前回は大荒れの一戦、酒井&長友先発もPSGがマルセイユに快勝《リーグ・アン》

2021.02.08 10:35 Mon
Getty Images
7日、リーグ・アンのマルセイユvsパリ・サンジェルマン(PSG)の一戦が行われ、0-2でPSGが勝利を収めた。
PR
この試合、日本代表DF酒井宏樹、DF長友佑都は互いに先発出場。酒井はフル出場、長友は57分に途中交代している。対するPSGはFWネイマールがベンチスタートとなった。
アンドレ・ビラス=ボアス監督の辞任騒動があったマルセイユがPSGを迎えた一戦。前回対戦は乱闘騒ぎに発展する残念な展開となったなか、マルセイユが勝利していた。

試合は9分、マルセイユのCKをPSGがクリア。ここから一気にカウンターが発動。最後はディ・マリアのスルーパスをスピードに乗って受けたムバッペが追いかけてきた酒井のスライディングをかわすと、そのまま冷静に流し込み、PSGが先制する。

先制を許したマルセイユは17分、右サイドへと展開すると酒井の丁寧なパスを受けたとヴァンがボックス内からシュート。しかし、これは相手のブロックに遭う。
22分には、再び右サイドへと展開。酒井がボックス付近から横パス。これをスルーし最後はロニエがシュートも、GKがキャッチする。

マルセイユにペースを握られたPSGだったが、24分に追加点。右サイドからのクロスに対してイカルディがニアサイドでヘッド。浮き球となったシュートが逆サイドのネットに吸い込まれ、PSGが追加点を奪う。

その後もペースを握るマルセイユは、44分にチャンス。右サイドでパスを受けたトヴァンがスルーパス。インナーラップした酒井がフリーで受けると、ボックス内から折り返すもブロックに遭ってしまう。

後半もマルセイユが押し込む時間帯があるものの、GKセルヒオ・リコの好セーブもあり得点を奪えず。徐々にPSGがペースを握り出すも、後半はゴールを奪えない。

82分にはカウンターから右サイドでボールを持ったルイス・エンリケがクロス。これに酒井が飛び込むと、マルキーニョスのバックパスを奪ってチャンスになるかと思われたが、わずかに合わずGKがキャッチ。そのままPSGが0-2で逃げ切り勝利を収めた。

マルセイユ 0-2 パリ・サンジェルマン
【パリ・サンジェルマン】
キリアン・ムバッペ(前9)
マウロ・イカルディ(前24)

PR
関連ニュース

弟テオが長期離脱の兄リュカへ励ましのメッセージ「必ず強くなって帰ってくることも知っている」

ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスが、左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負った兄のDFリュカ・エルナンデスへメッセージを送った。 リュカは1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのドルトムント戦に先発出場したが、この試合で左ヒザを負傷すると、翌日に行われた精密検査の結果、左ヒザ前十字靭帯断裂と診断された。 今夏に行われるユーロへの出場が絶望となったリュカに対し、テオは自身のイスタグラムで以下のように励ましのメッセージを送った。 「兄さん、人生は再び君を試そうとしている……。僕は君の気持ちを理解しているし、君が必ず強くなって帰ってくることも知っている!いつだって一緒にだよ、兄さん」 2024.05.03 08:40 Fri

CL途中交代のリュカがACL断裂で数カ月の離脱へ…ユーロ出場は不可能に

パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、フランス代表DFリュカ・エルナンデスが近日中に手術を受けることを明かした。 リュカは1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのドルトムント戦に先発出場。しかし、35分にロングパスに抜け出したフュルクルクのシュートをブロックしようとした際に左足を負傷。治療を受けて一度はピッチに戻ったが、再びピッチに座り込むと、42分にDFルーカス・ベラウドと交代した。 クラブの発表によれば、2日にMRI検査を受けたリュカは左ヒザ前十字靭帯断裂と診断され、近日中に手術を受けるとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は6~7カ月の離脱になると伝えており、6月から7月にかけて行われるユーロ2024の出場は不可能となった。 今夏に行われるユーロ2024においてフランス代表は、6月18日のオーストリア代表戦を皮切りに、22日にオランダ代表戦、26日にポーランド代表戦が予定されている。 2024.05.03 08:00 Fri

紆余曲折のPSG入りから1年弱…指揮官と亀裂のシュクリニアルが退団も?

