高和芹夏 Serika TAKAWA

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 2002年07月23日(21歳)
利き足
身長 158cm
体重 51kg
ニュース
ニュース一覧

首位浦和が11連勝&5連続クリーンシートで連覇に前進! 2位INAC神戸もしっかり勝利で追走【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第18節が2日、3日に行われた。 首位の三菱重工浦和レッズレディースを追いかける2位のINAC神戸レオネッサはホームに5位のちふれASエルフェン埼玉を迎えた。 1試合消化が少ないながらも首位を追いかけるI神戸は負けられない戦いに。試合はI神戸が支配して進んでいく。右サイドを中心に仕掛けると13分、守屋都弥のパスを相手をいなして受けた田中美南がロングシュート。今季7ゴール目が決まりI神戸が先制する。 EL埼玉は耐えながらも攻勢に出るがゴールは奪えず。こう着状態のまま後半に入ると66分には山本摩也の左CKからのクロスを北川ひかるがヘッドで合わせて追加点。78分には守屋がカットインから左足でクロス。これをボックス内で髙瀬愛実がヘディングで合わせて3点目。3-0で勝利を収めた。 前節は大宮アルディージャVENTUに7ゴールを奪った4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ホームに3連勝中の3位アルビレックス新潟レディースを迎えた。 上位対決となったこの一戦。序盤から東京NBが押し込んでいくが、新潟Lの堅い守備の前にゴールを奪えず。それでも前半アディショナルタイムに藤野あおばがドリブルを仕掛けると鈴木陽がつないで、最後は坂部幸菜が決めて東京NBがリードして後半を迎える。 後半はリードしている東京NBが押し込みチャンスを作っていくが、フィニッシュの精度を欠いてしまい追加点が奪えず。新潟Lは70分にパスに抜け出した杉田亜未がGKと一対一となるが野田にながセーブする。それでも80分、FKを獲得した新潟Lは上尾野辺めぐみのクロスをニアで山谷瑠香がフリック。これに三浦紗津紀が飛び込んでネットを揺らした。 終盤に追いついが新潟L。しかし88分、東京NBはPKを獲得すると藤野が中央にシュート。GK平尾知佳は触るもネットを揺らし、東京NBが勝利し勝ち点3を積み上げた。 現在10連勝、首位を走り連覇に向かっていく三菱重工浦和レッズレディースは、9位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。ホームゲームとなった戦いは、浦和が強さを見せた。 立ち上がり8分にはC大阪がカウンター。田中智子がDFをかわしてGKとの一対一となるが、シュートはクロスバーに嫌われる。 ピンチを凌いだ浦和は34分にビッグチャンス。裏に抜け出した清家貴子が持ち込んでボックス内からシュートもGK山下莉奈がセーブする。しかし、これで得たCKから塩越柚歩のクロスを島田芽依がヘッド。伊藤美紀が触れないものの、そのままゴールに入り、浦和が先制する。 1点リードで迎えた後半は、なかなかこう着状態となる中72分、C大阪はカウンター。矢形海優が持ち出しラストパス。高和芹夏がボックス内で良い形でボールを受けたが、シュートがもたつきネットを揺らせない。 すると85分、浦和はボックス内を遠藤優が仕掛けるとハンドでPKを獲得。これを清家がゴール右にしっかりと沈めて追加点。今季16ゴール目を決め、2-0で浦和が勝利。また一歩連覇に前進した。 その他、7位サンフレッチェ広島レジーナは10位AC長野パルセイロ・レディース相手に2-0で勝利を収めて6位に浮上した。 ◆2023-24WEリーグ第18節 ▽5/2(木) INAC神戸レオネッサ 3-0 ちふれASエルフェン埼玉 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 アルビレックス新潟レディース ジェフユナイテッド千葉レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 ▽5/3(金・祝) 大宮アルディージャVENTUS 0-0 マイナビ仙台レディース 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース サンフレッチェ広島レジーナ 2-0 AC長野パルセイロ・レディース ◆順位表(第18節終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点50/+35/19試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点43/+26/18試合) 3位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+10/19試合) 4位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点36/+24/18試合) 5位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-5/18試合) 6位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22/-1/18試合) 7位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点22/-13/18試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点18/-6/18試合) 9位:マイナビ仙台レディース(勝ち点16/-17/18試合) 10位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15/-12/18試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-15/18試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6/-26/18試合) 2024.05.03 22:55 Fri

