原口元気 Genki HARAGUCHI

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 1991年05月09日(32歳)
利き足
身長 177cm
体重 63kg
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レバークーゼンが3戦連続土壇場弾で開幕からの無敗継続! 伊藤フル出場シュツットガルトは2点先行も逃げ切れず【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第31節、レバークーゼンvsシュツットガルトが27日にバイ・アレーナで行われ、2-2のドローに終わった。なお、シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気とDFチェイス・アンリの出場はなかった。 前節、ドルトムントとの激闘を後半アディショナルタイムの劇的なゴールで1-1のドローに持ち込み、開幕からの無敗継続に成功した王者レバークーゼン。週明けにローマとのヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグを控える中で臨んだ上位対決ではサスペンションのジャカ、ヴィルツをベンチスタートにした以外、主力を起用した。 一方、3位のシュツットガルトはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へまい進する中、前節はブレーメンに敗れて12試合ぶりの黒星。その敗戦からのバウンスバックを図った王者との一戦では伊藤やギラシー、ウンダブがスタメン起用となった。 互いにやや慎重な入りを見せたものの、序盤はレバークーゼンが優勢に進めていく。だが、14分にはステルギウの正確な右クロスをボックス中央のギラシーが頭で合わせ、両チームを通じて最初の決定機を作った。 互いに決定機まであと一歩という状況が続く中、29分にはレバークーゼンに決定機。相手のハイラインの背後を取ったグリマルドがボックス内に持ち込んでシュートを放つ。さらに、GKニューベルがはじいたボールにシックが詰めたが、これを枠に飛ばせない。その後、より相手陣内深くでプレーを続けたレバークーゼンだが、前半のうちにゴールをこじ開けるには至らなかった。 ゴールレスで折り返した後半は前半とは打って変わってオープンな展開に。立ち上がりの47分、ルウェリングが絶妙な動き出しで最後尾のアントンからのフィードに抜け出してボックス右から右足シュート。これがGKフラデツキーに当たって左ポストを叩くと、こぼれに反応したヒューリッヒが角度のないところから見事なダイレクトシュートを右隅に流し込んだ。 敵地で先制に成功して勢いづくシュツットガルトは57分、相手ボックス手前でアンドリッヒとの球際を制して入れ替わったウンダブが正確なシュートをゴール左隅に流し込み、2点目まで奪い切った。 この連続失点で厳しくなったレバークーゼンだが、62分には左サイド深くにドリブルで持ち込んだインカピエを起点にボックス手前のグリマルドからボックス内で足元にパスを受けたアドリが見事な左足シュートをゴール右下隅に突き刺し、反撃の狼煙を上げるゴールを挙げた。 この1点でようやくエンジンがかかったホームチームはここから攻勢を強める。そして、直後の65分にはアドリのミドルシュート、そのこぼれに反応したホフマンと続けて決定的なシュートを放ったが、これはGKニューベルが驚異的な反射神経ではじき出した。 その後、74分にはホフマンとシックを下げてヴィルツ、ボニフェイスと切り札を投入したホームチームは攻勢を強めていくが、粘る相手の守備に苦戦。攻め切れない状況が続くまま、時間だけが過ぎていく。 それでも、ギラシーらの決定機を凌いで1点差のまま5分が加えられたアディショナルタイムに突入すると、公式戦3試合連続で土壇場での圧巻の勝負強さを発揮した。 96分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのヴィルツがゴール前に鋭いクロスボールを入れると、ゴール前での混戦からインカピエが身体に当ててマイナスに落としたボールを、アンドリッヒが左足ボレーで蹴り込んだ。 そして、このラストプレー弾で2-2のイーブンに戻った試合は直後にタイムアップを迎え、またしても驚異的な勝負強さで開幕からの公式戦無敗記録を46試合に更新したシャビ・アロンソのチームは、3戦連続ドローも良い形でローマとの大一番初戦に臨むことになった。 2024.04.28 03:37 Sun

【ブンデスリーガ日本人選手】伊藤vs長谷部の日本人対決は伊藤のシュツットガルトに軍配! フライブルク堂安は今季7点目をマーク

ブンデスリーガ第29節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第29節では板倉、長谷部、堂安、伊藤、浅野が先発出場している。 伊藤が先発したシュツットガルトと長谷部が先発したフランクフルトによる日本人対決は、11分にスコアが動く。伊藤のボール奪取を起点に、スティラーの浮き球パスでディフェンスライン裏を取ったギラシーがネットを揺らした。 先制したシュツットガルトは17分にも、ウンダブが敵陣でボールを奪って独走。そのままシュートを決めきって追加点を挙げると、37分にはウンダブのスルーパスを受けたルウェリングがボックス内へ侵入し、シュートを決めきった。 結局、試合はそのまま3-0でシュツットガルトが快勝。2位バイエルンと同勝ち点で3位をキープしている。 また、堂安が先発したフライブルクはアウェイでダルムシュタットと対戦。立ち上がりから一進一退の展開が続く中、フライブルクは36分、右サイドの堂安がパス&ムーブでゴール前に侵攻。ボックス内のグレゴリッチュのリターンパスをペナルティアーク右横からダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。 結局、堂安の今季7点目が決勝点となり、フライブルクが2試合ぶりの白星を飾った。 その他、板倉が先発したボルシアMGはホームでドルトムントと対戦し1-2で敗戦。浅野が83分までプレーしたボーフムはホームでハイデンハイムと対戦し1-1のドローに終わった。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽4/13 ボルシアMG 1-2 ドルトムント ◆フル出場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽4/13 シュツットガルト 3-0 フランクフルト ◆74分までプレー ★堂安律[フライブルク] ▽4/14 ダルムシュタット 0-1 フライブルク ◆92分までプレー ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽4/13 シュツットガルト 3-0 フランクフルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽4/13 シュツットガルト 3-0 フランクフルト ◆ベンチ入りも出場せず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽4/13 ボーフム 1-1 ハイデンハイム ◆83分までプレー 2024.04.15 07:30 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】伊藤フル出場のシュツットガルトがドルトムントとの上位対決を制す!

ブンデスリーガ第28節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第28節では板倉、堂安、伊藤が先発出場、浅野が途中出場している。 伊藤が先発したシュツットガルトは、アウェイでドルトムントとの上位対決に臨み、1-0で勝利した。試合はゴールレスで迎えた後半に動く。シュツットガルトは65分、ロングカウンターの流れからギラシーがルウェリングのリターンクロスを蹴り込んだ。 先制したシュツットガルトは、終盤の80分にセットプレーからピンチ。CKからエンメチャのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKニューベルのファインセーブに救われた。 その後もドルトムントに押し込まれる展開が続いたシュツットガルトだが、9分の追加タイムを凌ぎ切り、そのまま1-0で勝利。2位バイエルンに勝ち点で並んでいる。 また、堂安が先発したフライブルクは、ホームでRBライプツィヒと対戦。開始早々に2分にハイダラのゴールで先制を許したフライブルクは、18分と44分にもオペンダにネットを揺らされ、3点のビハインドで前半を終える。 グレゴリッチュとキューブラーを下げてグリフォとシディリアを投入する2枚替えを敢行して後半を迎えたフライブルクだが、54分にボックス右に抜け出したオペンダの折り返しをシェシュコに流し込まれ、4失点目。 フライブルクは59分にグリフォのゴールで一矢報いるも、反撃はここまで。上位対決に完敗のフライブルクは連勝を逃した。 その他、板倉が先発したボルシアMGはアウェイでヴォルフスブルクと対戦し3-1で勝利。浅野が66分からプレーしたボーフムはアウェイでケルンと対戦し1-2で敗戦。フランクフルトはホームでブレーメンと対戦し1-1のドロー、長谷部に出場機会はなかった。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽4/7 ヴォルフスブルク 1-3 ボルシアMG ◆70分までプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽4/5 フランクフルト 1-1 ブレーメン ◆ベンチ入りも出場せず ★堂安律[フライブルク] ▽4/6 フライブルク 0-3 RBライプツィヒ ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽4/6 ドルトムント 0-1 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽4/6 ドルトムント 0-1 シュツットガルト ◆ベンチ入りも出場せず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽4/6 ケルン 2-1 ボーフム ◆66分からプレー 2024.04.08 07:00 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】堂安の今季4点目などでフライブルクがボルシアMGに完勝!

