フリーの長友佑都がジェノア移籍に接近、チームは補強最優先事項とも

2021.08.20 16:53 Fri
Getty Images
現在はフリーとなっている日本代表DF長友佑都(34)のセリエA復帰が近づいている。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じた。
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2020年1月にガラタサライで登録メンバーを外れ、半年間プレーなし。しかし、2020年8月にマルセイユへと加入した長友は、加入当初はマルセイユでも試合感のなさに苦しんだが、徐々にパフォーマンスが向上した。
日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)と両サイドバックを務めるなどした長友は、アンドレ・ビラス=ボアス監督が辞任し、ホルヘ・サンパオリ監督が就任しても出場を続け、リーグ・アンでは25試合に出場し1アシストを記録した。

しかし、契約が満了したため現在はフリーに。Jリーグへの復帰やトルコへの移籍も浮上し、マルセイユと再契約とも報じられた中、セリエAのジェノアへの移籍が浮上した。

ジェノアの経営陣と長友は移籍の交渉を始めている中、ジェノアも長友を左サイドの補強の最初の候補にしているとされている。
また、フリーの長友は移籍金がかからないこともあり、サラリーの面でジェノアは頑張る必要があるとのこと。長友の要求する条件を受けるのか、それとも下方修正する必要があるのかを検討している状況とのことだ。

ジェノアでは、昨シーズン左ウィングバックを務めていたルカ・ペッレグリーニダビデ・ザッパコスタがレンタルバックでク退団。補強が必須となっているが、開幕目前にしてどうなるのか注目が集まる。

長友は2018年7月にインテルからガラタサライへと移籍。復帰となれば3年ぶりのセリエA挑戦となる。セリエAで通算186試合に出場し9ゴール15アシストを記録している長友の復帰はあるのか注目だ。



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