「ハンドブレーキをかけているようだ」鈍い立ち上がりのトッテナムに厳しい指摘

2022.10.27 16:31 Thu
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元イングランド代表MFのオーウェン・ハーグリーブス氏が、トッテナムに改善を求めた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
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26日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループD第5節で、スポルティングCPと対戦したトッテナム。勝てば2019-20シーズン以来となる決勝トーナメント進出が決まる試合で先制を許しながらも、MFロドリゴ・ベンタンクールのゴールで同点に。1-1のまま後半アディショナルタイムに突入すると、FWハリー・ケインの劇的な決勝弾はVARで取り消され、そのままドローに終わった。
プレミアリーグで連敗中のトッテナムは、これで公式戦3試合未勝利に。リーグ戦開幕から7試合無敗だった頃の勢いは鳴りを潜めている。

イギリス『BTスポーツ』でスポルティングCP戦を振り返ったハーグリーブス氏は、チームのエンジンのかかりが遅いと指摘。アントニオ・コンテ監督の手腕は評価しつつ、改善すべき点はあると述べた。

「今日の試合を見てほしい。あれが彼らのプレーの仕方であり、コンテの哲学だ。彼はこのやり方で大きな成功を収めてきた。彼がトッテナムにやって来たとき、チームは9位でどこにも行けないような状態だっただろう。それでも彼は、そのチームをCLに出場させた」
「彼らのカウンターはずば抜けているが、前半のプレーはかなり消極的だった。マルセイユはこのスタジアムで素晴らしかったし、フランクフルトもそうだ。もちろん、スポルティングも良かったね」

「後半は良くなったように見えたが、すでに追いかけなければならない状況だ。彼らは最初から攻撃すべきだと思うし、そのための選手も揃っている。スタジアムも前半は静かだったが、後半は選手たちの良いパフォーマンスを受けてエネルギーを貰っていた」

また、同じく『BTスポーツ』に出演したグレン・ホドル氏も、トッテナムの戦術を疑問視。失点をするまでチームが目覚めない状況は、改める必要があると指摘した。

「彼らはプレーを始めるため0-1となる必要があるのかもしれない。立ち上がりはハンドブレーキをかけたような状態でプレーしているようだ。フランクフルト戦もそうだったが、リードを許すと素晴らしいパフォーマンスを見せ始めるね。マルセイユ戦も10人になってからプレーを始め、2ゴールを奪った」

「今日も同じだ。ハーフタイムまで、トッテナムは何をしているんだと頭を抱えていた。このパターンはトッテナムに何度も起きていることだ。それでも彼らは時々試合を取り返すこともあり、今夜もあと少しでそうなるところだった」


