「もう青ではなく、今は赤」ベルリン2クラブで初めてプレーする原口元気「直接移籍なら大変なことに」

2021.07.24 12:28 Sat
Getty Images
ウニオン・ベルリンに加入した日本代表MF原口元気が、現在の心境を語った。ドイツ『ビルト』が伝えた。
PR
2014年7月に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへと完全移籍した原口。ドイツでのキャリアをスタートさせると、2018年1月にはデュッセルドルフへとレンタル移籍。同年7月にハノーファーへと完全移籍した。
これまでブンデスリーガでは119試合に出場し4ゴール12アシストを記録している原口。しかし、ここ2シーズンはブンデスリーガ2(ドイツ2部)で戦い、66試合に出場し15ゴール12アシストを記録していた。

本職はサイドアタッカーだった原口だが、ハノーファーではトップ下でもプレー。自身のプレーの幅が広がっていたと語っていた中、3シーズンぶりに1部の舞台へと戻ってきた。

かつて所属したヘルタと同じベルリンに本拠地を構えるウニオン・ベルリン。実は、日本人の原口が同じ街のライバルである両チームでプレーした最初の選手になるという。
原口はその点に触れ「僕はすでにウニオナーです。ヘルタナーでしたが、今はウニオナーです。もう青ではなく、今は赤です」と身も心もウニオンのものだと語った。

また自身がヘルタ時代に指導を受けたパル・ダルダイ監督には連絡はしなかったとコメント。「それは考えていなかったです。直接ウニオンに移籍していたら大変なことになっていたと思います。でも、その間に僕はハノーファー、デュッセルドルフにいました。僕の考えでは問題ないと思っています」と、直接の移籍ではなく、間を経ての移籍となったので問題ないだろうとの見解を示した。

久々の1部でのプレーには「自分のクオリティを再び見せなければいけないです。自分に自信が持てるようになりました」とコメント。2部での経験を1部でも見せたいと意気込んでいる。

また久々にベルリンに戻ってきたことについては「ヘルタでもたくさん助けてもらいましたが、ウニオンでは特別です。家族のように感じます」と語り、同じ日本人のMF遠藤渓太とも助け合っているとのこと。「彼とはとても良い関係です。お互いに助け合うことができます」と、お互いに助け合えていると語った。

PR
関連ニュース

降格迫るケルン、終盤の劇的2ゴールで最終節に残留の望みをつなげる【ブンデスリーガ】

ケルンは11日、ブンデスリーガ第33節でウニオン・ベルリンをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。 勝利を逃すと6季ぶりの2部降格が決まる17位ケルン(勝ち点24)が、15位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)と残留を懸けた直接対決に臨んだ一戦。 試合は15分、CKからクノッヘにヘディングシュートを決められてケルンは先制される。さらに1分後、CKの流れでハンドを取られてPKを献上。これをフォラントに決められ2点のリードを許してしまう。 厳しいケルンは前半終盤の44分、CKの流れでファウルを受けてPKを獲得。これをカインツが決めて1-2として前半を終えた。 迎えた後半、なかなか同点に追い付けず降格止むなしかと思われたが、終盤の87分に同点弾。FKの流れからティゲスがシュートをねじ込んだ。 そして追加タイム3分に劇的逆転弾が生まれる。マイナが左サイドを突破してクロスを送ると、ダウンズが頭で押し込んだ。これが決勝点となってケルンが勝利。 最終節を前にウニオンに3ポイント差、このあとドルトムントと対戦する16位マインツに暫定2ポイント差としている。 2024.05.12 00:47 Sun

直近6戦未勝利のウニオン・ベルリンがビエリカ監督の解任を発表

ウニオン・ベルリンは6日、ネナド・ビエリカ監督(52)の解任したことを発表した。 昨年11月に解任されたウルス・フィッシャー前監督の後任として、ウニオン・ベルリンの指揮官に就任したビエリカ監督。当時17位と低迷していたチームの再建を託されたが、就任後はブンデスリーガ20試合で6勝5分け9敗と建て直すことはできず。 直近のボーフム戦にも敗戦したウニオン・ベルリンは、現在6試合未勝利の状態が続いており、入れ替えプレーオフ圏内の16位マインツとは1pt差となっていた。 なお、クラブは同日にクラブマネージャーのマルコ・グロート氏(51)が今季終了までの暫定監督を務め、マリー=ルイーズ・イータ氏とセバスティアン・ベーニヒ氏がアシスタントコーチを務めることを併せて発表している。 2024.05.07 08:30 Tue

