アンジェとボルドーが2部に暫定降格…財政問題理由にDNCGが通告
2021.07.03 15:44 Sat
リーグ・アンに所属するアンジェとボルドーの2クラブが、リーグ・ドゥ(フランス2部)に暫定降格となった。フランス『レキップ』が報じている。
昨シーズンのリーグ・アンを13位で終えたアンジェに関しては財務上の不正が確認されており、その不正を理由に降格措置が取られている。ただ、同クラブのオーナーを務めるサイード・シャバヌ氏は、『レキップ』の取材に対して、今回指摘されている不正は単なる書類上の不備によるもので、決定を覆せることを確信していると主張している。
そして、アンジェはすでに控訴を行っており、7月12日に行われるDNCGの監査によって前述の降格措置が撤回されることを期待している。
一方、昨シーズンのリーグ・アンを12位で終えたボルドーは、深刻な財政難を理由にオーナーグループのキング・ストリートがクラブを商事裁判所の保護下に置くことを決定したため、DNCGは暫定的に降格措置を取ることに。
その他のクラブではマルセイユとナントに対して、サラリーと移籍金の支出を監督する通知が行われており、両クラブは今夏の移籍市場において過度な支出を行わないように指導されている。
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フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)は、財政問題を理由にアンジェとボルドーの2クラブに対して、暫定ながらリーグ・ドゥへの降格措置を取った。そして、アンジェはすでに控訴を行っており、7月12日に行われるDNCGの監査によって前述の降格措置が撤回されることを期待している。
一方、昨シーズンのリーグ・アンを12位で終えたボルドーは、深刻な財政難を理由にオーナーグループのキング・ストリートがクラブを商事裁判所の保護下に置くことを決定したため、DNCGは暫定的に降格措置を取ることに。
ただ、前リールのオーナーであるルクセンブルク実業家のジェラール・ロペス氏がクラブ買収に迫っており、同氏はクラブに対して控訴を行うように指示しており、今回のクラブ買収が完了した場合は、暫定措置が解かれる可能性が高い模様だ。
その他のクラブではマルセイユとナントに対して、サラリーと移籍金の支出を監督する通知が行われており、両クラブは今夏の移籍市場において過度な支出を行わないように指導されている。
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