ブンデスリーガ第27節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第27節では板倉、堂安、浅野、伊藤が先発出場した。 板倉が先発したボルシアMGと堂安が先発したフライブルクによる日本代表対決は、7分にエッゲシュタインのシュートのルーズボールに反応したグレゴリッチュがボレーボレーで流し込み、フライブルクが先制。 1点リードで後半を迎えたフライブルクは、後半開始早々に追加点。47分、グレゴリッチュのシュートのルーズボールを拾ったロールがボックス内に侵入すると、そのままシュートを決め切った。 さらにフライブルクは、58分にもGKからリスタートしたボールを6人がパスを繋いで右サイドの堂安へ。すると、堂安はカットインしながらヒールパス。これに反応したエッゲシュタインがボックス右からグラウンダーのクロスを折り返すと、堂安がダイレクトで蹴り込み、ゴールネットを揺らした。 3点を追う展開のボルシアMGは終盤の85分、CKから板倉が際どいヘディングシュートを放つもGKアトゥボルの好守に阻まれ0-3で敗戦。堂安が今季4点目を挙げ、板倉との日本人対決を制している。 その他、伊藤が88分までプレーしたシュツットガルトは、ホームデハイデンハイムと対戦し3-3で引き分け、原口はベンチ外となった。浅野が86分までプレーしたボーフムはホームでダルムシュタットと対戦し2-2でドロー。フランクフルトはホームでウニオン・ベルリンと対戦し0-0のドロー、長谷部に出場機会はなかった。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/30 ボルシアMG 0-3 フライブルク ◆フル出場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/30 フランクフルト 0-0 ウニオン・ベルリン ◆ベンチ入りも出場せず ★堂安律[フライブルク] ▽3/30 ボルシアMG 0-3 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/31 シュツットガルト - ハイデンハイム ◆88分までプレー ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/31 シュツットガルト 3-3 ハイデンハイム ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/31 ボーフム 2-2 ダルムシュタット ◆86分までプレー 2024.04.01 06:00 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】堂安が今季3点目!無敗レバークーゼンに善戦もフライブルクは惜敗…

ブンデスリーガ第26節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第26節では浅野、堂安、伊藤が先発出場、板倉が途中出場している。 堂安が先発したフライブルクは、ホームで首位レバークーゼンと対戦。ヴィルツに開始早々の電光石火弾を許したフライブルクだったが、10分に試合を振り出しに戻す。 ホーラーとのパス交換でボックス右に侵入した堂安がカットインから左足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に決まった。 堂安の今季リーグ戦3点目で追いついたフライブルクだったが、40分にグリマルドがボックス左のスペースを突いたプレーでルーズとなったボールをフロジェクに押し込まれると、53分には右クロスをシックに流し込まれ、2点のリードを許す。 その後、グレゴリッチュらを投入してゴールを目指すフライブルクは終盤の79分に1点を返したが、反撃はここまで。レバークーゼンに逃げ切りを許したフライブルクは公式戦連敗となった。 また、伊藤がフル出場したシュツットガルトはアウェイでホッフェンハイムと対戦。16分にミロにゴールで先制したシュツットガルトは、前半追加タイム1分にウンダブのスルーパスに抜け出したギラシーがゴールネットを揺らした。 ギラシーの3戦連発弾で2-0としたシュツットガルトは、迎えた後半も主導権を握る。すると68分、ウンダブに代わって入ったルウェリングがCKの流れから伊藤のヘディングでの逸らしをボックス左で受けてシュートを蹴り込んだ。 試合はそのまま3-0でシュツットガルトが勝利。3連勝としている。 その他、板倉が途中出場したボルシアMGはハイデンハイムとアウェイで対戦し1-1の引き分け。浅野がフル出場したボーフムはアウェイでマインツと対戦し0-2で敗戦。フランクフルトはアウェイでドルトムントと対戦し1-3で敗戦、長谷部に出場機会はなかった。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/16 ハイデンハイム 1-1 ボルシアMG ◆71分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/17 ドルトムント 3-1 フランクフルト ◆ベンチ入りも出場せず ★堂安律[フライブルク] ▽3/17 フライブルク 2-3 レバークーゼン ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/16 ホッフェンハイム 0-3 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/16 ホッフェンハイム 0-3 シュツットガルト ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/16 マインツ 2-0 ボーフム ◆フル出場 2024.03.18 07:30 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】浅野vs堂安の日本代表対決は堂安フライブルクに軍配!