再開初戦はマイ仙台がC大阪に逆転勝ち!育成出身のホープ・遠藤ゆめが決勝PK弾【WEリーグ】

2日、2023-24 WEリーグ第8節のマイナビ仙台レディースvsセレッソ大阪ヤンマーレディースがユアテックスタジアム仙台で行われ、ホームの仙台が2-1で逆転勝ちを収めた。 2カ月のウインターブレイクを終え、今週末から再開するWEリーグ。ここまで2勝5敗と、11位からの立て直しを図るマイ仙台に対し、参入初年度ながらも3勝1分け3敗の6位と、健闘を見せるC大阪が顔を合わせた。 C大阪は今冬に海外移籍を果たした小山史乃観に加え、米田博美や中谷莉奈がAFC U-20女子アジアカップへ向けたU-20日本女子代表に招集されているため、最終ラインの顔ぶれが変わったためか、序盤はマイ仙台の攻勢が続き、廣澤真穂らがフィニッシュを見せる。 時間と共にボールも上がり、徐々に押し返し始めたC大阪は32分、古巣対戦となる矢形海優が対角のロングフィードを収めて左ポケットから狙うが、GK松本真未子が好セーブを披露。マイ仙台も38分にカーラ・バウティスタの右足ミドルがクロスバーを直撃するなど、両者無得点で前半を終えた。 折り返しての後半直後、試合を動かしたのはC大阪。ドリブラーの百濃実結香が右サイドを深くえぐってゴールラインギリギリから折り返すと、混戦となってのこぼれ球を矢形が粘ってつなぎ、最後は高和芹夏が蹴り込んでWE初ゴールをマークした。 先制を許したマイ仙台は68分にも窮地を迎えたが、GK松本が再びのファインセーブ。ただ。こぼれ球を処理したキャプテン・國武愛美が足を痛め、ここまで全試合フル出場中だったが、プレー続行不可となるアクシデントに見舞われる。 それでもマイ仙台は75分、途中出場・佐々木美和のアーリークロスに廣澤が合わせて試合を振り出しに戻すと、81分にはこちらも途中出場、遠藤ゆめが左ポケットで脇阪麗奈に倒されてPKを獲得。これを18歳MF自ら左隅へ沈め、逆転に成功する。 最終盤の連続CKもしのぎ切ったマイ仙台。『復興応援ユニフォーム』を着用してゲームで、今季ホーム初勝利を手にした。 一方のC大阪は、和田麻希が初先発、インドネシア女子代表ザーラ・ムズダリファや、今季東京国際大学から加入の中西ふうがWEリーグ初出場と、新たな戦力もお目見えしたが、リーグ戦2試合ぶりの黒星となった。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】廣澤真穂、遠藤ゆめのゴールでマイ仙田がC大阪に逆転勝ち!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GCqZh9MlTh0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.02 17:58 Sat

