ポステコグルー監督、満身創痍で掴んだ難敵相手の勝利誇る…中盤で輝いた南米2選手を称賛

2024.01.01 07:30 Mon
2023年を勝利で締めくくったポステコグルー監督
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2023年を勝利で締めくくったポステコグルー監督
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、2023年最終戦での勝利を飾ったボーンマス戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
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トッテナムは、12月31日に行われたプレミアリーグ第20節のボーンマス戦を3-1で勝利。2023年最終戦を勝利で締めくくると共に、後半戦を白星スタートした。
2-4の敗戦を喫した前節のブライトン戦から中2日での一戦では、直近6勝1分けの7戦無敗と最も調子が良いチェリーズと対戦。試合を通してはハイインテンシティの相手に押し込まれる時間が長かったが、前半序盤にMFパプ・マタル・サールのゴールで先制に成功。さらに、守勢の後半半ばにFWソン・フンミン、FWリシャルリソンの連続ゴールで一気に引き離すと、MFアレックス・スコットにプレミアリーグ初ゴールを決められてクリーンシートを逃したが、難敵相手に勝負強さを発揮した。

同試合後、公式会見に出席したオーストラリア人指揮官は、ホームで行われた2023年最終戦の勝利を喜ぶと共に、満身創痍の状況ですべてを出し尽くした選手たちを称賛した。

「(良い1年の締めくくりになったか?)そうだね、とても嬉しいよ。今日はあらゆることがちょっとずつあったし、あらゆることがちょっとずつ必要だった。我々のフットボールの一部は良かったが、我々はある程度の回復力と個性を示さなければならず、やはり多大なフィジカル面での努力をしなければならなかった」
「私は今週に入って、自分たちのプレーヤーが全力を尽くし、出場可能なプレーヤーがすべてを出してくれたと言った。同時に我々が努力不足でつまずいているわけではないとも話した。それは確かだ。今日はおそらく現状で最も調子の良いチームを相手にし、我々はブライトン戦でかなりの肉体的負担を負い、休息も彼らより2日少なかった。その状況で我々のプレーヤーが最大限の努力を続けていることは彼ら自身の功績だ」

現在も多くの負傷やサスペンションで主力を欠くなか、この試合では11月末のアストン・ビラ戦で右足首を負傷したMFロドリゴ・ベンタンクールがスタメンで起用されるサプライズがあった。

当初、復帰は最短で1月中旬以降とみられ、直近のブライトン戦も招集外だったウルグアイ代表の起用については選手本人と対話を重ねながら確信を持って起用したと語っている。

「彼はこの一週間我々と一緒にトレーニングをしており、昨日彼と話したところ、自身の状態がとても良いと感じていた。彼からどれだけのことを引き出すことができるかには時間制限があることはなんとなく分かっていた。彼に再びピッチで会えて嬉しかったし、彼はグループ全体に元気を与えてくれた。彼が素晴らしいプレーヤーだからというだけではなく、このグループは最近彼が経験したことを見てきており、その文脈の中で彼は決して失望させなかった。彼は正真正銘の戦士だ」

「現時点でピッチを離れているプレーヤーにとってもどかしいのは、彼らもチームを助けたいと思っており、彼もチームを助けたがっていた。その意味で今日は素晴らしかった。勝利は別として、彼は60分間のプレーを通じてそれができたことを最も喜んでくれているはずであり、これからも彼は我々を助けてくれるはずだ」

また、ポステコグルー監督はMFデヤン・クルゼフスキをサスペンションで欠いたなか、その代役を担い2アシストを記録したMFジオバニ・ロ・チェルソを称賛。さらに、アフリカ・ネーションズカップとアジアカップで主力3人が離脱する今後の戦いにおける、さらなる貢献を期待している。

「ジオは素晴らしかった。ここ2~3週間、彼はとても調子がよかった。負傷者や欠場者が多く、我々のグループ内の全員が必要となり、新たに加わってきた全員がステップアップしてきた。今日のジオはとても良かった。仕事量だけでなく、オン・ザ・ボールのクオリティも見て取れた。彼のパスとソニー(ソン・フンミン)へのスルーパスは素晴らしかった」

「我々は今日彼を必要としていたし、今後も彼が必要になる。なぜなら、ソニーが去り、ビス(ビスマ)も去り、パプも去ってしまうからだ。だから、彼は良い貢献者だと思った」

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マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、勝利に貢献した同僚を称えた。クラブ公式サイトが伝えている。 ハーランドは14日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のトッテナム戦で先発。勝たなければ連覇が難しくなる状況の中、チームはチャンスを作りながらも得点を奪えずハーフタイムへ。しかし後半開始早々、ハーランドのゴールで先制するとその後は負傷交代のエデルソンに代わって急遽の出場となったシュテファン・オルテガがビッグセーブを連発。リードを保った状態で後半アディショナルタイムにはハーランドがPKを確実に決めて突き放し、2-0で勝利した。 この勝利で、今週末のプレミアリーグ最終節に勝利すれば無条件で優勝が決まる状況となったシティ。2ゴールで勝利に貢献したハーランドだが、試合後にはオルテガがこの試合最高の選手だったと称え、残る1試合への意気込みを述べている。 「今日はエデルソンも素晴らしかったと思う。ただ、オルテガがマン・オブ・ザ・マッチだ。言葉もないよ。彼は信じられないほど素晴らしく、とても良い奴でもある。僕は彼の活躍が嬉しい」 「チームは素晴らしいメンタリティを持っていると思う。試合ごとに集中しているし、今はリラックスして次の試合に集中しなければならない。少し緊張はあったけど、それは普通なことだろう。誰もが多くの感情を抱いていたんだ。この状況をみんな知っているが、あまり考え過ぎず、やるべきことに集中して勝つだけさ」 「僕たちは勝利を目指してここに来て、そして白星を掴んだんだ。これからもあまり考え過ぎず、次の試合に集中していきたいね。みんなで力を合わせ、シーズンを終わらせたい」 2024.05.15 10:30 Wed

「あと1試合勝たなければ」前人未到の4連覇に王手、グアルディオラ監督は最終節まで気を抜かない「まだ終わっていないことは分かっている」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦の勝利を振り返理、4連覇へ意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 14日、プレミアリーグ第34節延期分でシティはアウェイでトッテナムと対戦した。 1試合消化が少ない状況で首位のアーセナルを勝ち点差1で追いかけているシティ。勝利すれば最終節を残して首位に浮上することが可能。自力優勝のチャンスを残したい一戦となった。 プレッシャーもかかるなか、4位フィニッシュを目指すトッテナムとの一戦は前半こそゴールレスだったが、51分にアーリング・ハーランドのゴールで先制すると、後半アディショナルタイムにもハーランドがPKを決めて0-2で勝利。これでアーセナルを追い抜き、首位に浮上し最終節を迎えることとなった。 大事な試合で大きな勝利を収めたシティ。グアルディオラ監督は結果を喜びながらも、まだ何も終わっていないとし、最終節へ意気込みを語った。 「彼らがロッカールームでとても幸せだったことは嬉しいことだが、彼らもまだ終わっていないことは分かっている」 「追加された祝賀会は見られなかった。彼らは厳しいものになることを完全に理解している」 「人々は難しいと理解した上で、日曜日の15時にエティハド・スタジアムにやって来なければならない。彼らは家族と一緒に訪れ、エネルギーを持ち、隅から隅まで、あらゆる距離感でかち、その試合に勝つ資格を手にしなければならない」 「その試合に勝つだけだ。その可能性を生きるチャンスがあるということは、我々にとってとても幸運なことだ」 最終節は難敵ウェストハム。デイビッド・モイーズ監督のラストマッチとなる試合であり、簡単な試合にはならない。 アーセナルとの勝ち点差は「2」。勝利すれば文句なしだが、引き分け以下に終わり、アーセナルが勝利した場合は逆転優勝を強請ることとなる。 一方で、シティも過去に何度も最終節のドラマを生み出してきたチーム。2021-22シーズンも最終節のアストン・ビラ戦で0-2と劣勢に追い込まれ、リバプールに逆転優勝を明け渡しかけたが、70分以降に3ゴールを記録ししっかり勝利していた。 グアルディオラ監督はリカバリーしてからウェストハム戦のことを考えるとコメント。過去、チームが見せた最後の粘りを信じ、しっかりと優勝を掴みたいとした。 「今は集中してリラックスして、1日休んでリカバーりし、2日で準備をする。感情や難しさの点では、アストン・ビラとの時とかなり似ていると思う」 「私は選手がどうプレッシャーに対処するのかを知っている。試合に残らなければならない。それをやらなければならない」 「明日からウェストハムのことを考え始める。もちろん、アーセナルのような優勝候補を相手に、守るチャンスがあると言うのは喜ばしいことだ」 「我々はアストン・ビラ戦で、2-0で負けていた70分以降の試合に何が起きたかを経験している。我々のクラブの最も有名なゴール、セルヒオ・アグエロがQPR戦の93分20秒に決めたものだが、90分を過ぎた時点で、我々は1-2で劣勢だった」 「今度はマイケル・アントニオ、ジェームズ・ウォード=プラウズとの対戦となり、セットプレーを考えて完璧に集中する。タイトルを守るためには、あと1試合勝たなければならない」 「今シーズンはケビン・デ・ブライネが半年離脱、アーリングが離脱という3冠を達成した後に問題を抱えたが、それでも我々はそこにいる。トレーニング、選手たちのメンタリティ、生き方、考え方には何かがある」 <span class="paragraph-title">【動画】明暗分ける大一番!トッテナムvsシティ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_lnrJU187HQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.15 09:27 Wed
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