トゥヘル監督、境遇に悩むバークリーに配慮「この状況をとても心配している」
2021.09.11 15:30 Sat
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、レンタル移籍から復帰したイングランド代表MFロス・バークリーについて言及した。クラブ公式サイトが伝えている。
指揮官はバークリーのアストン・ビラでの活躍が期待していたほどではなかったと告白。今夏の移籍市場で移籍先を探していたものの、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、実現することはなかったようだ。
「彼も自分に同じ問いかけをしているだろう。ここにいる我々全員が、正直に答えがわからないと言わなくてはならない。彼はこの状況をとても心配していると思う。どういうわけか、今彼は椅子の間にいるようなもので、自分の居場所や役割がよくわからなくなてしまっている」
「私は、長い間彼に注目してきたわけではないし、彼について多くを知っているわけではないため答えることができない。私に言えることは、ロスとルベン・ロフタス=チークと共に紅白戦をできたことがとても嬉しかったということだ。彼らは決して良好とは言えない状況にいる。その中でも高い目標を持ち、自分のスポーツを愛する競技者として、素晴らしい姿勢を見せてくれた」
「彼はグループと同じレベルでトレーニングできる能力を持っているが、それだけの選手ならたくさん見てきた。プレミアリーグのレギュラー選手になるためには、それ以上のことが必要だ。だから見守っていこう。遅すぎるということはないし、私もできる限りサポートするつもりだ。少しばかり待ってほしい。もう少し辛抱が必要なんだ」
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チェルシーが11日にプレミアリーグ第4節で対戦するアストン・ビラは、バークリーにとって昨シーズンにレンタル加入していた古巣。選手にとって古巣戦は一際力の入るものだが、トゥヘル監督は同選手がピッチに立つ可能性は低いことを明言している。「彼も自分に同じ問いかけをしているだろう。ここにいる我々全員が、正直に答えがわからないと言わなくてはならない。彼はこの状況をとても心配していると思う。どういうわけか、今彼は椅子の間にいるようなもので、自分の居場所や役割がよくわからなくなてしまっている」
「私は、長い間彼に注目してきたわけではないし、彼について多くを知っているわけではないため答えることができない。私に言えることは、ロスとルベン・ロフタス=チークと共に紅白戦をできたことがとても嬉しかったということだ。彼らは決して良好とは言えない状況にいる。その中でも高い目標を持ち、自分のスポーツを愛する競技者として、素晴らしい姿勢を見せてくれた」
「私がロスにアドバイスできることは、謙虚さを保ち、過去に自分ができたかもしれないという周りからの意見や期待を肩から下ろすことだ。それは何の役にも立たない。今のところトレーニンググループのレギュラーとして活躍しているが、この状況を受け入れることが大切だ。この状況を好きになる必要はないが、前向きに受け入れなくてはならない。彼のポジションには多くの選手がいるため、簡単にはいかないのだ」
「彼はグループと同じレベルでトレーニングできる能力を持っているが、それだけの選手ならたくさん見てきた。プレミアリーグのレギュラー選手になるためには、それ以上のことが必要だ。だから見守っていこう。遅すぎるということはないし、私もできる限りサポートするつもりだ。少しばかり待ってほしい。もう少し辛抱が必要なんだ」
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