ブンデスリーガ第25節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第25節では浅野、堂安、伊藤が先発出場、板倉、長谷部が途中出場している。 浅野が先発したボーフムと堂安が先発したフライブルクによる日本代表対決は、36分にフライブルクが先手を取る。ロングスローの二次攻撃の流れからグレゴリッチュがヘッドで繋ぎ、最後はボックス右のエッゲシュタインがボレーで蹴り込んだ。 1-0で後半を迎えたフライブルクは、53分にボックス手前右でパスを受けた堂安が柔らかいクロスを送ると、グレゴリッチュがヘッドでゴールに流し込み、追加点を奪った。 ボーフムは62分にCKからオルテツのヘディングシュートで1点を返したが、反撃はここまで。逃げ切ったフライブルクが7試合ぶりの白星を挙げている。 また、伊藤がフル出場したシュツットガルトはホームでウニオン・ベルリンと対戦。 シュツットガルトは19分、カラソルのスルーパスでDFの裏に抜け出したギラシーがボックス右からゴールネットを揺らし先制に成功する。さらに前半終了間際にもギラシーの絶妙なスルーパスからヴァグノマンが決定機を迎えたが、これはGKレノウの好セーブに阻まれた。 1点のリードで後半を迎えたシュツットガルトは65分、相手DFのクリアボールをボックス左で拾ったヒューリッヒがコントロールショットをゴール右に突き刺した。 そのまま2-0で勝利したシュツットガルトは、リーグ戦連勝で2位バイエルンを追走している。 その他、板倉が途中出場したボルシアMGはケルンと対戦し3-3の引き分け。長谷部が途中出場したフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦し3-1で勝利した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/9 ボルシアMG 3-3 ケルン ◆72分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/10 フランクフルト 3-1 ホッフェンハイム ◆85分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽3/10 ボーフム 1-2 フライブルク ◆90分までプレー ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/8 シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/8 シュツットガルト 2-0 ウニオン・ベルリン ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/10 ボーフム 1-2 フライブルク ◆フル出場 2024.03.11 07:00 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】堂安先発のフライブルクが王者バイエルンから勝ち点1をもぎ取る

ブンデスリーガ第24節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第24節では浅野、板倉、伊藤、堂安が先発出場している。 堂安が先発したフライブルクはホームでバイエルンと対戦。フライブルクは12分、グリフォの左クロスからサライがヘディングで合わせると、これはGKノイアーがビッグセーブに阻まれたが、ルーズボールを再びサライがバイシクルシュート。今度はバーに直撃したものの、二次攻撃でボックス手前のギュンターのミドルボレーが見事ゴールに決まった。 幸先良く先制したフライブルクだったが、35分にバイエルンにワンチャンスをモノにされる。CKの流れからルーズボールをボックス左角のテルが見事なコントロールシュートで決めきった。 1-1で迎えた後半、先にスコアを動かしたのはバイエルン。75分、ボックス左で仕掛けたムシアラがDFに囲まれながらも圧巻のカットインを見せると、そのままシュートを決めきった。 失点後、フライブルクは堂安を下げてグレゴリッチュを投入。すると87分、ロングスローの流れからグレゴリッチュの落としをホーラーが見事な左足ボレーで流し込み、試合はそのまま2-2のドローで終了した。 その他、伊藤がフル出場したシュツットガルトはアウェイでヴォルフスブルクと対戦しに3-2で勝利。板倉が先発したボルシアMGはボルシアMGと対戦し1-1のドロー。浅野が先発したボーフムはホームでRBライプツィヒと対戦し1-4で敗戦した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽3/2 マインツ 1-1 ボルシアMG ◆フル出場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽3/2 ハイデンハイム 1-2 フランクフルト ◆ベンチ入りせず ★堂安律[フライブルク] ▽3/1 フライブルク 2-2 バイエルン ◆77分までプレー ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽3/2 ヴォルフスブルク 2-3 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽3/2 ヴォルフスブルク 2-3 シュツットガルト ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽3/2 ボーフム 1-4 ライプツィヒ ◆88分までプレー 2024.03.04 08:00 Mon

