アーセナル元指揮官ヴェンゲル、氷漬けのエジルに見解 「扱いづらい選手じゃない」
2020.12.13 19:30 Sun
アーセナル元指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏が元ドイツ代表MFメスト・エジルを思いやった。
ウナイ・エメリ前監督に続いて、アルテタ監督の下でも評価されず、不遇のときを過ごし続けるエジルだが、同選手をアーセナルに導いた張本人であるヴェンゲル氏は『ESPN』のポッドキャスト『Caught Offside』でチームに組み込みにくい選手ではないと主張。また、完全に構想から外しているアルテタ監督にエジルの扱い方を助言した。
「彼は扱いづらい選手じゃなかった。クリエイティブプレーヤーとしての特別な素質がある選手で、楽しみが必要なのだ。それに、アーティストであり、そうした選手は少しばかり繊細でもある。彼らにはサポートだけでなく、ベストを尽せる環境が必要になってくる」
「チームを率いるにあたり、ふた通りの方法がある。まずは全員に同じことをさせる方法だ。同じ強度の働き、同じディフェンスワーク、そして妥協点を見つけるのだ。ディフェンスワークが期待できず、クリエイティブな選手がチームにいるなら、その選手を軸にチームを作るかだ」
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2013年夏にレアル・マドリーからヴェンゲル体制のアーセナルに加わり、絶対的司令塔として公式戦通算254試合44得点77アシストの数字を誇るとともに、チームを4度のFAカップ優勝に導いたエジル。クラブ屈指の高給も受け取るスターだが、2019年12月から指揮を執るミケル・アルテタ監督の信頼を掴めず、今季に入り、プレミアリーグとヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーからも外される屈辱的な扱いを受けている。「彼は扱いづらい選手じゃなかった。クリエイティブプレーヤーとしての特別な素質がある選手で、楽しみが必要なのだ。それに、アーティストであり、そうした選手は少しばかり繊細でもある。彼らにはサポートだけでなく、ベストを尽せる環境が必要になってくる」
「チームを率いるにあたり、ふた通りの方法がある。まずは全員に同じことをさせる方法だ。同じ強度の働き、同じディフェンスワーク、そして妥協点を見つけるのだ。ディフェンスワークが期待できず、クリエイティブな選手がチームにいるなら、その選手を軸にチームを作るかだ」
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