ソン&ケインが共に2GのスパーズがKリーグ選抜に快勝! 天野純は主役のPKお膳立てに直接FK弾《PSM》
2022.07.13 22:11 Wed
トッテナムは13日、プレシーズンマッチ初戦でチームKリーグ(Kリーグ選抜)と対戦し、6-3で勝利した。
韓国のスーパースターであるソン・フンミンの母国凱旋となる今回のプレシーズンツアーでは、厳しい2部練習をこなしつつ、チームKリーグ、セビージャとのフレンドリーマッチを実施。
その初戦に向けては、主役のソン・フンミン、ケインらがベンチスタートとなったほか、遠征帯同の新戦力ではフォースター、ペリシッチ、ビスマがコンディションの問題でクルゼフスキと共に欠場。ただ、スタメンにはこれがデビュー戦となるリシャルリソン、レンタルバックのブライアン・ヒルがその他の昨季主力と共にスタメンに入った。
一方、チームKリーグでは追加招集の天野純はベンチスタートとなり、イ・スンウやGKチョ・ヒョヌ、クォン・チャンフンら韓国代表選手がスタメンに入った。
前半半ばを過ぎて試合はやや膠着したが、伏兵の思わぬ一撃がスコアを動かした。30分、右サイドのブライアン・ヒルとのパス交換から相手陣内のハーフスペースを持ち上がったセンターバックのダイアーがペナルティアーク付近で左足を一閃。強烈なシュートがゴール右上隅を射抜いた。
ゲームキャプテンの鮮烈な一撃で先手を奪ったトッテナムだが、選手交代で勢いを見せ始めたチームKリーグの反撃に遭うと、前半アディショナルタイムにはパロチェビッチが左サイドから浮き球で入れたクロスを、ボックス内のチョ・ギュソンに頭で合わせられ、1-1のタイに戻された。
迎えた後半、ダイアー、サンチェス、リシャルリソン、ルーカスを除く7人のメンバー交代を行ったトッテナムは、GKロリス、ソン・フンミン、ケイン、ホイビュアら主力に加え、サールをピッチに送り出す。
すると、開始直後の47分には右サイドに流れてボールを受けたケインの高速クロスが相手DFのオウンゴールを誘い、勝ち越しに成功する。
52分には一瞬の隙を突かれ、ペナルティアーク付近のフェルトヴァイクにミドルシュートを決められて再び追いつかれるが、直後の54分には中央を持ち上がったケインがペナルティアーク付近で左足のミドルシュートを右下隅に突き刺し、すぐさま勝ち越した。
62分にはヤン・ヒョンジュンに代わって天野が投入されると、その日本人MFが盛り上げ役として大きな仕事を果たした。
まずは67分、ボックス内で不用意なハンドを犯した天野はPKを献上。これをこの日の主役であるソン・フンミンがきっちり決めて、スタジアムはこの試合最大の盛り上がりを見せる。
しかし、相手の見せ場を作りつつ、自身の見せ場を虎視眈々と狙った天野は71分、ボックス手前右の好位置で得たFKの場面で、割れた2枚の壁を正確な左足のシュートで抜くと、これがゴール右下隅に決まった。
以降はエキシビジョンマッチらしいオープンな攻防が続く中、トッテナムに5点目が生まれる。ソン・フンミンの完璧な抜け出しに対して、DFキム・ドンミンがボックス手前で後ろから押し倒してしまい、決定機阻止の一発退場。さらに、このプレーで得たFKの場面でキッカーのケインが壁の下を狙ったシュートがディフレクトし、ゴール左隅に決まった。
その後、若手をピッチに送り込んだトッテナムは数的優位を生かして危なげなく時計を進めていく。さらに、85分には相手DFのミスパスをボックス付近でカットしたソン・フンミンがGKをかわし、ケインに続く2点目を奪取した。
そして、6万4000人以上を集めた白熱の一戦はケイン、ソン・フンミンの両エースの活躍により、トッテナムが6-3の勝利を収めている。
チームKリーグ 3-6 トッテナム
【チームKリーグ】
チョ・ギュソン(45分+2)
フェルトヴァイク(52分)
天野純(71分)
【トッテナム】
ダイアー(30分)
オウンゴール(47分)
ケイン(54分、75分)
ソン・フンミン(68分[PK]、85分)
◆チームKリーグ(前半)
GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
DF:パク・サンウク(浦項)、チョン・テウク(大邱)、ブルトハイス(水原三星)、キム・ジンス(全北現代)
MF:キム・デウォン(江原FC)、パロチェビッチ(FCソウル)、イ・スンウ(水原FC)[→ヤン・ヒョンジュン(江原FC)]、ペク・スンホ(全北現代)、クォン・チャンフン(金泉尚武)[→フェルトヴァイク(水原FC)]
FW:チョ・ギュソン(金泉尚武)
◆チームKリーグ(後半)
GK:キム・ヨングァン(城南FC)
DF:パク・サンウク(浦項)[→キム・ドンミン(仁川)]、イ・ミュンジュ(仁川)、キム・ジス(城南FC)、イ・キジェ(水原三星)
MF:ジェルソ・フェルナンデス(済州ユナイテッド)、ジョー・ミンキュ(済州)、ヤン・ヒョンジュン(江原FC)[→天野純(蔚山現代)]、シン・ジンホ(浦項)、クフェルトヴァイク(水原FC)[→チョ・ヨンウク(FCソウル)]
FW:キム・ジンヒョク(大邱)
◆トッテナム
GK:オースティン[→ロリス]
DF:ロメロ[→タンガンガ]、ダイアー[→ホワイト]、ダビンソン・サンチェス[→セイヤーズ]
MF:エメルソン[→ソン・フンミン]、ベンタンクール[→サール]、スキップ[→ホイビュア]、セセニョン[→ドハーティ]
FW:ルーカス・モウラ[→ウォルコット]、リシャルリソン[→パロット]、ブライアン・ヒル[→ケイン]
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2021-22シーズンのプレミアリーグを4位でフィニッシュしたトッテナムのプレシーズンマッチ初戦。その初戦に向けては、主役のソン・フンミン、ケインらがベンチスタートとなったほか、遠征帯同の新戦力ではフォースター、ペリシッチ、ビスマがコンディションの問題でクルゼフスキと共に欠場。ただ、スタメンにはこれがデビュー戦となるリシャルリソン、レンタルバックのブライアン・ヒルがその他の昨季主力と共にスタメンに入った。
一方、チームKリーグでは追加招集の天野純はベンチスタートとなり、イ・スンウやGKチョ・ヒョヌ、クォン・チャンフンら韓国代表選手がスタメンに入った。
韓国入り後の過酷なトレーニングの影響もあり、やや重さが見られたトッテナムは、急造チーム相手に押し込まれる立ち上がりに。それでも、10分を過ぎた辺りから右サイドを起点に相手を押し込むと、ベンタンクール、エメルソン、サンチェスと続けてボックス内で際どい場面を作り出す。
前半半ばを過ぎて試合はやや膠着したが、伏兵の思わぬ一撃がスコアを動かした。30分、右サイドのブライアン・ヒルとのパス交換から相手陣内のハーフスペースを持ち上がったセンターバックのダイアーがペナルティアーク付近で左足を一閃。強烈なシュートがゴール右上隅を射抜いた。
ゲームキャプテンの鮮烈な一撃で先手を奪ったトッテナムだが、選手交代で勢いを見せ始めたチームKリーグの反撃に遭うと、前半アディショナルタイムにはパロチェビッチが左サイドから浮き球で入れたクロスを、ボックス内のチョ・ギュソンに頭で合わせられ、1-1のタイに戻された。
迎えた後半、ダイアー、サンチェス、リシャルリソン、ルーカスを除く7人のメンバー交代を行ったトッテナムは、GKロリス、ソン・フンミン、ケイン、ホイビュアら主力に加え、サールをピッチに送り出す。
