「失敗して嫌な思いをしたバカ」“噛みつき“愚行のスアレスが自虐も交えて頭突きの後輩・ヌニェスに助言「もっと注目される」

2022.08.19 12:58 Fri
Getty Images
偉大なる先輩が、問題を起こした後輩にしっかりとアドバイスをしていたようだ。
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今夏ベンフィカからクラブレコードとなる最大1億ユーロ(約142億円)の移籍金でリバプールに完全移籍で加入し、大きな期待が寄せられているウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。プレシーズンでは決定機を何度も逸したことで、失格の烙印を押されかけた一方で、徐々にチームにフィットする様子を見せていた。
その中で自身の愚行により一気に評判を落とすことに。15日に行われたプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦で相手DFヨアキム・アンデルセンと小競り合いを起こした末に頭突き。一発退場となった。

この行為はユルゲン・クロップ監督も擁護できず、ヌニェス自身も謝罪していた。

そんなヌニェスだが、リバプール、そしてウルグアイの大先輩であり、同じように過ちを犯したことがあるルイス・スアレスが言及。ウルグアイ『テレムンド』のインタビューで語った。
「ダルウィンが見せているサッカーのレベルは素晴らしく、称賛に値する。今の年齢でリバプールにいることは称賛されるべきだ」

「このステージで楽しみ、力を出し続け、先日の出来事からは学び続けなければいけない」

「というのも、彼はまだスタートしたばかりの駆け出しで、これから2倍も3倍も注目されることを自覚すべきだ」

「ましてやイギリスだから、なおさらだ。失敗して嫌な思いをしたバカが言うんだからね。でも、転んでまた立ち上がることで強くなる。これ以上はダメだ。もっと酷いことになる」

「ダルウィンはよく話を聞く人間だ。その意味で、彼はとても知的だし、大したことではないこの状況を好転させようとしていると思う。僕らはみんな、間違いを犯すし、解雇された人だっている」

「彼はまだ来たばかりだし、今はイギリスにいるということだ。何でもかんでも、大事になる」

スアレスはリバプール在籍時の2012-13シーズン、シーズン終盤のチェルシー戦でDFブラニスラフ・イバノビッチの腕に噛み付く愚行。シーズンの残り4試合と翌シーズンの開幕から5試合の出場停止処分を受けていた。



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