クロップが発煙筒使用問題視のエリオットに言及 「失敗した時の最善策は二度としないこと」
2022.03.02 08:30 Wed
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、EFLカップ決勝での発煙筒使用が物議を醸すU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットに対して言及した。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。
エリオットは当初、この試合のメンバー外となっていたが、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのウォームアップ中の負傷を受け、急遽メンバー入りを果たし、後半半ば過ぎから途中出場。11-10で勝利したPK戦でも9人目のキッカーを務め、きっちり成功させていた。
しかし、イングランドサッカー協会(FA)の調査対象となっているのが、優勝直後のエリオットの振る舞い。同選手は喜びのあまり、ピッチに投げ込まれた発煙筒を持って振り回してしまった。
イングランドではスタジアム内での発煙筒の使用が禁止されており、FAは今回の行動を問題視し、クラブ、選手本人に対して回答を求める文書を送っていた。
「ハーヴェイとはまだ話していない。話すつもりかって? おそらく、そうなる」
「ハーヴェイはピッチの上でも非常に若い青年であり、それにまだ少し少年のような部分が残っていると思う」
「あれは決して大きな“問題”ではなく、“間違い”だったと思う。そして、すべては我々が持つべきロールモデルの役割のため、公共の場で働く者として、私はそのことを100%理解し、彼に伝えるだろう」
「私は彼が二度と同じことをしないと皆さんに約束できる。ただ、これは世界のフットボール界で起きた最悪の出来事だったと思いますか? いや違うはずだ」
「もちろん、私は“ダメなものはダメ”ということを100%理解している。ただ、失敗した時の最善の策は、二度としないことだ」
今回のエリオットの行為は決して褒められたものではないが、ドイツ人指揮官のコメントのように、決して最悪の行為という類のものではなかった。そのため、今回の行動を若気の至りとして、今後はロールモデルの役割を担うため、適切な振る舞いを見せてほしいところだ。
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リバプールは、先月27日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝のチェルシー戦をPK戦の末に制し、10年ぶり最多9度目の優勝を果たした。しかし、イングランドサッカー協会(FA)の調査対象となっているのが、優勝直後のエリオットの振る舞い。同選手は喜びのあまり、ピッチに投げ込まれた発煙筒を持って振り回してしまった。
イングランドではスタジアム内での発煙筒の使用が禁止されており、FAは今回の行動を問題視し、クラブ、選手本人に対して回答を求める文書を送っていた。
2日にFAカップ5回戦のノリッジ戦を控える中、公式会見に出席したクロップ監督は、今回の一件に関してエリオットと話をしていないものの、「二度と同じことをしないように」と反省を求めるつもりであると語った。
「ハーヴェイとはまだ話していない。話すつもりかって? おそらく、そうなる」
「ハーヴェイはピッチの上でも非常に若い青年であり、それにまだ少し少年のような部分が残っていると思う」
「あれは決して大きな“問題”ではなく、“間違い”だったと思う。そして、すべては我々が持つべきロールモデルの役割のため、公共の場で働く者として、私はそのことを100%理解し、彼に伝えるだろう」
「私は彼が二度と同じことをしないと皆さんに約束できる。ただ、これは世界のフットボール界で起きた最悪の出来事だったと思いますか? いや違うはずだ」
「もちろん、私は“ダメなものはダメ”ということを100%理解している。ただ、失敗した時の最善の策は、二度としないことだ」
今回のエリオットの行為は決して褒められたものではないが、ドイツ人指揮官のコメントのように、決して最悪の行為という類のものではなかった。そのため、今回の行動を若気の至りとして、今後はロールモデルの役割を担うため、適切な振る舞いを見せてほしいところだ。
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