南野拓実の電撃移籍の裏にある目論見、ハッセンヒュッテル監督の存在と両クラブが考える「Win-Win」の取引
2021.02.05 19:30 Fri
◆南野拓実がサウサンプトンにフィットする理由
2018年12月にサウサンプトンの指揮官に就任したハッセンヒュッテル監督だが、それまで率いていたのはドイツのRBライプツィヒだった。
レッドブルグループの1つであるライプツィヒで指揮を執っていたハッセンヒュッテル監督が南野を受け入れた理由は1つ。ザルツブルクでのキャリアだった。
南野はザルツブルクでキャリアを積み、5年間で199試合に出場し64ゴール44アシストを記録していた。そこでの活躍を経て、リバプールへの移籍を掴み取ったが、サウサンプトンでプレーすることはプラスに働く。
レッドブルグループは一貫した方針を掲げており、ザルツブルクで活躍した選手がライプツィヒに移籍するケースも多い。ハッセンヒュッテル監督としては、ザルツブルクで5シーズンにわたってレギュラーとしてプレーした南野が、自身が掲げるサッカー、特に守備面での貢献などで計算が立つと判断したのだろう。また、同胞であるクロップ監督が才能を買っているという点も、大きな後押しとなっただろう。
そしてもう1つがサウサンプトンの攻撃陣にケガ人が出ているということだ。
9-0というマンチェスター・ユナイテッド戦の大敗が記憶に新しいが、サウサンプトンはMFイブラヒム・ディアロ、MFオリオル・ロメウ、FWセオ・ウォルコットを欠いていた。
3選手は1月30日に行われたプレミアリーグ第21節のアストン・ビラ戦で負傷。チームは攻撃のカードを失っている状況であり、サイドバックを補強したかったものの南野を提案されて断る理由がなかったのだ。
一定のクオリティを確保できること、そして自身が掲げるサッカーに適応する速度を考えれば、南野はサウサンプトン、そしてハッセンヒュッテル監督にとっては願っても無い補強となった。
Getty Images
2018年12月にサウサンプトンの指揮官に就任したハッセンヒュッテル監督だが、それまで率いていたのはドイツのRBライプツィヒだった。
レッドブルグループの1つであるライプツィヒで指揮を執っていたハッセンヒュッテル監督が南野を受け入れた理由は1つ。ザルツブルクでのキャリアだった。
南野はザルツブルクでキャリアを積み、5年間で199試合に出場し64ゴール44アシストを記録していた。そこでの活躍を経て、リバプールへの移籍を掴み取ったが、サウサンプトンでプレーすることはプラスに働く。
レッドブルグループは一貫した方針を掲げており、ザルツブルクで活躍した選手がライプツィヒに移籍するケースも多い。ハッセンヒュッテル監督としては、ザルツブルクで5シーズンにわたってレギュラーとしてプレーした南野が、自身が掲げるサッカー、特に守備面での貢献などで計算が立つと判断したのだろう。また、同胞であるクロップ監督が才能を買っているという点も、大きな後押しとなっただろう。
そしてもう1つがサウサンプトンの攻撃陣にケガ人が出ているということだ。
9-0というマンチェスター・ユナイテッド戦の大敗が記憶に新しいが、サウサンプトンはMFイブラヒム・ディアロ、MFオリオル・ロメウ、FWセオ・ウォルコットを欠いていた。
3選手は1月30日に行われたプレミアリーグ第21節のアストン・ビラ戦で負傷。チームは攻撃のカードを失っている状況であり、サイドバックを補強したかったものの南野を提案されて断る理由がなかったのだ。
一定のクオリティを確保できること、そして自身が掲げるサッカーに適応する速度を考えれば、南野はサウサンプトン、そしてハッセンヒュッテル監督にとっては願っても無い補強となった。
PR
PR
|
関連ニュース