パリ・サンジェルマン(PSG)がスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の売却を水面下で検討か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 紆余曲折を経て、今季インテルからPSGへ加入のシュクリニアル。 開幕当初は不動のレギュラーも、ケガで1月〜3月をほぼ全休し、復帰後もチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝1stレグから3試合連続で起用されていない。リーグ・アンでも5試合中3試合が途中出場だ。 どうやらケガ直前の昨年12月、リーグ・アンでの3試合連続ベンチスタートからルイス・エンリケ監督との亀裂が生じたとされており、この段階から序列が低下。そのためか、PSGは水面下でシュクリニアルの売却も検討段階に。 元々昨年1月にインテルへ移籍金を支払ってでも獲得を望んでいたところから、最終的に昨夏のフリートランスファー獲得となったわけだが、支払わなくてよかったのは移籍金のみで、ミラノへ出向いての交渉等、諸経費にあれこれ投じたことは想像に難くない。 年俸も推定900万ユーロ(約14億9000万円)。買い手がつくかは不明で、現段階でひとつのアイデアに過ぎないとされる「シュクリニアル売却」だが、PSGが人件費を抑えたい、可能なら削減したい思惑なのは確かだとみられている。 『カルチョメルカート』いわく、高年俸からか、シュクリニアルのセリエAへの復帰は不可能とのことだ。 2024.05.02 20:05 Thu

PSG主将がホームでの2ndレグで逆転期す 「とにかく巡ったチャンスを生かし、攻守にわたって決定的に」

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョスが振り返った。 4年ぶり進出の準決勝でドルトムントと激突のPSG。1stレグは1日に行われ、敵地に乗り込んで先勝を狙ったが、36分に崩れると、攻撃陣もシュートがポストを叩くなどの運を欠き、0-1で敗れた。 グループステージでも同居とあって手の内を知る相手だったが、最初の90分を落とし、主将マルキーニョスもフランス『Canal+』でチャンスを生かせずの攻撃面を指摘しながら、肩を落とした。 「前に進み、ボールを保持しながら、プレスをかけていくのを好む2チームの戦いだった。フィジカルが試される場でもあったと思う」 「特に、後半はチャンスが多かったし、CLの決勝を目指すなら、絶対に逃してはならないものだった。ホームでは確実に仕留めないと」 「ここでのプレーはいつだって難しくなる。どれほどの試合になるかはわかりきったことだった。とはいえ、まだ0-1だし、これまでも乗り越えてきた」 「特に、ホームではサポーターと一緒にね」 7日にホームで行われるリターンレグでは追いかける展開での戦いを強いられるが、29歳センターバックは地の利も生かしての逆転を目指した。 「パルク・デ・プランスにサポーターだ。今日よりもはるかに優れたプレーができる。とにかく巡ったチャンスを生かし、攻守にわたって決定的にならないといけないだけだ」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ドルトムントvsパリ・サンジェルマン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZpfQoYQrFv8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.02 09:45 Thu

「まだ何も達成されていない」技ありのゴールで勝利に貢献したフィルクルク、2ndレグへ早くも切り替え「ウェンブリーまであと90分」

ドルトムントのドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 1日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでドルトムントはホームにPSGを迎えた。 2012-13シーズン以来の決勝進出を目指すドルトムント。グループステージでも対戦したPSGと再び顔を合わせることとなった。 試合は36分、自陣からのニコ・シュロッターベックのロングフィードに反応したフュルクルクが巧みなトラップから落ち着いて流し込みドルトムントが先制。PSGは猛攻を見せるも、ポストに嫌われるなどして運もなく、1-0でドルトムントが先勝した。 見事なゴールを奪い、勝利に貢献したフィルクルク。試合後に『DAZN』のインタビューに応じ、ホームゲームでの雰囲気について言及。PSGは手強かったと振り返った。 「信じられないような雰囲気だった。いつも1-0のリードで試合に臨むような気分だ」 「でも、今日は僕たちもとても苦しんだ。彼らが僕たちに大きなプレッシャーをかける場面もあった。これほどのトップクラブ相手には、それは避けられない」 「今はハーフタイムだ。ウェンブリーまであと90分だけど、僕たちは謙虚なままだ」 先勝しながらもリードはわずかに1点。クラブのチャンネルでは改めて気を引き締めるとともに、PSGのサイド攻撃を止めた両サイドバクを称えた。 「リードして2ndレグに臨めるのは良い気分だけど、まだ何も達成されていない。大変な試合だったけど、少しの運も必要だった」 「前線では大きなチャンスがあったし、後方ではしっかりと守れた。スピードあるサイド攻撃に対して、信じられないほど良い試合を見せたサイドバックは、より注目されるべきだ」 <span class="paragraph-title"> 【動画】フィルクルクが圧巻のゴール!ドルトムントがPSGに先勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZpfQoYQrFv8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.02 09:27 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly