「ファイターらしく見えるかな」マウスピースを手にしたMF遠藤航、デュエル勝利数については「Jリーグでも取り入れたら」
2020.11.15 21:30 Sun
日本代表は15日、17日に控えるメキシコ代表戦に向けてトレーニングを実施した。
13日のパナマ代表戦では、南野拓実のPKを守り切って1-0で勝利した日本。一方のメキシコは、14日に韓国代表と親善試合を行い、先制を許したものの、一気に3ゴールを奪って3-2と逆転勝利を収めていた。
トレーニング前、MF遠藤航(シュツットガルト)がメディア取材に応対した。
パナマ戦では後半頭からピッチに立ち、チームに流れを引き寄せる出色の活躍を見せた遠藤。メキシコ戦については「パナマ戦しっかり勝てたことは大きいですし、メキシコ戦は大事で、勝ちを目指します」と力強く勝利を目指すと語った。
韓国との試合については「試合は観れていないですが、良いチームだと知っていますし、分析等はこれからです」とコメント。「ミーティングなどで、イメージをしっかり頭に入れて、勝てるように良い準備をしたいと思います」とこれから勝利に向けて準備すると語った。
その相手を見るという大きなプレーポイントについては「
シュツットガルトの今の監督は相手に合わせて形を変えたりする監督なので、そこの戦術的な部分のやり方が勉強になっています」と移籍後により強く意識するようになったと言い、「昔から意識はしていましたが、シュツットガルトに来てから、そういうブンデスでプレッシャーある中でやっていく中で磨かれたと思います」と、この1年で大きく変化したところだと明かした。
その遠藤は今回のシリーズからマウスピースを着用する。シュツットガルトにいる日本人の歯科医で作ってもらっているというが、その理由は「基本的には歯を守るということと、色は赤と青、所属先のチームカラーと代表のカラーで、アウェイは赤、ホームは青をつけようかなと」とコメント。「球際が強いやデュエルが強いというイメージが強いというのもあるので、ファイターらしく見えるかなというのも」と語り、見た目も考えてのことだと明かした。
それには自身のポジションも関係していると言い「守備的MFは注目されづらい、アタッカーの前の選手が注目されることは割り切って僕らもプレーしているんですが、僕みたいな目立たないタイプや守備的な選手が注目されるにはどうしたらいいか」と、分かりづらい活躍により注目を浴びられないとコメント。「たまたまブンデス勝利数1位を取り上げてもらっていて、そういうタイミングなので、マウスピースをつけて、守備的MFの選手が僕だけじゃなくて注目されるようになっていけば僕も嬉しいと思います」と、自身が今注目を集めていることを利用して、価値を高めて行きたいと考えたことも明かした。また、「サッカーの見方も普通のサッカーを見ているサポーターの方の見方が変わってくれればという思いもあります」と注目して欲しいとアピールした。
ブンデスリーガでは守備面のスタッツもランキング化されているが、現時点でJリーグはゴール数のみ。アシストなども数値化されてランキングにはなっていない。
その点については「それは思います」とJリーグでも導入してもらいたいとコメント。「ブンデス1部でプレーしはじめてこういったデータが出ると知って、これはJリーグででたらいいなとか。データが出ることによって、守備的MFが注目されることもあると思うし、後ろの選手のデータも良いってでてくると思います」と、守備陣の評価基準としてあった方が良いと感じているとした。
また、「僕が言って簡単に導入されるものではないですが、指標としてもっともっと注目されるようになればと。僕のような選手がもっと注目されるようになると思います」とし、新たな評価基準を提案していた。
遠藤がプレーするボランチは、2018年のロシア・ワールドカップをもって長年務めたMF長谷部誠(フランクフルト )が代表を引退。後釜が誰になるのかは大きな注目を集めていた。
そのボランチへの思いについては「ロシア後のタイミングは誰もが長谷部さんの後、誰がボランチでプレーするのかという思いがあったと思いました」と遠藤も感じていたとコメント。「僕はロシア前からボランチでプレーしたいという思いがあって、その後移籍してボランチでプレーできるようになりました」と浦和レッズ時代は3バックの一角でプレーしていたが、シント=トロイデン、シュツットガルトでボランチとしてプレーできている事が大きいとコメントした。
それでも、「今ブンデス1部でやれるようになっていることは自信になっていますが、さらに存在感を高められるような選手になりたいと思います」とまだまだ成長したいとコメント。「次の一戦は自分にとって大事な一戦になると思いますし、チームの中心として次の試合でも存在感を出せればと思います」とメキシコ戦にも意欲を示した。
13日のパナマ代表戦では、南野拓実のPKを守り切って1-0で勝利した日本。一方のメキシコは、14日に韓国代表と親善試合を行い、先制を許したものの、一気に3ゴールを奪って3-2と逆転勝利を収めていた。