得点ランク歴代3位の岡崎慎司が今季限りで引退/六川亨の日本サッカーの歩み

元日本代表FWで、現在はベルギーのシント=トロイデンでプレーしている岡崎慎司が今シーズン限りで現役引退を決断したと知人からLINEがあった。(注:その後に引退が公式発表) 滝川二高から清水へ入団したのが2005年のこと。以来シュツットガルト、マインツ、レスターなどヨーロッパのクラブで活躍を続け、20年の長きに渡りストライカーとしてゴールを狙い続けた。マインツでは2シーズン連続して2ケタ得点を記録し、レスターでは主力選手としてクラブのプレミアリーグ初優勝に貢献。 174センチ、76キロと体格に恵まれていたわけでもなければ、飛び抜けて足が速いとか、華麗なテクニックの持ち主でもなかった。ひらすら泥臭くゴールに突進し、身体ごと押し込むようなワンタッチでのプレーが代名詞でもあった。日本代表の試合に出場するため帰国するたびに、身体が一回り大きくなっているのを実感したものだ。それだけ努力を重ねたのだろう。 2007年の北京五輪にU-23日本代表として国際舞台にデビューすると、翌年には日本代表にも選出され、代表初ゴールは2009年1月のアジアカップ予選イエメン戦だった。この09年は16試合出場で15ゴールを奪い、世界得点ランキング1位に輝いている。こうして2019年まで日本代表として積み重ねた得点数は歴代3位の50ゴール(119試合出場)に達した。 歴代1位は言わずと知れた釜本邦茂の75ゴールで、76試合に出場での記録だけに突出した得点率であることがわかる。2位はキング・カズの55ゴールで、4位が本田圭佑と「アジアの核弾頭」と言われた原博実の37ゴールだから、岡崎の数字がいかに凄いかを物語っている。 釜本やカズ、原らの記録は東南アジアの弱小国から固め取りをできた時代でもあった。しかしW杯に連続して出場するようになってから、日本はアジア予選でも1次ではなく2次から出場するなど対戦相手のレベルも上がっている。そうした中での岡崎や本田の記録だけに、1点の重みが違うと言えるだろう。 ちなみに森保ジャパンの得点ランキングでは、1月のアジアカップで2点を加えた南野拓実の20ゴールがトップで13位、伊東純也が13ゴールで21位、4得点だった上田綺世が11ゴールで25位タイ(原口元気や中田英寿、久保竜彦ら)、浅野拓磨が9ゴールで36位タイ(奥寺康彦、福田正博、名波浩ら)、1ゴールだった堂安律が8ゴールで43位タイ、三笘薫、鎌田大地、田中碧の3人が7ゴールで47位タイとなっている。 そして代表復帰を望む声の多い大迫勇也は25ゴールで9位、まだ現役を続けていて北京五輪のメンバーだった香川真司が31ゴールで6位にランクインしている。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.02.26 19:30 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】浅野が王者相手にゴールを挙げ大金星に貢献!今季リーグ初先発の長谷部vs堂安はドロー決着…