逆転勝ちのI神戸が暫定首位!北川ひかるの加入後初得点などでC大阪との初の関西ダービー制す【WEリーグ】

23日、2023-24 WEリーグ第6節のINAC神戸レオネッサvsセレッソ大阪ヤンマーレディースがノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームのI神戸が3-1で勝利を収めた。 3勝2分けと無敗で2位につけるI神戸と、2勝1分け2敗と7位のC大阪によるWEリーグ初の関西勢対決。"BATTLE OF KANSAI"と銘打たれて催された一戦は、C大阪はカットインから高和芹夏、I神戸は高い位置でのボール奪取から成宮唯と、立ち上がりから両者積極的に足を振る。 I神戸は3バックと中盤のダイヤモンドを組み合わせた[3-6-1]を敷き、中と外を使い分けた攻撃で次第に主導権を掌握。9分には、守屋都弥の左足での折り返しに増矢理花が頭で狙い、25分にはこぼれ球に反応した成宮がペナルティアーク左から右足で狙うも、GK山下莉奈がはじき出す。 なかなかシュートシーンを作れなかったC大阪は29分、初先発となった1期生・玉櫻ことのを下げて、和田麻希を投入。この交代が流れを変えた。 33分、左ポケットへのスルーパスに和田が反応すると、一度は土光真代に体を入れられたが、奪い返してファウルを誘発。PKを獲得する。だが、左を狙った和田のキックは初代WEリーグMVP・GK山下杏也加に読み切られた。 それでも直後の35分にC大阪が試合を動かす。ペナルティアーク内左から田中智子が右足を振ると、シュートはバーに当たり、跳ね返りを荻久保優里がヘッド。至近距離でのシュートをGK山下杏也加がファンブルし、こぼれ球を小山史乃観が蹴り込んだ。 恩返し弾で先手を取られたI神戸は43分、天野紗の左足ミドルがクロスバーを叩くなど、好機はあったがビハインドのまま前半を終えたが、後半頭の2枚替えで反撃を目論むと、61分に同点に追い付く。 セカンドボールに反応した竹重杏歌理の左足シュートはジャストミートせずにゴール前へ高く浮き上がるが、GK山下莉奈は飛び出してきた髙瀬愛実が気になったか、飛びながら胸元に収めようとするも、キャッチし損ねて後逸。自らのゴール内にこぼしてしまった。 試合を振り出しに戻したI神戸はさらに67分、北川ひかるがカットインから右足でショートバウンドの速いインスイングのクロスを送ると、中の守屋は触われなかったが、GKの伸ばした手も届かず、そのままゴール右隅に吸い込まれた。 一気呵成の攻撃でスコアをひっくり返したI神戸は以降もチャンスを量産。試合終了間際には髙瀬が自ら獲得したPKを沈めて勝負あり。I神戸が逆転勝ちを収め、暫定首位に浮上している。 INAC神戸レオネッサ 3-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【I神戸】 竹重杏歌理(61分) 北川ひかる(67分) 髙瀬愛実(90+1分) 【C大阪】 小山史乃観(35分) <span class="paragraph-title">【ハイライト】WE初の関西ダービーはI神戸がC大阪に逆転勝ち</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="egydM4zAIzI";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.23 16:15 Sat

C大阪Lが矢形海優の恩返し弾2発などでGS突破に望みつなぐホーム初勝利!マイ仙台は苦境の4連敗に【WEリーグカップ】

16日、2023-24WEリーグカップグループステージ第4節のセレッソ大阪ヤンマーレディースvsマイナビ仙台レディースがヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのC大阪が3-1で勝利を収めた。 WEリーグ加入初年度ながら2勝1敗と健闘するC大阪と、3連敗中と苦戦が続くマイ仙台。鳥居塚伸人監督と佐々木勇人コーチによる元Jリーガー指揮官対決としても注目を集めた一戦は、ホーム初勝利を目指すC大阪が序盤からボールも主導権も握る。 開始1分も経たないうちに高和芹夏が鋭い一振りを見せれば、8分には脇阪麗奈の左足が左ポストを叩き、4分後には百濃実結香がインターセプトから長い距離を持ち運んで自らフィニッシュ。16分にもショートカウンターから矢形海優にチャンスが訪れるなど、C大阪の攻勢が続く。 押し込む時間が続く中で、C大阪は24分に先制点を奪取。右深い位置から田中智子が上げたクロスをニアで矢形が頭で合わせ、古巣相手に恩返し弾を記録した。 追い掛けるマイ仙台は30分、CKから國武愛美がシュートシーンを迎えると、暑さでC大阪の強度が落ちたこともあり、徐々にプレスを回避。40分には武田菜々子のクロスから、2トップの一角を務める中島依美がヘディングでネットを揺らし、振り出しに戻して前半を終えた。 後半も立ち上げりはC大阪がアグレッシブさを披露し、マイ仙台を突き放す。47分、中盤で受けた中島を2枚で挟んで奪い切ると、ショートカウンターから田中がスルーパスを送り、矢形が勝ち越しゴールを奪取。61分には脇阪麗奈の左CKから筒井梨香がニアで流すようなヘディングを沈め、リードを広げた。 再びのビハインドとなったマイ仙台は飲水タイムをきっかけに反撃の時間を作り、途中出場の廣澤真穂らが積極的に足を振っていくも、点差を詰められないままタイムアップ。 C大阪がホーム初勝利を挙げ、グループステージ突破に望みをつないだ一方、マイ仙台は4連敗と苦しい時間が続いている。 ◆WEリーグカップグループステージ第4節 ▽9月16日 ▼グループA セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 マイナビ仙台レディース ▽9月17日 ▼グループA 三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ ノジマステラ神奈川相模原 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ▼グループB アルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUS 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.09.16 17:05 Sat

INAC神戸、W杯組復帰で今季初勝利! C大阪は2勝目、ベレーザは大宮Vと引き分け3連勝ならず【WEリーグカップ】

10日、2023-24WEリーグカップグループステージ第3節の3試合が各地で行われた。 グループAでは1勝1分のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが1勝1敗のセレッソ大阪ヤンマーレディースを迎えて対戦した。 今季からWEリーグに参入したC大阪を迎えた千葉L。先輩として力を見せたいところだったが、先にゴールを奪ったのはC大阪だった。 35分、相手ボックス付近で波状攻撃を仕掛けていると、こぼれ球を拾った高和芹夏がボックス手前から右足を振り抜く。ライナー性の鋭いミドルシュートがゴールへ。手前でワンバウンドしたシュートをGK清水栞がキャッチできずにファンブル。これを、小山史乃観が見逃さずに蹴り込み、C大阪が先制する。 C大阪の波状攻撃を耐えていた中で、手痛いミスから失点してしまった千葉L。すると、0-1で迎えた74分にはセットプレーから失点。ボックス左からのFKを脇阪麗奈がクロス。ファーサイドで千葉Lの蓮輪真琴とC大阪の荻久保優里が競り合うと、こぼれ球を途中出場の白垣うのが詰めて、2点目をゲット。そのまま0-2でC大阪が勝利した。 これにより、グループAは3位にC大阪が浮上。千葉Lは追い抜かれて4位となった。 グループBは2連敗中のINAC神戸レオネッサが、ホームにちふれASエルフェン埼玉を迎えた試合。新監督を迎え、選手も入れ替わったINAC神戸は、DF守屋都弥、DF三宅史織、FW田中美南の女子W杯組が今季初出場。また、GKも開幕から2試合務めた戸梶有野里から船田麻友に変更した。 新たなことにもチャレンジしているINAC神戸。前半からピンチを迎えるも、三宅、守屋、田中と3人でゴールまで迫るシーンを作っていく。 すると0-0のまま迎えた45分、左サイドでボールを持った北川ひかるが仕掛けると、インサイドにいた増矢理花へ横パス。増矢はボックス手前から右足を一閃。鋭いシュートがゴール右に決まり、INAC神戸が先制する。 前半のうちにリードを奪ったINAC神戸。後半はEL埼玉の瀬戸口梢がクロスバー直撃のFKを放つなど、ピンチを迎えるが、田中を中心に相手ゴールに圧力をかけていくことに。ゴールこそ生まれなかったが、1-0で逃げ切り、今季初勝利を記録した。 また、大宮アルディージャVENTUSvs日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合は、1-1の引き分けに終わった。 1勝1敗の大宮VENTUSと2連勝中のベレーザの試合。大宮はGKスタンボー華、DF鮫島彩が今季初出場。ベレーザもGK野田になが初出場を果たしている。 試合は前半はゴールレスで終えると、後半に入り大宮VENTUSが先制。52分、GKからスタートすると、船木里奈のスルーパスに抜け出した井上綾香がそのまま独走。GKの位置をよく見て沈めていく。 先制を許したベレーザだったが、62分に反撃。藤野あおばのクロスはクリアされるも、村松智子がヘディングで前線へ。これを山本柚月が競るとと、ボックス内でうまく受けた土方麻椰が右足で蹴り込み、ベレーザが同点に追いつく。 その後は互いに譲らず。1-1のドローに終わった。 ◆WEリーグカップグループステージ第3節 ▽9月10日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 大宮アルディージャVENTUS 1-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽9月9日 ▼グループA マイナビ仙台レディース 0-3 三菱重工浦和レッズレディース サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ノジマステラ神奈川相模原 ▼グループB アルビレックス新潟レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース 2023.09.10 20:58 Sun

