同僚も不満抱くブルーノ・フェルナンデスの振る舞い…今夏の正キャプテン就任にも影響?

2023.03.07 15:39 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの振る舞いに、チームメイトも不快感を覚えているようだ。
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ブルーノ・フェルナンデスは5日にアンフィールドで行われたプレミアリーグ第26節のリバプール戦で先発。今季の両者のパフォーマンスから戦前はユナイテッド有利と見られていたが、蓋を開けてみるとホームの声援を受けて勢いに乗るリバプールを最後まで全く止められず、0-7の歴史的大敗を喫した。
試合後には出場した選手ほぼ全員が厳しい評価を受けることになったが、特にキャプテンマークを巻いていたブルーノ・フェルナンデスには批判が集中。本来チームを引っ張るべき存在でありながら、ふてくされた態度で守備を放棄したり、胸を押されると大げさに顔を覆って倒れたりする姿がSNS上で拡散されると、厳しい声が相次いだ。

イギリス『デイリー・メール』によると、こうした振る舞いを見せるブルーノ・フェルナンデスに対しては、ファンだけでなく同僚の選手たちもいら立ちを募らせている模様だ。DFラファエル・ヴァランが試合終了後にファンへせめてもの挨拶をすべきだと主張したのに対し、いち早くロッカルームへ戻ろうとした姿も不信を買ったという。

今夏には正キャプテンであるDFハリー・マグワイアに退団の可能性があり、その後任の最有力候補とされていたブルーノ・フェルナンデス。しかし、クラブ上層部も主将の器を備えているかに疑いを持ち始めていると報じられており、リバプール戦は今後のキャリアに大きく影響する試合になったかもしれない。


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