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マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦の勝利を振り返理、4連覇へ意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 14日、プレミアリーグ第34節延期分でシティはアウェイでトッテナムと対戦した。 1試合消化が少ない状況で首位のアーセナルを勝ち点差1で追いかけているシティ。勝利すれば最終節を残して首位に浮上することが可能。自力優勝のチャンスを残したい一戦となった。 プレッシャーもかかるなか、4位フィニッシュを目指すトッテナムとの一戦は前半こそゴールレスだったが、51分にアーリング・ハーランドのゴールで先制すると、後半アディショナルタイムにもハーランドがPKを決めて0-2で勝利。これでアーセナルを追い抜き、首位に浮上し最終節を迎えることとなった。 大事な試合で大きな勝利を収めたシティ。グアルディオラ監督は結果を喜びながらも、まだ何も終わっていないとし、最終節へ意気込みを語った。 「彼らがロッカールームでとても幸せだったことは嬉しいことだが、彼らもまだ終わっていないことは分かっている」 「追加された祝賀会は見られなかった。彼らは厳しいものになることを完全に理解している」 「人々は難しいと理解した上で、日曜日の15時にエティハド・スタジアムにやって来なければならない。彼らは家族と一緒に訪れ、エネルギーを持ち、隅から隅まで、あらゆる距離感でかち、その試合に勝つ資格を手にしなければならない」 「その試合に勝つだけだ。その可能性を生きるチャンスがあるということは、我々にとってとても幸運なことだ」 最終節は難敵ウェストハム。デイビッド・モイーズ監督のラストマッチとなる試合であり、簡単な試合にはならない。 アーセナルとの勝ち点差は「2」。勝利すれば文句なしだが、引き分け以下に終わり、アーセナルが勝利した場合は逆転優勝を強請ることとなる。 一方で、シティも過去に何度も最終節のドラマを生み出してきたチーム。2021-22シーズンも最終節のアストン・ビラ戦で0-2と劣勢に追い込まれ、リバプールに逆転優勝を明け渡しかけたが、70分以降に3ゴールを記録ししっかり勝利していた。 グアルディオラ監督はリカバリーしてからウェストハム戦のことを考えるとコメント。過去、チームが見せた最後の粘りを信じ、しっかりと優勝を掴みたいとした。 「今は集中してリラックスして、1日休んでリカバーりし、2日で準備をする。感情や難しさの点では、アストン・ビラとの時とかなり似ていると思う」 「私は選手がどうプレッシャーに対処するのかを知っている。試合に残らなければならない。それをやらなければならない」 「明日からウェストハムのことを考え始める。もちろん、アーセナルのような優勝候補を相手に、守るチャンスがあると言うのは喜ばしいことだ」 「我々はアストン・ビラ戦で、2-0で負けていた70分以降の試合に何が起きたかを経験している。我々のクラブの最も有名なゴール、セルヒオ・アグエロがQPR戦の93分20秒に決めたものだが、90分を過ぎた時点で、我々は1-2で劣勢だった」 「今度はマイケル・アントニオ、ジェームズ・ウォード=プラウズとの対戦となり、セットプレーを考えて完璧に集中する。タイトルを守るためには、あと1試合勝たなければならない」 「今シーズンはケビン・デ・ブライネが半年離脱、アーリングが離脱という3冠を達成した後に問題を抱えたが、それでも我々はそこにいる。トレーニング、選手たちのメンタリティ、生き方、考え方には何かがある」 <span class="paragraph-title">【動画】明暗分ける大一番!トッテナムvsシティ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_lnrJU187HQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.15 09:27 Wed