ブンデスリーガ第22節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第22節では浅野、板倉、堂安、長谷部、伊藤が先発出場した。 浅野が先発したボーフムはホームでバイエルンと対戦。ボーフムは14分にムジアラのゴールでバイエルンに先制を許したが、38分に 浅野の今季6ゴール目で追いついたボーフムは、44分にもシュテーガーの右CKをシュロッターベックのヘディングで流し込み、逆転に成功した。 迎えた後半、開始直後に浅野がディフェンスライン裏を取って牽制したボーフムが前がかるバイエルンを受け止める展開で立ち上がる。すると78分、CKの際にボックス内でシュロッターベックがウパメカノのヒジ打ちを受けると、ウパメカノは2枚目のイエローカードで退場。このPKをシュテーガーがPKを決めてボーフムが3点目を奪った。 その後、ケインのゴールで1点を返されたボーフムだったが、そのまま3-2で逃げ切り、王者から大金星を挙げた。 また、堂安の先発したフライブルクは、長谷部が今季リーグ初先発したフランクフルトと対戦。 日本人対決となった一戦は、互角の攻防で立ち上がりとなったが、27分にマーモウシュのゴールでフランクフルトが先制。しかし、フライブルクはその3分後にサライのミドルシュートをGKトラップが弾いたルーズボールを堂安が押し込み、追いつく。 堂安の今季リーグ2点目で試合を振り出しに戻したフライブルクだったが、35分にクナウフのゴールで勝ち越しを許す。それでも前半終了間際にボックス内でホーラーが長谷部に足を踏まれてPKを獲得。これをグリフォが決め、2-2で前半を終えた。 迎えた後半、フランクフルトは72分にクナウフのゴールで三度リードを奪う。それでも、フライブルクは試合終了間際の90分にCKの流れからグレゴリッチュがヘディングシュートを流し込み、試合はそのまま3-3で終了した。 その他、伊藤がフル出場したシュツットガルトはアウェイでダルムシュタットに2-1で勝利。板倉が先発したボルシアMGはRBライプツィヒとと対戦し0-2で敗戦した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽2/17 ライプツィヒ 2-0 ボルシアMG ◆69分までプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽2/18 フライブルク 2-3 フランクフルト ◆フル出場 ★堂安律[フライブルク] ▽2/18 フライブルク 2-3 フランクフルト ◆フル出場、今季2点目を記録 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽2/17 ダルムシュタット 1-2 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽2/17 ダルムシュタット 1-2 シュツットガルト ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽2/18 ボーフム 3-2 バイエルン ◆89分までプレー、今季6点目を記録 2024.02.19 07:30 Mon

【ブンデスリーガ日本人選手】代表帰還組が揃って出場!浅野ボーフムはフランクフルトと価値あるドロー

ブンデスリーガ第21節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第21節では浅野、板倉、伊藤が先発出場、堂安が途中出場している。 日本代表から帰還した浅野の先発したボーフムは、長谷部の所属するフランクフルトとアウェイで対戦。互角の攻防で立ち上がった試合は、14分にフランクフルトが先手を取る。 ゲッツェの浮き球パスを右サイド高い位置で受けたチャイビがアーリークロス。マーモウシュがポストに足を直撃させながらもボールをねじ込んだ。 先制を許したボーフムだったが17分、ボックス手前から放ったブロシンスキのミドルシュートがDFにディフレクトしてゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。 追いついたボーフムは、27分に浅野がポストプレーからシュテーガーの決定機を演出したが、逆転とならず。 71分に浅野がピッチを後にしたボーフムは、82分にブロシンスキがGK強襲のシュートを浴びせるも1-1のままタイムアップを迎えた。 また、伊藤洋輝がフル出場したシュツットガルトはホームでマインツと対戦。前半終了間際に立て続けに2ゴールを奪ったシュツットガルトは、73分にウンダブのゴールで3点目。 直後の76分にアジョルクに一矢報いられたシュツットガルトだったが、3-1で快勝した。 その他、堂安が途中出場したフライブルクはアウェイでドルトムントに0-3で完敗。板倉がフル出場したボルシアMGはダルムシュタットとゴールレスドローに終わっている。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽2/10 ボルシアMG 0-0 ダルムシュタット ◆フル出場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽2/10 フランクフルト 1-1 ボーフム ◆ベンチ入りも出場せず ★堂安律[フライブルク] ▽2/9 ドルトムント 3-0 フライブルク ◆59分からプレー ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽2/11 シュツットガルト 3-1 マインツ ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽2/11 シュツットガルト 3-1 マインツ ◆ベンチ入りせず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽2/10 フランクフルト 1-1 ボーフム ◆71分までプレー 2024.02.12 08:30 Mon
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2023年1月30日 ウニオン・ベルリン シュツットガルト 完全移籍
2021年7月1日 ハノーファー ウニオン・ベルリン 完全移籍
2018年7月1日 ヘルタ・ベルリン ハノーファー 完全移籍
2018年6月30日 デュッセルドルフ ヘルタ・ベルリン レンタル移籍終了
2018年1月23日 ヘルタ・ベルリン デュッセルドルフ レンタル移籍
2014年7月1日 浦和 ヘルタ・ベルリン 完全移籍
2009年1月30日 浦和ユース 浦和 完全移籍
2006年4月1日 浦和ユース 完全移籍
今季の成績
ブンデスリーガ 1 20’ 0 0 0
合計 1 20’ 0 0 0
出場試合
ブンデスリーガ
第1節 2023年8月19日 vs ボーフム ベンチ入り
5 - 0
第2節 2023年8月25日 vs RBライプツィヒ 20′ 0
5 - 1
第3節 2023年9月2日 vs フライブルク ベンチ入り
5 - 0
第4節 2023年9月16日 vs マインツ メンバー外
1 - 3
第5節 2023年9月22日 vs ダルムシュタット メンバー外
3 - 1
第6節 2023年9月30日 vs ケルン ベンチ入り
0 - 2
第7節 2023年10月7日 vs ヴォルフスブルク ベンチ入り
3 - 1
第8節 2023年10月21日 vs ウニオン・ベルリン ベンチ入り
0 - 3
第9節 2023年10月28日 vs ホッフェンハイム ベンチ入り
2 - 3
第10節 2023年11月5日 vs ハイデンハイム ベンチ入り
2 - 0
第11節 2023年11月11日 vs ドルトムント ベンチ入り
2 - 1
第12節 2023年11月25日 vs フランクフルト ベンチ入り
1 - 2
第13節 2023年12月2日 vs ブレーメン ベンチ入り
2 - 0
第14節 2023年12月10日 vs レバークーゼン ベンチ入り
1 - 1
第15節 2023年12月17日 vs バイエルン メンバー外
3 - 0
第16節 2023年12月20日 vs アウグスブルク ベンチ入り
3 - 0
第17節 2024年1月14日 vs ボルシアMG ベンチ入り
3 - 1
第18節 2024年1月20日 vs ボーフム ベンチ入り
1 - 0
第19節 2024年1月27日 vs RBライプツィヒ ベンチ入り
5 - 2
第20節 2024年2月3日 vs フライブルク メンバー外
1 - 3
第21節 2024年2月11日 vs マインツ メンバー外
3 - 1
第22節 2024年2月17日 vs ダルムシュタット ベンチ入り
1 - 1
第23節 2024年2月24日 vs ケルン ベンチ入り
1 - 1
第24節 2024年3月2日 vs ヴォルフスブルク メンバー外
2 - 3
第25節 2024年3月8日 vs ウニオン・ベルリン メンバー外
2 - 0
第26節 2024年3月16日 vs ホッフェンハイム メンバー外
0 - 3
第27節 2024年3月31日 vs ハイデンハイム ベンチ入り
3 - 3
第28節 2024年4月6日 vs ドルトムント ベンチ入り
0 - 1
第29節 2024年4月13日 vs フランクフルト ベンチ入り
3 - 0
第30節 2024年4月21日 vs ブレーメン ベンチ入り
2 - 1
第31節 2024年4月27日 vs レバークーゼン ベンチ入り
2 - 2