浅野負傷欠場のボーフムが残留争い直接のライバルを撃破、ウニオンとの打ち合いを4-3で制す【ブンデスリーガ】

ボーフムは5日、ブンデスリーガ第32節でウニオン・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、4-3で逃げ切った。ボーフムのFW浅野拓磨は負傷欠場している。 前節ホッフェンハイム戦を3-2と逃げ切って9戦ぶりの白星を飾り、残留圏内の15位に浮上したボーフム(勝ち点30)は、浅野が負傷欠場となった。 同勝ち点で並ぶ14位ウニオン(勝ち点30)に対し、球際の激しい立ち上がりの主導権争いを経て16分にボーフムが試合を動かす。シュテーガーのパスを受けたブロシンスキが右サイドのスペースを突いてクロス。これをヴィッテクが合わせた。 先制後も互角の攻防が続いていたが、ボーフムが31分に個人技で加点する。オスターヘッジのパスをボックス右で受けたヴィッテクがDFをカットインで外してシュート。左足で放った一閃がゴールに吸い込まれた。 その後34分、FKからジオゴ・レイテのヘディングシュートをGKリエマンが防いだボーフムは37分に3点目を奪いきってしまう。CKの流れからパスラックの左クロスをシュロッターベックがボレーで流し込んだ。 迎えた後半、フォラントやトゥザールを下げたウニオンに対し、ボーフムは開始5分にCKの流れからヴィッテクががハットトリックに迫るボレーを放った。 悪くない後半の入りを見せていたボーフムだったが、59分にフェルテッセンのミドルで1点を返されると、63分に一気に1点差とされる。 クリアボールに反応したシャーファーにディフェンスライン裏を取られると、並走していたベディアにシュートを決められた。 劣勢に陥ったボーフムだったが、70分に4点目。ロングスローの流れからパスラックの右クロスをホフマンがヘッドで流し込んだ。 しかし74分、アーロンソンにゴールエリア左でボールをキープさると、ラストパスをホラーバッハに決められ、再び1点差に。 それでも終盤にかけてはウニオンの反撃を凌いだボーフムが4-3で逃げ切り。残留争いの直接対決を制し、ウニオンをかわして14位に浮上している。 2024.05.06 00:32 Mon

鈴木唯人が5戦3ゴール4アシストで大暴れ、シティやリバプールなど12クラブが視察し今夏ステップアップか?

デンマークで躍動するU-23日本代表MF鈴木唯人(22)が今夏ビッグクラブに狙われることになるようだ。 鈴木は、2022-23シーズンはストラスブールに半年間レンタル移籍した中、今シーズンは清水エスパルスから完全移籍でブレンビーに加入した。 すると、デンマークで躍動。スーペルリーガのレギュラーシーズンでは16試合で5ゴール2アシストを記録したが、優勝を争うチャンピオンシップラウンドに入るとさらに凄みが増し、5試合で3ゴール4アシストとチームのタイトル争いで大きな貢献を見せている。 特に、優勝を争っているミッティラン戦(4/21)では2ゴールで勝利に貢献。28日のノアシェラン戦でもゴールを決め、チャンピオンシップラウンドでは5試合連続でゴールとアシストで得点に絡んでいる。 出色の活躍を見せている鈴木には多くの注目が集まっているとのこと。デンマーク『bold』によると、ミッティラン戦にはマンチェスター・シティ、リバプール、トッテナム、ナント、アヤックス、シュツットガルト、ウニオン・ベルリン、レアル・ソシエダ、ホッフェンハイム、ヘンク、ヴォルフスブルク、パルマと12クラブが視察に来ていたようだ。 また、あるクラブはフットボールディレクターが訪れていたとのこと。ブレンビーのフットボールディレクターを務めるカルステン・V・イェンセン氏はコメントした。 「彼らがどこからその情報を入手したのかはわからない。ただ、もちろん私はブレンビーを訪れるクラブを見てきたし、そこにいるクラブのいくつかは見覚えのあるものだ」 「しかし、それとは関係なく、鈴木は日常では見られない才能を持った熟練した選手だ」 「我々は彼を残留させたいと思っているが、この業界では絶対にないとは言えない。もちろん目標は、次に移籍する前にもう少し長くブレンビーに残ってもらうことだ。来シーズンもブレンビーでプレーしてもらいたい」 鈴木はブレンビーと2027年6月30日までの契約を結んでいる状況。市場価値も上昇しているが、自身もプレーしたU-23日本代表はパリ・オリンピック出場決定に王手をかけた状況。五輪本大会に出場し活躍したとなれば、さらに価値は向上し、より獲得レースは激しくなりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木唯人がドリブル突破からの技ありゴールで2戦連発!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="da" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/BrondbyIF/status/1784874193932218769?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>。 2024.04.29 21:45 Mon

板倉フル出場のボルシアMG、ウニオンとのボトムハーフ対決は守勢の末ゴールレスドロー【ブンデスリーガ】

ボルシアMGは28日、ブンデスリーガ第31節でウニオン・ベルリンをホームに迎え、0-0で引き分けた。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。 前節ホッフェンハイムに打ち負けて2連敗となった12位ボルシアMG(勝ち点31)は、板倉が4試合連続ボランチでスタメンとなった。 14位ウニオン・ベルリン(勝ち点29)に対し、[3-4-3]で臨んだボルシアMGは8分、ハックの浮き球パスに抜け出したプレアが枠内シュートを浴びせると、17分にもクヴァンカラが枠内シュートを放った。 まずまずの入りを見せていた中、25分にはフォラントのミドルシュートがバーに直撃してひやりとさせられたボルシアMGは、ハーフタイム間際の45分、FKから板倉がボレーを狙ったが枠を捉えきれずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、52分にアーロンソンのミドルでゴールを脅かされたボルシアMGはGKニコラスが好守で凌ぐと、55分にはトゥザールのヘディングシュートも枠を捉えたが、ここもGKニコラスがキャッチ。 さらに62分、バックパスをフォラントにカットされてポスト直撃のシュートを浴びたボルシアMGは、74分にも大ピンチ。しかしボックス右のスペースをトゥザールに突かれて入れられたクロスを、ファーサイドでフリーのシェーファーにシュートされたが、枠を外れて助かった。 終盤にかけても守勢のボルシアMGだったが、ゴールレスで乗り切り連敗を止めている。 2024.04.29 00:22 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly