相馬がW杯へ勢いに乗る劇的弾!名古屋が守護神キム・ジンヒョン退場のC大阪破る【明治安田J1最終節】
2022.11.05 17:53 Sat
明治安田生命J1リーグ最終節のセレッソ大阪vs名古屋グランパスが5日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、0-1でアウェイの名古屋が勝利を収めた。
前節、京都サンガF.C.を相手にゴールレスドローに終わった4位のC大阪は、勝利すれば他会場の結果次第でアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位フィニッシュの可能性がある。得失点差の面では多くのゴールを求められる中、2トップの一角として18歳の北野が第3節以来のスタメンとなった。
対する8位の名古屋は前節、FC東京に2-1で勝利。カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバーに選出された相馬は、この一戦でも左ウィングバックの位置で先発となった。
立ち上がりは両チームとも中々シュートを打てない時間が続いたが、15分にホームのC大阪が大きなチャンスを迎える。中原のスルーパスで裏のスペースに抜け出した加藤が、フリーの状態でボックス右から右足のシュート。しかし、これは相手GKのファインセーブに遭う。
ポゼッションを高めながら攻めるC大阪。21分にはボックス手前右でボールを受けた中原が相手の激しいチェックを受けながらもボールをキープし、最後は中央へカットインして左足を振り抜いたが、枠を捉えなかった。
C大阪は37分、押し込んだ流れからボックス左でボールを拾った舩木が中央へ速いクロスを送ると、一度は相手DFに跳ね返されるも、こぼれ球がボックス内のパトリッキのもとへ。パトリッキは左足でダイレクトに反応したが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
前半をゴールレスで終えた両チーム。後半も立ち上がりは静かな展開となった中、67分に重要な場面が訪れる。マテウスからのロングボールで相馬が相手の最終ラインの裏に抜け出し、名古屋に絶好機。ここでC大阪GKのキム・ジンヒョンがボックスの外に飛び出して処理を試みるも、手でボールを触ってしまったため、レッドカードの判定に。
これで名古屋は数的有利。一方で10人となったC大阪だが、終盤に入って果敢に攻撃を仕掛ける。87分、ブルーノ・メンデスのパスをボックス手前中央で受けた松田が強烈な右足のミドルシュートを放ったが、ゴール左に逸れる。
ゴールレスのまま試合は最終盤を迎え、このままタイムアップかに思われた97分に試合は動く。ゴール前での空中戦のこぼれ球を拾ったマテウスが、ボックス左から浮き球のクロスを供給。酒井のヘディングシュートは相手GKに弾かれるも、セカンドボールに反応した相馬が押し込んだ。
試合は0-1のまま終了し、名古屋がホーム最終戦で白星をゲット。相馬は23日に開幕を迎えるW杯に向けて、勢いがつく決勝点となった。一方、C大阪は4位フィニッシュとなり、ACL出場を逃す結果に終わった。
セレッソ大阪 0-1 名古屋グランパス
【名古屋】
相馬勇紀(後52)
前節、京都サンガF.C.を相手にゴールレスドローに終わった4位のC大阪は、勝利すれば他会場の結果次第でアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位フィニッシュの可能性がある。得失点差の面では多くのゴールを求められる中、2トップの一角として18歳の北野が第3節以来のスタメンとなった。
立ち上がりは両チームとも中々シュートを打てない時間が続いたが、15分にホームのC大阪が大きなチャンスを迎える。中原のスルーパスで裏のスペースに抜け出した加藤が、フリーの状態でボックス右から右足のシュート。しかし、これは相手GKのファインセーブに遭う。
ポゼッションを高めながら攻めるC大阪。21分にはボックス手前右でボールを受けた中原が相手の激しいチェックを受けながらもボールをキープし、最後は中央へカットインして左足を振り抜いたが、枠を捉えなかった。
対して、名古屋は24分に中盤でのボール奪取から速攻へ。最後はボックス内の重廣の後方への落としに走り込んだレオナルドが左足を一閃。だが、こちらも枠に収めきれず。
C大阪は37分、押し込んだ流れからボックス左でボールを拾った舩木が中央へ速いクロスを送ると、一度は相手DFに跳ね返されるも、こぼれ球がボックス内のパトリッキのもとへ。パトリッキは左足でダイレクトに反応したが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
前半をゴールレスで終えた両チーム。後半も立ち上がりは静かな展開となった中、67分に重要な場面が訪れる。マテウスからのロングボールで相馬が相手の最終ラインの裏に抜け出し、名古屋に絶好機。ここでC大阪GKのキム・ジンヒョンがボックスの外に飛び出して処理を試みるも、手でボールを触ってしまったため、レッドカードの判定に。
これで名古屋は数的有利。一方で10人となったC大阪だが、終盤に入って果敢に攻撃を仕掛ける。87分、ブルーノ・メンデスのパスをボックス手前中央で受けた松田が強烈な右足のミドルシュートを放ったが、ゴール左に逸れる。
ゴールレスのまま試合は最終盤を迎え、このままタイムアップかに思われた97分に試合は動く。ゴール前での空中戦のこぼれ球を拾ったマテウスが、ボックス左から浮き球のクロスを供給。酒井のヘディングシュートは相手GKに弾かれるも、セカンドボールに反応した相馬が押し込んだ。
試合は0-1のまま終了し、名古屋がホーム最終戦で白星をゲット。相馬は23日に開幕を迎えるW杯に向けて、勢いがつく決勝点となった。一方、C大阪は4位フィニッシュとなり、ACL出場を逃す結果に終わった。
セレッソ大阪 0-1 名古屋グランパス
【名古屋】
相馬勇紀(後52)
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