パナマ戦では後半頭からピッチに立ち、チームに流れを引き寄せる出色の活躍を見せた遠藤。メキシコ戦については「パナマ戦しっかり勝てたことは大きいですし、メキシコ戦は大事で、勝ちを目指します」と力強く勝利を目指すと語った。
韓国との試合については「試合は観れていないですが、良いチームだと知っていますし、分析等はこれからです」とコメント。「ミーティングなどで、イメージをしっかり頭に入れて、勝てるように良い準備をしたいと思います」とこれから勝利に向けて準備すると語った。
パナマ戦では得意のボール奪取だけでなく、そこから効果的な攻撃を生み出していた遠藤。その点について「もともと自分の特徴として縦に入れるところはありましたが、最近意識しているのは、相手がどうプレッシャーをかけるのか、見方がどこにいるのか、3枚、4枚とか、相手のシステムとかを考えて自分がどこでボールを受けるべきか。自分のポジショニングをすごく意識しているので、ここ最近の変化はそういうところです」と、相手を見る事が大きいとし、「ブンデス1部でしっかりやれていることが自信になっていると思います」とドイツでのプレーで自信を得た事が大きいとも語った。
その相手を見るという大きなプレーポイントについては「
シュツットガルトの今の監督は相手に合わせて形を変えたりする監督なので、そこの戦術的な部分のやり方が勉強になっています」と移籍後により強く意識するようになったと言い、「昔から意識はしていましたが、シュツットガルトに来てから、そういうブンデスでプレッシャーある中でやっていく中で磨かれたと思います」と、この1年で大きく変化したところだと明かした。
その遠藤は今回のシリーズからマウスピースを着用する。シュツットガルトにいる日本人の歯科医で作ってもらっているというが、その理由は「基本的には歯を守るということと、色は赤と青、所属先のチームカラーと代表のカラーで、アウェイは赤、ホームは青をつけようかなと」とコメント。「球際が強いやデュエルが強いというイメージが強いというのもあるので、ファイターらしく見えるかなというのも」と語り、見た目も考えてのことだと明かした。
それには自身のポジションも関係していると言い「守備的MFは注目されづらい、アタッカーの前の選手が注目されることは割り切って僕らもプレーしているんですが、僕みたいな目立たないタイプや守備的な選手が注目されるにはどうしたらいいか」と、分かりづらい活躍により注目を浴びられないとコメント。「たまたまブンデス勝利数1位を取り上げてもらっていて、そういうタイミングなので、マウスピースをつけて、守備的MFの選手が僕だけじゃなくて注目されるようになっていけば僕も嬉しいと思います」と、自身が今注目を集めていることを利用して、価値を高めて行きたいと考えたことも明かした。また、「サッカーの見方も普通のサッカーを見ているサポーターの方の見方が変わってくれればという思いもあります」と注目して欲しいとアピールした。
ブンデスリーガでは守備面のスタッツもランキング化されているが、現時点でJリーグはゴール数のみ。アシストなども数値化されてランキングにはなっていない。
その点については「それは思います」とJリーグでも導入してもらいたいとコメント。「ブンデス1部でプレーしはじめてこういったデータが出ると知って、これはJリーグででたらいいなとか。データが出ることによって、守備的MFが注目されることもあると思うし、後ろの選手のデータも良いってでてくると思います」と、守備陣の評価基準としてあった方が良いと感じているとした。
また、「僕が言って簡単に導入されるものではないですが、指標としてもっともっと注目されるようになればと。僕のような選手がもっと注目されるようになると思います」とし、新たな評価基準を提案していた。
遠藤がプレーするボランチは、2018年のロシア・ワールドカップをもって長年務めたMF長谷部誠(フランクフルト )が代表を引退。後釜が誰になるのかは大きな注目を集めていた。
そのボランチへの思いについては「ロシア後のタイミングは誰もが長谷部さんの後、誰がボランチでプレーするのかという思いがあったと思いました」と遠藤も感じていたとコメント。「僕はロシア前からボランチでプレーしたいという思いがあって、その後移籍してボランチでプレーできるようになりました」と浦和レッズ時代は3バックの一角でプレーしていたが、シント=トロイデン、シュツットガルトでボランチとしてプレーできている事が大きいとコメントした。
それでも、「今ブンデス1部でやれるようになっていることは自信になっていますが、さらに存在感を高められるような選手になりたいと思います」とまだまだ成長したいとコメント。「次の一戦は自分にとって大事な一戦になると思いますし、チームの中心として次の試合でも存在感を出せればと思います」とメキシコ戦にも意欲を示した。
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