PSGがムバッペとの2025年までの契約延長を発表! 「パリで魔法をかけよう」

2022.05.22 04:57 Sun
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は21日、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(23)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。
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今季限りでPSGとの契約が満了となるムバッペは、長らくレアル・マドリー入りが取り沙汰されていたが、最終的にパリでのキャリア継続を選択した。
今シーズンのリーグ・アン最終戦となるメス戦の試合前のピッチにナセル・アル・ケラフィ会長と共に現れたフランス代表FWは、熱狂的なホームサポーターの前でクラブ残留を声高に宣言した。

「パリ・サンジェルマンとの契約を延長することを発表すると共に、もちろん喜びを感じているよ。最高レベルのパフォーマンスを発揮するために必要なものをすべて提供してくれるこのクラブで、これからも成長し続けられると確信している。また、自分が生まれ、成長し、名前を刻んだ国であるフランスでプレーし続けられることを嬉しく思うよ」

「ナセル・アル・ケラフィ会長からの信頼、理解、忍耐に感謝したい。また、フランス国内および世界中のパリ・サンジェルマンのファンの皆さん、特にここ数カ月間のサポートに感謝したいと思う。一緒に、肩を並べて、野心的に、パリで魔法をかけよう」
一方、マドリーとの熾烈な争いを制してムバッペ残留に成功したアル・ケラフィ会長は喜びを露わにしている。

「キリアンのPSGへのコミットメントは、我々のクラブの歴史における素晴らしいマイルストーンであり、世界中のファンにとって素晴らしい瞬間だ」

「キリアンが我々のファミリーに加わった日から、彼はあらゆる場面で年齢を超えた偉業を成し遂げてきた。PSGに留まることで、彼はグラウンドの中でも外でもクラブの未来の礎となるはずだ」

「キリアンにとっても、ファンにとっても、世界中のPSGファミリーにとっても、我々が共に素晴らしい旅を続けていけることを非常に誇りに思い、とても嬉しく思っている。我々のファンやクラブにとって、未来の最高の章がこの先に待っているはずだ」

2017年にモナコから加入したムバッペは、これまで公式戦216試合に出場し、クラブ歴代2位の168ゴールと共に87アシストを記録。

4度のリーグアン制覇、3度のクープ・ドゥ・フランス制覇、2度のトロフェ・デ・シャンピオン制覇に貢献。個人としてもリーグ・アンの年間最優秀選手賞とリーグ・アン得点王を通算3度受賞。さらに、2021-22シーズンのリーグ・アンでは史上初の得点王とアシスト王のダブル受賞が濃厚となっている。

なお、マドリーからのオファーを固辞したムバッペは、年俸5000万ユーロ(約67億5000万円)、ボーナス1億3000万ユーロ(約175億円)、肖像権100%という破格の条件での契約延長となったようだ。



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