W杯メンバー不在の浦和Lはドロー…植木理子2得点のベレーザが白星発進!新規参入C大阪はプロ初陣で快勝【WEリーグカップ】

26日、2023-24WEリーグカップ グループステージ 第1節の4試合が各地で行われた。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のなでしこジャパンメンバーや、今季から新規参入したセレッソ大阪ヤンマーレディースの戦いなどに注目が集まった開幕戦。 昨季のカップ戦覇者、三菱重工浦和レッズレディースは浦和駒場スタジアムにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた。 女子W杯2023に出場した浦和の猶本光、清家貴子、高橋はな、石川璃音、千葉Lの千葉玲海菜は会場でともに報告会を行ったものの、試合ではメンバー外に。その中で浦和は昨季リーグMVPの安藤梢がこの日もセンターバックを務め、INAC神戸レオネッサから加入した注目の伊藤美紀は[4-2-3-1]のトップ下で先発した。 他方、スペイン人のイスマエル・オルトゥーニョ・カスティージョ氏を新たにコーチへ招へいした千葉Lは、10分に大澤春花の右足がクロスバーを叩く。遠藤優のミドルに対するヘディングクリアが自陣のネット揺らす不運な形で17分に先制を許したが、1分後にはショートカウンターから大澤が足の長い同点弾を奪取。その3分後には左サイドからの斜めのパスを大澤がスルーし、背後から顔を出した鴨川実歩がGKとの一対一を制してあっという間に試合をひっくり返す。 ビハインドとなった浦和は徐々にボールを握り始めると、前半の終了間際に遠藤のクロスから伊藤の加入後初ゴールが生まれて同点に。折り返した後半には横浜F・マリノスの角田涼太朗を兄に持つ18歳のボランチ角田楓佳、20歳のFW西尾葉音とフレッシュな面々がピッチに立ち、19歳の高塚映奈がWEデビューを飾る。千葉Lも途中出場が攻撃を活性化し、互いにチャンスを量産したものの、新たなゴールは生まれず。激しい攻め合いとなった一戦は、2-2の引き分けに終わった。 今季からWEリーグへ新規参入する超育成型クラブのC大阪は、アウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦した。 18分、古巣復帰した矢形海優がCKの混戦から蹴り込み、チームの記念すべきWEリーグカップ初ゴールかと思われたが、直前のハンドを取られて得点は認められなかった。それでも、37分には正真正銘の初ゴールを記録。相手守備のミスを突いた田中智子のプレゼントパスから高和芹夏がネットを揺らすと、67分にもハイプレスでまたもN相模原守備陣のミスを誘発し、宮本光梨が追加点を挙げる。 守備陣も大きな破綻なく90分を終え、プロ参入後の記念すべき初陣で快勝を収めている。 田中桃子、藤野あおば、植木理子のなでしこ勢3選手が先発した日テレ・東京ヴェルディベレーザは、AC長野パルセイロ・レディースは味の素フィールド西が丘に迎えた。 東京NBは31分、植木が自らボックス内右へ持ち運んでからの対角への右足シュートを流し込む貫録の一撃で先制に成功。だが、後半は選手交代を駆使したAC長野に押し込まれる時間もあり、好機も生かし切れず最少点差でゲームが推移する。 それでも、88分に植木が待望の追加点を挙げると、90+2分に伊藤めぐみに1点を返されながらも、薄氷の勝利。新指揮官同士の対決は松田岳夫監督に軍配が上がった。 サンフレッチェ広島レジーナは新加入の市瀬千里や髙橋美夕紀、松本茉奈加のゴールなどで、宮澤ひなたの海外移籍が報じられたマイナビ仙台レディースに4-1で勝利。ホームで白星スタートを切っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第1節 ▽グループA ▼8月26日 三菱重工浦和レッズレディース 2-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース サンフレッチェ広島レジーナ 4-1 マイナビ仙台レディース ▽グループB ▼8月26日 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 AC長野パルセイロ・レディース ▼8月27日 大宮アルディージャVENTUS vs INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.08.26 20:25 Sat
もっと見る>