げ、危なげない勝利としたレバークーゼン。無敗記録を更新した中、翌水曜にはヨーロッパリーグ決勝を控えるが、史上初のブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げることはできるか。 14位ボーフム(勝ち点33)、15位マインツ(勝ち点32)、16位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)、17位ケルン(勝ち点27)の4チームが絡む残留争いでは、残留プレーオフに回る16位に後退したウニオンが、EL出場権獲得を目指すMF堂安の8位フライブルク(勝ち点42)と対戦する。 ウニオンは前節ケルンとの残留争い直接対決を最終盤の2失点で痛恨の逆転負け。16位に後退して自動降格の危機にある。17位ケルンとは勝ち点差が3、得失点差が3あるが、ケルンがハイデンハイムに勝利してウニオンがフライブルクに敗れればその差は一気に詰まる。前節の敗戦で流れが変わった可能性があるが、ウニオンは踏ん張れるか。 対するフライブルクは前節ハイデンハイム戦、堂安のキャリアハイとなる今季6ゴール目で先制するも1-1のドロー。シュトライヒ監督が今季で退任する中、ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。7位までに与えられることが濃厚なEL出場権確保へ、最終節を勝利で締めたい。 王者レバークーゼンの前に粉砕された14位ボーフム(勝ち点33)は11位ブレーメン(勝ち点39)と対戦。引き分けで残留決定となる中、レバークーゼン戦で退場者のあおりを受けて早々に交代となったFW浅野の爆発に期待したい。 そしてCL決勝に進出したドルトムントに3発快勝とした15位マインツ(勝ち点32)は12位ヴォルフスブルク(勝ち点37)と対戦。最終節を前に残留圏内に浮上したマインツはウニオンとの得失点差が12あることから引き分ければ残留確実という状況。ドルトムント戦の勢いを持続できれば降格は免れそうだ。 2位死守を目指すバイエルン(勝ち点72)はEL出場権確保を狙う7位ホッフェンハイム(勝ち点43)と、2位浮上を目指す3位シュツットガルト(勝ち点70)は残留を決めたDF板倉の13位ボルシアMG(勝ち点34)と対戦。 来月1日に行われるCL決勝への調整がメインの5位ドルトムント(勝ち点60)は最下位ダルムシュタット(勝ち点17)と対戦し、今季で引退する6位フランクフルト(勝ち点46)のレジェンド長谷部のラストマッチは4位ライプツィヒ(勝ち点64)との上位対決となっている。 ◆ブンデスリーガ最終節 ▽5/18(土) 《22:30》 ドルトムントvsダルムシュタット ウニオン・ベルリンvsフライブルク レバークーゼンvsアウグスブルク フランクフルトvsライプツィヒ ヴォルフスブルクvsマインツ ホッフェンハイムvsバイエルン ブレーメンvsボーフム シュツットガルトvsボルシアMG ハイデンハイムvsケルン 2024.05.18 12:00 Sat

MLS行き望むナチョはレバークーゼンも拒否? 渡米に向け水面下で奮闘中

レアル・マドリーのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)はアメリカ行きに焦点を絞っているようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 ユース時代から在籍したマドリーを今シーズン限りで去るとみられているナチョ。すでに首脳陣には退団の意思を伝え、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)やサウジアラビアのサウジ・プロ・リーグ参戦が選択肢にあると言われている。 そんなナチョに対しては、ブンデスリーガ初制覇を果たしたレバークーゼンも興味を示していたとのこと。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の戦いにも備えたいクラブは、経験豊富なベテランDFに接触を図ったというが、マドリー以外ではトップレベルでプレーするつもりのないナチョに断られたという。 ヨーロッパの第一線にとどまるつもりのないナチョが特に望んでいるのは、サウジアラビアではなくアメリカ行きとのこと。しかし、マドリーと同程度の給与を望んでいることが移籍の障壁になっているという。 MLSでは各チーム最大3枠の特別指定選手を除くサラリーキャップ制限が存在。リーグ全体で80人存在する特別指定選手のうち、センターバックの選手でその枠を埋めているのはわずか5人だという。 そもそも現時点で枠が空いているのはCFモントリオールとニューヨーク・レッドブルズ、ロサンゼルスFC(LAFC)の3クラブのみ。LAFCにはミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(37)が加わることが発表されたばかりだ。 特別指定選手契約以外で高給をもらう策、もしくは特別指定選手枠を空けるための策も他に存在するが、すんなりと解決しないことは確か。まずはラ・リーガの残り2試合とCL決勝に集中することになるが、自らの望む移籍を実現できるのだろうか。 2024.05.16 18:07 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly