C大阪Lが矢形海優の恩返し弾2発などでGS突破に望みつなぐホーム初勝利!マイ仙台は苦境の4連敗に【WEリーグカップ】

2023.09.16 17:05 Sat
©WE LEAGUE
16日、2023-24WEリーグカップグループステージ第4節のセレッソ大阪ヤンマーレディースvsマイナビ仙台レディースがヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのC大阪が3-1で勝利を収めた。

WEリーグ加入初年度ながら2勝1敗と健闘するC大阪と、3連敗中と苦戦が続くマイ仙台。鳥居塚伸人監督と佐々木勇人コーチによる元Jリーガー指揮官対決としても注目を集めた一戦は、ホーム初勝利を目指すC大阪が序盤からボールも主導権も握る。
開始1分も経たないうちに高和芹夏が鋭い一振りを見せれば、8分には脇阪麗奈の左足が左ポストを叩き、4分後には百濃実結香がインターセプトから長い距離を持ち運んで自らフィニッシュ。16分にもショートカウンターから矢形海優にチャンスが訪れるなど、C大阪の攻勢が続く。

押し込む時間が続く中で、C大阪は24分に先制点を奪取。右深い位置から田中智子が上げたクロスをニアで矢形が頭で合わせ、古巣相手に恩返し弾を記録した。

追い掛けるマイ仙台は30分、CKから國武愛美がシュートシーンを迎えると、暑さでC大阪の強度が落ちたこともあり、徐々にプレスを回避。40分には武田菜々子のクロスから、2トップの一角を務める中島依美がヘディングでネットを揺らし、振り出しに戻して前半を終えた。
後半も立ち上げりはC大阪がアグレッシブさを披露し、マイ仙台を突き放す。47分、中盤で受けた中島を2枚で挟んで奪い切ると、ショートカウンターから田中がスルーパスを送り、矢形が勝ち越しゴールを奪取。61分には脇阪麗奈の左CKから筒井梨香がニアで流すようなヘディングを沈め、リードを広げた。

再びのビハインドとなったマイ仙台は飲水タイムをきっかけに反撃の時間を作り、途中出場の廣澤真穂らが積極的に足を振っていくも、点差を詰められないままタイムアップ。

C大阪がホーム初勝利を挙げ、グループステージ突破に望みをつないだ一方、マイ仙台は4連敗と苦しい時間が続いている。

◆WEリーグカップグループステージ第4節
▽9月16日
▼グループA
セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 マイナビ仙台レディース

▽9月17日
▼グループA
三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ
ノジマステラ神奈川相模原 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

▼グループB
アルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUS
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ
AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉
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WEリーグの髙田春奈チェアが、AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)を制した三菱重工浦和レッズレディースを祝福した。 10日、女子サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレ大会として行われたAWCCITの決勝が行われた。 突如として中止が発表されていた試合だったが、競技の結果開催することが決定。浦和の本拠地である駒場スタジアムで開催された。 かつてはなでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)が在籍し、現在はMF田中陽子が所属する仁川現代製鉄レッドエンジェルズ。WKリーグで圧倒的な実績を誇るクラブだ。 試合は仁川が先制するも、浦和が前半のうちに清家貴子、島田芽依のゴールで逆転に成功。そのまま逃げ切り、2-1で勝利し、見事に優勝を果たした。 試合を観戦にも訪れていた髙田チェアが、浦和の優勝にコメントした。 「三菱重工浦和レッズレディースの皆様、AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournamentの優勝、誠におめでとうございます。開催が決まってから短い間に心身のコンディションを整え、日本のチャンピオンとして試合に臨まれる姿は、WEリーグとして誇らしいものでした」 「そして、ファン・サポーターを始め、浦和レッズに関わる全てのステークホルダーの皆様の結集した力は本当に素晴らしいものでした。今シーズンも残りわずかとなりますが、アジアチャンピオンとして、引き続きリーグを盛り上げてくださることを期待しています」 「また、韓国から来日をして試合に臨んでくださった仁川現代製鉄レッドエンジェルズの皆様、素晴らしい試合をありがとうございました。共にアジアの女子サッカーを盛り上げていく仲間との試合を、日本で実現できたことを嬉しく思います。これからもそれぞれのリーグで切磋琢磨し、またレベルの高い戦いが出来る日を楽しみにしています」 「最後に、この決勝の実現に向けて尽力してくださった全ての皆様に感謝いたします。来年始まる本大会が更なる盛り上がりとなるよう、日本の女子サッカーのトップリーグとして、WEリーグもステークホルダーの皆様と共に手をとり、精進して参ります」 2024.05.10 23:10 Fri

浦和が4分間の逆転劇で男子に続いてアジアの頂に! 女子ACLプレ大会で仁川現代を下す【AWCC】

『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)』の決勝が10日に浦和駒場スタジアムで行われ、三菱重工浦和レッズレディースが仁川現代製鉄レッドエンジェルズを2-1で下した。 この決勝進出の2チームが決まりながら、一時中止がアナウンスされたが、各方面からの再考依頼が実り、開催にこぎつけたこの一戦。AFC女子チャンピオンズリーグ2024(女子ACL)のプレ大会となる。 WEリーグで2連覇に迫るなか、アジア女王の称号をかけ、韓国リーグ11連覇中の仁川現代を迎え撃った浦和。仁川現代の田中陽子がサブスタートになるなか、リーグで10戦連発を含む17ゴールで得点ランキング首位の清家貴子らが先発した。 序盤からボールを握り、敵陣に押し上げる浦和だが、13分にバックラインで長嶋玲奈が相手のプレスを受けてボールロスト。イ・ソヒがバイタルエリア右寄りから右足ミドルをゴール左に突き刺し、仁川現代が先制する。 ボールの失い方が悪く、失点の浦和だが、その後も攻め込むと、22分にバイタルエリア中央の伊藤美紀がボックス右のスペースに浮き球パスを出すと、清家がすかさず反応。豪快に右足ボレーで叩き込み、浦和が追いつく。 エースのひと振りで振り出しに戻した浦和は続く26分に右CKのチャンスを獲得。キッカーを務めた塩越柚歩のクロスにニアサイドの島田芽依が頭で合わせると、これがゴール左に吸い込まれていき、一気に逆転してみせる。 4分間で瞬く間に試合をひっくり返した浦和は大半の時間帯を相手陣地で過ごすなか、カウンターからシュートに持ち込まれるシーンもあったが、1点リードをキープ。先制を許した前半だったが、巻き返して折り返す。 後半から高橋はなを投入した浦和は仁川現代がボールを握り返し始めるが、せき止めながら、さらに交代を施すなかで、64分にボックス中央の清家にフィニッシュシーン。だが、GKキム・ジョンミが立ちはだかる。 半ばを過ぎても仁川現代の攻撃をミドルサードで跳ね返し続け、パスでゴールに迫る形を作り出していった浦和は75分にボックス中央に抜け出していった塩越に決定機。シュートまで持っていったが、ゴール右に外す。 88分にも左CKからのキックに大外の石川璃音が合わせていった浦和だが、ここも相手GKの牙城を破れず。さらに、直後の89分にも右CKから清家が右足を振り抜いていったが、惜しくもクロスバーの上に外れてしまう。 後半に入ってゴールを割れずの展開が続いた浦和だが、落ち着いた試合運びで仁川現代に隙を許さず、前半の2ゴールで見事に逆転勝利。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3度の優勝を誇る男子に続き、女子も見事にアジアの頂点に立った。 三菱重工浦和レッズレディース 2-1 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ 【浦和】 清家貴子(前22) 島田芽依(前26) 【仁川現代】 イ・ソヒ(前13) <span class="paragraph-title">【動画】浦和エースの清家貴子が逆転呼び込む右足ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>GOOOOAL<br>赤い稲妻 清家の右足が炸裂<br>\<br><br>AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament 決勝<br> 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ<br> 1-1<br> 22分<br> 清家貴子 ️<br><br> JFATV (YouTube)でLIVE配信中!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E9%87%8D%E5%B7%A5%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#三菱重工浦和レッズレディース</a><a href="https://twitter.com/hashtag/WE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WEリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/weleague?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#weleague</a>… <a href="https://t.co/3jHfw5O6bK">pic.twitter.com/3jHfw5O6bK</a></p>&mdash; WEリーグ|日本女子プロサッカーリーグ (@WE_League_JP) <a href="https://twitter.com/WE_League_JP/status/1788869842600395104?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.10 19:56 Fri
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