ドッピエッタでダービーのヒーローに! ジルー「特別な一戦だった」

2022.02.06 15:38 Sun
Getty Images
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがミラノ・ダービーでの鮮烈な活躍を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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ジルーは5日、セリエA第24節のインテル戦に先発。前半に先制点を許し、0-1で迎えた75分にFWブラヒム・ディアスのシュートをボックス左でコースを変え、ゴールに押し込んだ。
同点弾を記録したジルーはさらにその3分後にもDFダビデ・カラブリアのパスをボックス内で収め、華麗な反転から左足でシュート。これが相手GKサミール・ハンダノビッチの手を弾いてゴール左に決まった。2-1で逆転に成功したミランはそのまま試合終了を迎え、インテルとの勝ち点差を暫定「1」としている。

2得点と大きな活躍を披露したジルーは試合後、『DAZN』のインタビューでダービーに向けて抱えていた想いを語った。

「試合前にも言ったけど、これは特別な一戦だった。そして、僕らはダービーに勝利したんだ。前半は苦しかったけど、ハーフタイムの後、チームは調子を取り戻したね」
「1回か2回、ボックス内にボールが入ればいいなと思っていた。1つ目は少しラッキーだったけど、2つ目はカラブリアの絶妙なパスだったよ。ファンのことを考えると、とても嬉しいし、決してあきらめなかったこのチームを誇りに思う」

「ボックス内でゴールを決めることができたけど、前半に少し孤立していたのは事実だよ。チーム全体が良いプレーをしていなかったから、それは分かっていた」

「休み明けに素晴らしいチームスピリットを証明できた。僕らは復活したんだ」

また、「僕らの前にはまだ長い道のりがあるんだ。僕たちはまだ優勝候補に残っているけど、これから多くの試合があり、インテルが首位であることに変わりはない。だから、自分たちの試合に勝って、インテルの動きを見たいね」ともコメント。ライバルチームとのスクデット争いに向けて、決意を表した。

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