「かなり苦しくなった」蔚山に敗れGS敗退危機の川崎F、鬼木達監督「最後まであきらめることなく」
2022.04.27 23:04 Wed
川崎フロンターレの鬼木達監督が、蔚山現代(韓国)戦を振り返った。
勝ち点8で首位に立つ川崎Fは、勝ち点7で3位の蔚山と対戦。グループ1位になるためにはしっかりと勝利を収めたい一戦だった。
しかし、開始14分にスルーパスからこぼれ球を詰められ失点すると、20分にはパスカットからカウンター。オム・ウォンサンに独走して決められる。
2点のビハインドを負うこととなった川崎Fだったが、立ち上がりのビッグチャンスを逸していたレアンドロ・ダミアンが40分にネットを揺らして今大会初ゴールを記録。2-1で試合を折り返す。
しかし、後半立ち上がりの47分に失点。その後は川崎Fらしい攻撃に厚みを持たせることができずに時間ばかりが進み、アディショナルタイムにレアンドロ・ダミアンが1点を返すのがやっと。3-2で敗れ首位陥落となった。
また、「それでも、追いつけばまだ予選突破の可能性がないわけではなかったので、もっと冷静に戦いたかったです」と、最後まで追いつけなかったことを反省した。
アグレッシブさが前半からあまり感じられず、ダイナミックなプレーも少なかった印象だが「立ち上がり自体はそういう感じではなかったと思いますが、途中からセカンドボールが拾えなくなったり、相手のロングボールに対して間延びをしてしまったところが疲労の蓄積になったと思います」とコメント。コンディションもそこまで悪くはなかったと感じていたようだ。
初戦よりも失点を重ねてしまったことについては「やらせてはいけない失点だったと思います。一気に持っていかれたところがあったので、カバーする時間を作るとか、みんなで修正していく必要があったと思います」と、リスクマネジメントも課題に挙げた。
ジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)はこの後試合になるが、最下位の広州FC(中国)との対戦となるだけに、勝ち点を取ることは間違いない。
その場合、川崎Fは3位に転落。最終節で3チームが勝ち点で並ぶ可能性はあるが、川崎Fが首位に立つには多くの条件をクリアしなければいけない。
鬼木監督は「かなり苦しくなったと思っています。ただ、自分たちは最後まであきらめることなく次のゲームに集中していきたいです」と、残り1試合に望みをかけて戦うとコメント。「こういう大会だけではなく、スポーツの世界は勝つこともあれば負けることもあります。そのあと、前を向いて何ができるかだと思うので、チーム全員で前を向いてやっていきたと思います」と最終戦へ気持ちを切り替えた。
川崎Fは30日の最終節で広州FCと対戦。試合は18時から「DAZN」で独占配信される。
◆4月30日(土)
グループI/第6節
18:00キックオフ
川崎フロンターレ vs 広州足球倶楽部
解説:中西哲生氏
勝ち点8で首位に立つ川崎Fは、勝ち点7で3位の蔚山と対戦。グループ1位になるためにはしっかりと勝利を収めたい一戦だった。
2点のビハインドを負うこととなった川崎Fだったが、立ち上がりのビッグチャンスを逸していたレアンドロ・ダミアンが40分にネットを揺らして今大会初ゴールを記録。2-1で試合を折り返す。
しかし、後半立ち上がりの47分に失点。その後は川崎Fらしい攻撃に厚みを持たせることができずに時間ばかりが進み、アディショナルタイムにレアンドロ・ダミアンが1点を返すのがやっと。3-2で敗れ首位陥落となった。
試合後の記者会見に出席した鬼木監督は、「とにかく勝つために最善の準備をしてきましたが、自分たちが望んだ結果にはなりませんでした」と敗戦に落胆。「ゲームの入りは決して悪くはなかったと思いますし、そこで得点が取れていれば、大きな違いがあったと思います」と最初のビッグチャンスを逃したことを悔やみ、「そういった中で、自分たちのミスや、ケアしていたところで失点してしまいました。そこが難しい形にしてしまいました」と、得点チャンスを生かせずに失点を重ねたことが難しくしたと振り返った。
また、「それでも、追いつけばまだ予選突破の可能性がないわけではなかったので、もっと冷静に戦いたかったです」と、最後まで追いつけなかったことを反省した。
アグレッシブさが前半からあまり感じられず、ダイナミックなプレーも少なかった印象だが「立ち上がり自体はそういう感じではなかったと思いますが、途中からセカンドボールが拾えなくなったり、相手のロングボールに対して間延びをしてしまったところが疲労の蓄積になったと思います」とコメント。コンディションもそこまで悪くはなかったと感じていたようだ。
初戦よりも失点を重ねてしまったことについては「やらせてはいけない失点だったと思います。一気に持っていかれたところがあったので、カバーする時間を作るとか、みんなで修正していく必要があったと思います」と、リスクマネジメントも課題に挙げた。
ジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)はこの後試合になるが、最下位の広州FC(中国)との対戦となるだけに、勝ち点を取ることは間違いない。
その場合、川崎Fは3位に転落。最終節で3チームが勝ち点で並ぶ可能性はあるが、川崎Fが首位に立つには多くの条件をクリアしなければいけない。
鬼木監督は「かなり苦しくなったと思っています。ただ、自分たちは最後まであきらめることなく次のゲームに集中していきたいです」と、残り1試合に望みをかけて戦うとコメント。「こういう大会だけではなく、スポーツの世界は勝つこともあれば負けることもあります。そのあと、前を向いて何ができるかだと思うので、チーム全員で前を向いてやっていきたと思います」と最終戦へ気持ちを切り替えた。
川崎Fは30日の最終節で広州FCと対戦。試合は18時から「DAZN」で独占配信される。
◆4月30日(土)
グループI/第6節
18:00キックオフ
川崎フロンターレ vs 広州足球倶楽部
解説:中西哲生氏
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