レーティング:トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第34節延期分、トッテナムvsマンチェスター・シティが14日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽トッテナム採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240515_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ヴィカーリオ 6.5 2失点共に責任なし。3本のビッグセーブで勝ち点への望みを繋ぐ見事な活躍だった DF 23 ペドロ・ポロ 5.5 痛恨のPK献上となったが、それ以外の場面では攻守両面で奮闘した 17 ロメロ 6.0 ドラグシンをサポートしながらほとんどの時間帯でハーランドやフォーデンに仕事をさせず。攻撃面でも良いアクセントを付けた 6 ドラグシン 6.0 大一番でスタメン抜擢。持ち味の守備では対人、カバーリングのいずれも安定。課題のビルドアップの部分でも堅実にプレーした 37 ファン・デ・フェン 5.5 スパーズで初の左サイドバックでの先発起用。守備は対面のベルナルド・シウバのポジショニングもあり無難に対応。ただ、攻撃では立ち位置や連携の部分でなかなか効果的にプレーできなかった MF 22 ブレナン・ジョンソン 5.5 ソン・フンミンへ2度の決定機を演出したが、全体を通してはアカンジやグヴァルディオルにうまく対応された 5 ホイビュア 5.0 自陣で2度の危険なボールロスト。それ以外では正確な対角フィードや粘りの良い守備もあった (→スキップ -) 10 マディソン 5.5 決定的な仕事には至らなかったが、コンディションの向上と共にらしいチャンスメークも見せた (→ムーア -) 次代を担う16歳のビッグタレントがデビュー 30 ベンタンクール 6.0 前半の決定機は逃したが、躍動感あるプレーで攻守に奮闘。出来を考えれば、交代時の激高した振る舞いも許容すべきものだった (→クルゼフスキ 5.5) 相手守備陣に脅威を与えたが、得意の相手に決め切れなかった 7 ソン・フンミン 5.0 後半終盤のビッグチャンスは決めたかった。良い絡みもあったが、ウォーカーにうまく封じられた FW 29 サール 6.0 ゼロトップ起用。足元での収め、賢いオフ・ザ・ボールの動きに加えて守備でも奮闘。難しい役割を見事に果たした (→ロ・チェルソ -) 監督 ポステコグルー 5.5 戦前の言葉通り、あくまで勝ちに行く姿勢を示した。ベンタンクールの交代を除き用兵、采配も冴えていた ▽マンチェスター・シティ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240515_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 31 エデルソン 6.5 前後半に2度の好守を披露。ロメロとの交錯後にプレー続行願うも無念の交代。激高したベンチでの振る舞いも致し方なし (→オルテガ 7.0) 緊急出動でソン・フンミンとの一対一を防ぐなど3度のビッグセーブ。守備面では勝利の立役者に DF 2 ウォーカー 6.5 前半は果敢にハイラインの背後を突いて攻撃の起点に。リード後はソリッドな対応で相手攻撃陣を封じ切った 3 ルベン・ディアス 5.5 不用意なボールロストや集中力の欠如など個人としてはいまひとつな出来に 25 アカンジ 5.5 オルテガに救われる後半終盤の痛恨ボールロストがあったが、それ以外はジョンソンの突破を好守で阻むなど安定したプレーを見せた 24 グヴァルディオル 6.5 2戦連発は逃したが、本職の守備で再三の好守を披露。マイボール時も的確なドライブで局面を変えた MF 20 ベルナルド・シウバ 6.5 先制点の起点に。普段に比べてビルドアップへの貢献を意識しながら守備ではしっかりとハードワークした 16 ロドリ 6.0 中盤制圧には至らなかったが、激しいプレッシャーの中でも水準以上のプレーを見せた。守備でも緩みを見せず 17 デ・ブライネ 6.5 セスク超えのプレミア単独2位の通算112アシスト。相手のソリッドな守備に対して、うまくアクセントを付けた (→ドク 6.5) 値千金のPK奪取。左サイドで質的優位をもたらしてゴールにも迫った 8 コバチッチ 6.0 守備や切り替えの部分ではしっかりと仕事。攻撃面ではなかなか効果的なパスやランニングを出せなかった 47 フォーデン 6.5 前半の決定機は逃したが、2ゴールの起点に。徹底された切り替えや安定したボールキープなどさすがの存在感だった FW 9 ハーランド 6.5 相手守備陣に抑え込まれながらも結果的に2ゴール。さすがの決定力でチームにとっての鬼門でリーグ初ゴールと初勝利に貢献した (→アルバレス -) 監督 グアルディオラ 6.5 予想通り、鬼門初攻略へ苦しい戦いを強いられたが、ハーフタイムの修正と的確な選手交代で前人未踏の4連覇へ王手 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! オルテガ(マンチェスター・シティ) 2ゴールのハーランドやグヴァルディオルの活躍も光ったが、痺れる展開の途中出場で3つのビッグセーブでクリーンシートに貢献した世界最高峰のセカンドGKをMOTMに選出。 トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・シティ】 ハーランド(後6) ハーランド(後46)【PK】 2024.05.15 06:10 Wed