すると、開始直後の47分には右サイドに流れてボールを受けたケインの高速クロスが相手DFのオウンゴールを誘い、勝ち越しに成功する。
52分には一瞬の隙を突かれ、ペナルティアーク付近のフェルトヴァイクにミドルシュートを決められて再び追いつかれるが、直後の54分には中央を持ち上がったケインがペナルティアーク付近で左足のミドルシュートを右下隅に突き刺し、すぐさま勝ち越した。
62分にはヤン・ヒョンジュンに代わって天野が投入されると、その日本人MFが盛り上げ役として大きな仕事を果たした。
まずは67分、ボックス内で不用意なハンドを犯した天野はPKを献上。これをこの日の主役であるソン・フンミンがきっちり決めて、スタジアムはこの試合最大の盛り上がりを見せる。
しかし、相手の見せ場を作りつつ、自身の見せ場を虎視眈々と狙った天野は71分、ボックス手前右の好位置で得たFKの場面で、割れた2枚の壁を正確な左足のシュートで抜くと、これがゴール右下隅に決まった。
以降はエキシビジョンマッチらしいオープンな攻防が続く中、トッテナムに5点目が生まれる。ソン・フンミンの完璧な抜け出しに対して、DFキム・ドンミンがボックス手前で後ろから押し倒してしまい、決定機阻止の一発退場。さらに、このプレーで得たFKの場面でキッカーのケインが壁の下を狙ったシュートがディフレクトし、ゴール左隅に決まった。
その後、若手をピッチに送り込んだトッテナムは数的優位を生かして危なげなく時計を進めていく。さらに、85分には相手DFのミスパスをボックス付近でカットしたソン・フンミンがGKをかわし、ケインに続く2点目を奪取した。
そして、6万4000人以上を集めた白熱の一戦はケイン、ソン・フンミンの両エースの活躍により、トッテナムが6-3の勝利を収めている。
チームKリーグ 3-6 トッテナム
【チームKリーグ】
チョ・ギュソン(45分+2)
フェルトヴァイク(52分)
天野純(71分)
【トッテナム】
ダイアー(30分)
オウンゴール(47分)
ケイン(54分、75分)
ソン・フンミン(68分[PK]、85分)
◆チームKリーグ(前半)
GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
DF:パク・サンウク(浦項)、チョン・テウク(大邱)、ブルトハイス(水原三星)、キム・ジンス(全北現代)
MF:キム・デウォン(江原FC)、パロチェビッチ(FCソウル)、イ・スンウ(水原FC)[→ヤン・ヒョンジュン(江原FC)]、ペク・スンホ(全北現代)、クォン・チャンフン(金泉尚武)[→フェルトヴァイク(水原FC)]
FW:チョ・ギュソン(金泉尚武)
◆チームKリーグ(後半)
GK:キム・ヨングァン(城南FC)
DF:パク・サンウク(浦項)[→キム・ドンミン(仁川)]、イ・ミュンジュ(仁川)、キム・ジス(城南FC)、イ・キジェ(水原三星)
MF:ジェルソ・フェルナンデス(済州ユナイテッド)、ジョー・ミンキュ(済州)、ヤン・ヒョンジュン(江原FC)[→天野純(蔚山現代)]、シン・ジンホ(浦項)、クフェルトヴァイク(水原FC)[→チョ・ヨンウク(FCソウル)]
FW:キム・ジンヒョク(大邱)
◆トッテナム
GK:オースティン[→ロリス]
DF:ロメロ[→タンガンガ]、ダイアー[→ホワイト]、ダビンソン・サンチェス[→セイヤーズ]
MF:エメルソン[→ソン・フンミン]、ベンタンクール[→サール]、スキップ[→ホイビュア]、セセニョン[→ドハーティ]
FW:ルーカス・モウラ[→ウォルコット]、リシャルリソン[→パロット]、ブライアン・ヒル[→ケイン]
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