去就不透明のバレンシアMFソレール、バルサに続きナポリも争奪戦に参加か

2022.06.06 18:15 Mon
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バレンシアのスペイン代表MFカルロス・ソレール(25)を巡る争奪戦にナポリも参加するようだ。
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U-24スペイン代表として出場した昨夏の東京オリンピックでは、銀メダル獲得に大きく貢献すると、その後はフル代表にも定着したソレール。今季はクラブでも公式戦38試合に出場し12ゴール5アシストと、ラ・リーガ9位に終わったチームの中でも、堂々たる活躍を挙げた。
アカデミー育ちの背番号「10」は、来季もバレンシアでプレーを続けると思われたが、先月に入ってバルセロナ移籍の噂が急浮上。報道は過熱し、クラブ間合意に至ったとも伝えられたが、バレンシア側がバルセロナ行きを完全否定する旨の声明を発表したことで、ひとまず落ち着いた。

それでも、去就不透明となっているソレールについて、スペイン『マルカ』はバルセロナとアトレティコ・マドリーが接触していると報道。ソレール本人も移籍するならばスペイン国内を望んでいるようだが、相手の2クラブは未だに大きな動きを見せていないと伝えた。

一方で、『マルカ』は新たな移籍先候補としてナポリをリストアップ。同郷のMFファビアン・ルイス(26)も所属するイタリアの強豪は、3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場が決まっている来季に向けて、ソレールの獲得を熱望しているようだ。

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退任発表のチャビ監督が一転してバルサで続投決定! 来季も指揮に意欲「プロジェクトはまだ終わっていない」、続投決断の理由も語る

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チャビ監督が来季続投を決断…バルセロナ副会長「チャビは残るだろう」

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バルセロナにマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(29)獲得の可能性が出てきている。スペイン『スポルト』が報じた。 先日のラ・リーガ第32節レアル・マドリー戦の敗北により、逆転でのリーグ優勝が難しくなったバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督が退任の意向を覆すのか、新たな指揮官を迎え入れるのかはまだはっきりしないが、来シーズンにも目を向けていく必要がある。 そんな中、今夏の獲得候補に挙がっているというのがベルナルド・シウバ。チャビ監督が昨夏獲得を望んだ上、バルセロナも指揮官が誰になろうと獲得を希望しているという。 また、ベルナルド・シウバもシティでの時間は終わったと考えている模様。家族の意向も踏まえ、以前と変わらずスペインでのプレーを希望しているようだ。 実際、ベルナルド・シウバはここ数カ月の間にバルセロナを数回訪れているとのこと。シティでチームメイトだったドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや、ポルトガル代表でチームメイトのFWジョアン・フェリックス、DFジョアン・カンセロらに様子を尋ねているとのことだ。 一方、昨夏シティはベルナルド・シウバとの契約を2026年6月まで延長したが、クラブもジョゼップ・グアルディオラ監督も本人の移籍願望は承知。5000万ポンド(約5800万ユーロ/約96億3000万円)の契約解除条項が設けられているという。 昨夏、バルセロナと同様にベルナルド・シウバの獲得を目指していたパリ・サンジェルマン(PSG)は、別の補強計画を立てているようで、バルセロナがこの移籍を実現できるかどうかは自分たち次第。財政難やサラリーキャップ制限、選手登録に悩まされる状況を打破する必要があり、特に、選手の売却やそれによって浮いた年俸を100%費やすことができる「1対1」の状態に戻せるかどうかが肝となる。 また、現在ベルナルド・シウバはシティから1000万ユーロ(約16億6000万円)以上の年俸を受け取っているとのこと。本人や代理人との給与交渉も課題となるが、バルセロナ行きを熱望しているというこの29歳は、この点においても努力する可能性があるようだ。 2024.04.24 21:12 Wed
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