今季限りでマドリーと契約満了のマルセロ、延長オファーなければ引退も考慮か?
2021.12.29 06:45 Wed
レアル・マドリーに所属するブラジル代表DFマルセロ(33)が今シーズン終了後の現役引退を考慮しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
守備面の緩さを補って余りある攻撃センスとテクニックで多くのマドリディスタを魅了し、同胞DFロベルト・カルロスと並んでマドリー史上最高のラテラルと称されてきた33歳だが、直近数シーズンでは細かい負傷やパフォーマンスの低下もあり、出場機会が激減している。
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団に伴い、カピタンに就任した今シーズンは、かつて自身を重用したカルロ・アンチェロッティ監督の復帰によって出場機会増が期待されたが、ここまで公式戦5試合の出場に留まっている。とりわけ、スタメン出場はラ・リーガ第12節のエルチェ戦の1試合のみとなっている。
そのため、現時点でクラブが今シーズン限りで満了を迎える契約を延長する可能性は低く、来夏の退団が既定路線に。そして、同選手に対しては古巣フルミネンセへの復帰が取り沙汰されている。
なお、今後の去就に関しては不透明なマルセロだが、今シーズンにクラブが2つのタイトルを獲得した場合、1950年代の第一黄金期をけん引したフランシスコ・ヘント氏が持つクラブ最多タイトル獲得記録(23)を更新する可能性がある。
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2007年冬に母国のフルミネンセから加入したマルセロ。ここまで外国籍選手として歴代2位の通算533試合に出場し、38得点101アシストをマーク。通算5度のラ・リーガ制覇、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含め合計22個のタイトル獲得に貢献してきた。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団に伴い、カピタンに就任した今シーズンは、かつて自身を重用したカルロ・アンチェロッティ監督の復帰によって出場機会増が期待されたが、ここまで公式戦5試合の出場に留まっている。とりわけ、スタメン出場はラ・リーガ第12節のエルチェ戦の1試合のみとなっている。
そのため、現時点でクラブが今シーズン限りで満了を迎える契約を延長する可能性は低く、来夏の退団が既定路線に。そして、同選手に対しては古巣フルミネンセへの復帰が取り沙汰されている。
しかし、マルセロはマドリーでキャリアを終えることを優先事項として考えており、クラブからの契約延長オファーを待っているという。さらに、オファーが届かない場合、来夏のタイミングでの現役引退も考慮しているようだ。
なお、今後の去就に関しては不透明なマルセロだが、今シーズンにクラブが2つのタイトルを獲得した場合、1950年代の第一黄金期をけん引したフランシスコ・ヘント氏が持つクラブ最多タイトル獲得記録(23)を更新する可能性がある。
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