ハーランド2発で鬼門初攻略シティが前人未踏4連覇へ首位奪還! 最終節はホームでハマーズと対戦【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第34節延期分、トッテナムvsマンチェスター・シティが14日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。 破竹のリーグ7連勝で暫定首位のアーセナル(勝ち点86)と1ポイント差の2位でリーグ残り2節を迎えた3連覇中の王者シティ(勝ち点85)。前人未踏の4連覇に向け勝利必須の今節は、リーグ4戦全敗且つ無得点の鬼門攻略を狙った。グアルディオラ監督は4-0で圧勝したフルアム戦から先発1人を変更。アケに代えてウォーカーを復帰させた。 一方、5位のトッテナム(勝ち点63)は、前節のバーンリー戦を2-1の逆転勝利で飾り、連敗を「4」でストップ。アストン・ビラ(勝ち点68)とは暫定5ポイント差と、残り2試合勝利且つ最終節で相手が敗れた場合、逆転でのトップ4フィニッシュが可能となった。勝利が宿敵アーセナル優勝をアシストする複雑な胸中で臨んだ今季ホーム最終戦では先発3人を変更。負傷ビスマの代役にホイビュアを起用したほか、スキップ、クルゼフスキに代えてドラグシン、ベンタンクールを起用。ファン・デ・フェンの左サイドバック、サールのゼロトップ起用という奇策で王者撃破を狙った。 互いに中2日を感じさせないハイインテンシティの入りを見せたが、サールの最前線起用という相手の想定外の布陣で臨んだホームチームが最初に決定機を創出。6分、ホイビュアの対角フィードから右サイドで押し込んだブレナン・ジョンソンの横パスをボックス中央で受けたベンタンクールが左足シュートを枠に飛ばすが、これはGKエデルソンの好守に阻まれた。 一方、シティは時間の経過と共に強度の高いプレスからのショートカウンター、ハイラインの背後を突く攻撃で押し返していく。16分には ボックス内でホイビュアのクリアミスに反応したフォーデンがボックス左から左足のダイレクトボレーを枠に飛ばすが、この至近距離からのシュートはGKヴィカーリオの右手を使った見事なセーブに阻まれた。 1度ずつ決定機を作り合った後は一進一退の展開に。互いに後方から細かくショートパスを繋ぎながら、状況に応じて一発で背後を狙う鋭い縦パスを差し込んで際どいシーンを創出。ただ、相手の集中した守備を前になかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。 睨み合いの展開の中、前半終了間際にはシティに決定機。45分、ボックス左に抜け出したフォーデンの浮き球の折り返しを起点にハーランド、ベルナルド・シウバがボックス内で続けて左足を振るが、ここはDFファン・デ・フェン、DFドラグシンの身体を張った見事なブロックに阻まれた上、オフサイドディレイでフォーデンのオフサイド判定となった。 ホームチームの予想以上の善戦によって堅い展開となった試合はゴールレスで後半に突入。開始直後にはシティがハイプレスでホイビュアのパスをカットし、ボックス中央でベルナルド・シウバの落としに反応したデ・ブライネが鋭い右足反転シュートを枠の右に飛ばす。だが、これはGKヴィカーリオの横っ飛びのセーブに遭う。 守護神2つ目のビッグプレーで失点を回避したトッテナムも直後に決定機。48分、サールの右サイドでのキープからオーバーラップしたジョンソンがグラウンダーの高速クロスを供給。これを大外からニアに走り込んだソン・フンミンがうまくワンタッチで合わせたが、ここは間合いを詰めたGKエデルソンの好守に阻まれた。 よりオープンな展開が続くと、やはりこの時間帯にスコアが動く。51分、カウンターから左サイドを突破したフォーデンのクロスがファーに流れると、ボックス手前右で回収したベルナルド・シウバがポケットを狙うデ・ブライネに繋ぐと、ベルギー代表MFの正確なグラウンダークロスをゴール前に飛び込んだハーランドが左足ワンタッチで押し込んだ。なお、主砲のこのゴールはシティにとって鬼門でのリーグ5戦目での初ゴールとなった。 良い戦いを続けながらも先に失点したトッテナムは直後の55分にベンタンクールを下げてクルゼフスキを最前線に投入。サールが中盤にポジションを下げた。 その後はデ・ブライネ、エデルソンが接触プレーで痛んだことで、試合の流れが途切れると、この間に両ベンチが細かな修正を図る。69分には大事を取ってか、その2選手を下げて控えGKオルテガ、ドクを同時投入。71分にはそのオルテガにいきなり見せ場が訪れ、ゴール右でクルゼフスキが放ったシュートをうまく股を閉じてファインセーブした。 後半半ばから終盤にかけてはリスクを冒して前に出るトッテナムに対して、シティがゲームコントロール優先の試合運びで逃げ切りを図る展開に。その緊迫した状況で86分にはホームチームにビッグチャンス。最後尾のDFアカンジからボールを奪い切ったジョンソンのラストパスに抜け出したソン・フンミンがGKと一対一を迎えるが、右足のシュートはGKオルテガのビッグセーブに阻まれた。 すると、ピンチの後にチャンスあり。この直後にシティが決定的な2点目を奪い切る。90分、フォーデンのダイレクトパスで左サイドに抜け出したドクがボックス内でDFポロに倒されてPKを獲得。ここでキッカーのハーランドが左上隅に鋭いシュートを突き刺した。 その後、10分が加えられたアディショナルタイムも緩みを見せずに冷静に時計を進めたシティが、ハーランド2ゴールで鬼門初攻略を果たし、リーグ8連勝で首位奪還。自力で4連覇を決められる状況となったグアルディオラのチームは、ホーム開催の最終節でウェストハムと対戦する。 一方、宿敵アーセナルのアシスト回避となったトッテナムだが、この敗戦によって来季のCL出場権獲得の可能性が消滅し、アストン・ビラのCL出場が確定した。 2024.05.15 06:02 Wed
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