出場停止のリスクがある選手を出場させるか否か...モウリーニョとロイ・キーンの意見は?
2021.07.03 17:18 Sat
3日のユーロ2020準々決勝でウクライナ代表と戦うイングランド代表について、ロイ・キーン氏とジョゼ・モウリーニョ氏が、選手起用に関する意見を出した。イギリス『ミラー』で伝えている。
メンバー選考における意見の基準は、累積警告が1枚溜まっている選手を出場させるかどうか。ユーロ2020のレギュレーションでは、イエローカードの累積が2枚になると次の1試合に出場できなくなる。しかし、準々決勝終了時点で累積警告はリセットされる。
現在、イングランド代表で累積警告が1枚溜まっているのはフィル・フォーデン、デクラン・ライス、カルビン・フィリップス、ハリー・マグワイアの4人。ウクライナ戦でイエローカードを受けると準決勝に出場できなくなってしまう。
これを踏まえて、モウリーニョ氏は出場停止のリスクがある選手は休ませるべきだと発言した。
「二人を休ませるべきだと言いたい。ウクライナに勝つためには、ライスとフィリップスは出場させなくていい。必要なのは最大でもどちらか一方だ」
「マグワイアは大会に向けて良い準備ができていなかったから、今回は休息を取る絶好の機会だと思う。休息といっても、イエローカードをもらうことによる準決勝の出場停止を防ぐだけではなく、疲労を蓄積させないということも目的だ」
一方、キーン氏は全くの逆の意見。ウクライナ戦はフルメンバーで臨むべきだとコメントしている。
「大きな大会の準々決勝で選手を休ませるという考えは『危険な道』を進むことになる」
「ガレス(・サウスゲイト)は試合に勝つためのベストチームを組むことに集中するべきで、ここまですばらしい仕事をしている」
意見が分かれた両者だが、ウクライナ戦前の記者会見で、累積警告が溜まった選手を休ませたいと思うかという質問に対して、サウスゲイト監督は「そうする理由がよく分からない」と回答したようだ。イギリス『メトロ』が伝えている。
「戦略的にはそうしたいと思うかもしれないが、準々決勝でそんなことをする国があるとは思えない。特に、たった3回目の準決勝進出を目指している国がね」
「私たちは明日に集中しなければならない。それ以外のことを考えるのは大きな間違いであり、(累積警告が溜まった選手を休ませることは)ウクライナに対する侮辱になると思う」
「だから、イエローカードの枚数に基づいて判断することはない。グループリーグ最終戦では、予選通過が決まっていることを分かっていて、その後どうなるかわからなかったので(累積警告が溜まっていた)フィルをメンバー外にした」
「しかし、今は勝つためにプレーしている。全員を起用できるようにしなければならない。」
なお、2日のトレーニング中に負傷したFWブカヨ・サカについては、「今日、軽い打撲を負ったので状態を確認しなければならない。でも、それ以外は全員が出場できる状態だ」とコメントしている。
メンバー選考における意見の基準は、累積警告が1枚溜まっている選手を出場させるかどうか。ユーロ2020のレギュレーションでは、イエローカードの累積が2枚になると次の1試合に出場できなくなる。しかし、準々決勝終了時点で累積警告はリセットされる。
これを踏まえて、モウリーニョ氏は出場停止のリスクがある選手は休ませるべきだと発言した。
「二人を休ませるべきだと言いたい。ウクライナに勝つためには、ライスとフィリップスは出場させなくていい。必要なのは最大でもどちらか一方だ」
「ジョーダン・ヘンダーソンはプレーできる状態にあると信じたい。他の選手たちもフレッシュな状態で、プレーする意欲とモチベーションがある」
「マグワイアは大会に向けて良い準備ができていなかったから、今回は休息を取る絶好の機会だと思う。休息といっても、イエローカードをもらうことによる準決勝の出場停止を防ぐだけではなく、疲労を蓄積させないということも目的だ」
一方、キーン氏は全くの逆の意見。ウクライナ戦はフルメンバーで臨むべきだとコメントしている。
「大きな大会の準々決勝で選手を休ませるという考えは『危険な道』を進むことになる」
「ガレス(・サウスゲイト)は試合に勝つためのベストチームを組むことに集中するべきで、ここまですばらしい仕事をしている」
意見が分かれた両者だが、ウクライナ戦前の記者会見で、累積警告が溜まった選手を休ませたいと思うかという質問に対して、サウスゲイト監督は「そうする理由がよく分からない」と回答したようだ。イギリス『メトロ』が伝えている。
「戦略的にはそうしたいと思うかもしれないが、準々決勝でそんなことをする国があるとは思えない。特に、たった3回目の準決勝進出を目指している国がね」
「私たちは明日に集中しなければならない。それ以外のことを考えるのは大きな間違いであり、(累積警告が溜まった選手を休ませることは)ウクライナに対する侮辱になると思う」
「だから、イエローカードの枚数に基づいて判断することはない。グループリーグ最終戦では、予選通過が決まっていることを分かっていて、その後どうなるかわからなかったので(累積警告が溜まっていた)フィルをメンバー外にした」
「しかし、今は勝つためにプレーしている。全員を起用できるようにしなければならない。」
なお、2日のトレーニング中に負傷したFWブカヨ・サカについては、「今日、軽い打撲を負ったので状態を確認しなければならない。でも、それ以外は全員が出場できる状態だ」とコメントしている。
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