キャリア暗転のバルサ移籍…コウチーニョ「僕の大きな夢の1つだった。悔いていない」

2022.02.27 18:05 Sun
Getty Images
アストン・ビラのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(29)はリバプールからのバルセロナ移籍を悔いていないという。
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コウチーニョは2013年1月にリバプール入りし、2018年1月にバルセロナ移籍。移籍金はボーナス込みで1億4200万ポンド(現レートで約219億9000万円)もの巨額を記録した。
だが、期待通りの活躍ができず、2019-20シーズンはバイエルンに1年レンタル。翌年からバルセロナに戻ったが、常時の出場機会を掴めず、今冬に半年ローンでビラ入りした。

バルセロナ行きはキャリアを暗転させるものとなったが、コウチーニョ本人は『ESPN』でリバプール退団に対する後悔を問われると、自身の選択に満足していると返した。

「ノーだね。決断を迫られるときはあるものだし、僕の大きな夢の1つはバルセロナでプレーすることだった。あのときの僕はその決断をしたんだ」
「リバプールにも常に大きな愛情、尊敬、感謝の念、そしてクラブで築いた長年の友情もあるけど、決めなければならなかったし、後悔なんてないよ」

そんなコウチーニョは4年ぶりのプレミアリーグでここまで6試合に出場して2得点2アシスト。輝きを取り戻すが、リバプール時代の同僚でもあるスティーブン・ジェラード監督の存在が大きいようだ。

「彼のことをいつだって尊敬している。彼と一緒にプレーできたのは光栄なことだったよ。彼が監督になってから彼の経験により、練習も強く、厳しくなった」

「彼には大きな野心もある。選手時代の彼と関われて光栄だし、こうやって彼が監督になっても携われてさらに誇らしいよ。常にこういう尊敬と憧れの関係さ」

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