レーティング:バルセロナ 1-1セビージャ《ラ・リーガ》

2020.10.05 06:26 Mon
Getty Images
ラ・リーガ第5節、バルセロナvsセビージャが4日にカンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 ネト 5.5
失点場面はノーチャンス。ビルドアップには課題も良い準備からの飛び出しなど、判断良くプレーできていた
DF
20 セルジ・ロベルト 5.5
アラウホの存在、オカンポスとのマッチアップもあり、いつも以上にバランスを意識してプレー。堅実に守りながら繋ぎの部分で自身の色を出した

30 アラウホ 6.0
デビュー戦で退場した因縁の相手に対して、成長を感じさせる一戦に。繋ぎの判断、質には改善の余地も、高い身体能力を生かした守備は及第点以上の出来

3 ピケ 6.0
左センターバックでのプレーとなった中、相棒のアラウホを動かしながら全体をオーガナイズ。ビルドアップの局面では右に比べて少し窮屈だった
18 ジョルディ・アルバ 5.5
スソとヘスス・ナバスのコンビに苦しむ場面もあったが、効果的な背後へのランニングで同点ゴールに絡むなど、いつも通りの安定感

(→デスト 5.5)
アルバの負傷を受けていきなりのデビューに。落ち着いてプレーできていた

MF
7 グリーズマン 5.0
ファティと共に相手の背後を狙い、守備時の切り替えも徹底していたが、攻撃面でもう少し効果的なプレーがほしかった

(→トリンコン 5.0)
才能の片りんは見せたが、最後の決定機は決めたかった

5 ブスケッツ 5.0
疲労とドブレピボーテへの苦戦か、効果的な立ち位置、パスをなかなか出せず。ボールの循環を停滞させてしまった

14 コウチーニョ 6.0
嬉しい復帰後初ゴール。守備時の切り替えの意識も高く、好調を維持

(→ピャニッチ 5.5)
まずまずプレーに絡んだが、本領発揮は代表ウィーク明け後か

21 F・デ・ヨング 5.5
攻守に最低限の役割をこなしたが、ブスケッツ同様に重さが見受けられ、らしくない繋ぎのミスが散見

22 アンス・ファティ 5.5
効果的な裏抜けでボックス内までは行けたが、クンデらの対応に遭い最後の局面で違いを作れず

(→ペドリ 5.0)
セビージャの堅守を前にほぼ見せ場を作れず

FW
10 メッシ 5.5
同点ゴールの起点に。ボールを引き出しながら要所で局面を打開するプレーを見せた

監督
クーマン 5.5
最低限の勝ち点1を手にしたが、低調なブスケッツを引っ張った点は解せない。ビルドアップの問題はラングレとテア・シュテーゲンの復帰で解消か

▽セビージャ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 ブヌ 6.0
失点場面はやや不運だった。的確なポジショニングでコースを限定し、きっちりシュートストップ

DF
16 ヘスス・ナバス 6.0
難しい対応だったが、自身のクリアが失点に繋がる。ただ、それ以外は安定した対人対応と、スソとの好連係で際どいクロスを入れ続けた

12 クンデ 6.5
絶好調のファティを封殺。先制点に絡むなど、攻守両面で質の高さを示した

20 ジエゴ・カルロス 6.0
相手のアジリティの高いアタッカーに対して、粘り強く対応。ブロックを敷いた場面ではより頼りになる存在に

19 アクーニャ 5.5
持ち味の攻撃ではなかなか見せ場を作れなかったが、守備では粘りの対応を続けて穴を作らず

MF
8 ジョルダン 6.0
守備では相手のドブレピボーテをうまく消した。攻撃ではややミスも出たが、全体的にチャレンジの姿勢は出ていた

(→オリベル・トーレス -)

25 フェルナンド 6.0
インテリオール2枚とポジションを入れ替えながらも、ベテランらしい的確なポジショニング、コーチングで中盤をオーガナイズした

10 ラキティッチ 6.0
古巣のやり方を熟知しており、中盤の相棒たちと共に繋ぎの局面で相手のプレーに見事に制限をかけ続けた。惜しむらくはミドルシュートを決め切りたかった

(→グデリ 5.5)
苦しい時間帯に中盤に強度を与えた

FW
7 スソ 5.5
先制点の起点に。持ち味のキープ力でヘスス・ナバスの攻め上がりを促した。ただ、より仕掛ける姿勢がほしかった

(→ムニル 5.5)
古巣相手に攻守にダイナミズムを発揮も決定的な仕事には至らず

9 L・デ・ヨング 6.0
豪快なシュートで先制点を奪取。前線でよく身体を張り、攻守にチームを助けた

(→カルロス・フェルナンデス -)

5 オカンポス 5.5
仕掛ける姿勢は見せたが、やや切れ味を欠きアラウホらに抑え込まれた

(→エン=ネシリ 5.5)
アラウホのポスト直撃ディフレクトに繋がる際どいクロスを供給。前線からのハイプレスで相手を苦しめた

監督
ロペテギ 6.0
ベンチ入り禁止処分により、スタンドからリモートでの采配に。相手のドブレピボーテを封じ込めるなど、戦術的な駆け引きでは勝った

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クンデ(セビージャ)
非常に拮抗した展開の中で突出した選手は少なかったが、攻守両面でハイレベルのプレーを90分間披露したクンデをMOMに選出。圧倒的な対人の強さに加え、守備センス、一定水準の繋ぎとメガクラブ垂涎の万能型CB。

バルセロナ 1-1 セビージャ
【バルセロナ】
コウチーニョ(前10)
【セビージャ】
L・デ・ヨング(前8)

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チャビ監督が来季続投を決断…バルセロナ副会長「チャビは残るだろう」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督(44)が、来シーズンの続投を決断した。 ラポルタ会長やスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏ら首脳陣とチャビ監督の間で行われた24日の会談で、両者は2025年までの契約を履行することで合意に至ったという。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナのラファ・ユステ副会長は「チャビは残るだろう、彼は本当に幸せだ。我々は他の監督候補と交渉を開いたことがない。それに、デコはチャビを信頼している、それは保証だ」と、チャビ監督の続投を認めたとのことだ。 ラ・マシア出身で現役時代に輝かしいキャリアを残したチャビ監督は、ロナルド・クーマン前監督の解任に伴い2021年11月に指揮官として古巣に帰還。就任2年目にラ・リーガのタイトル奪還に成功し、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ突破に導いた。 しかし、今シーズンはラ・リーガでの苦戦に加え、今年1月にコパ・デル・レイ、スーペル・コパ・デ・エスパーニャでタイトルを逃すと、同月末に大敗したラ・リーガ第22節のビジャレアル戦後に今季限りでの退任を電撃発表。 その後、チームはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8敗退に、先日のエル・クラシコでの敗戦によってラ・リーガ連覇の可能性もほぼ潰えたが、チャビ監督の退任発表後はチームパフォーマンスの改善に、DFパウ・クバルシらカンテラーノの台頭など状況は好転しつつあった。 また、財政難のクラブにとって新指揮官招へいは財政面のリスクが大きく、噂される候補の招へいが難航していたこともあり、ジョアン・ラポルタ会長ら首脳陣は一時退任の意向を示していたチャビ監督の意思を尊重する意思を示したものの、ここ最近に入って改めて続投を要請。 これに対して徐々に態度を軟化した指揮官が最終的に当初の辞任から翻意し、続投を決断した形だ。 なお、クラブからの正式なアナウンスは25日にラポルタ会長によって発表される可能性が高いようだ。また、チャビ監督は29日に行われるバレンシア戦に向けた公式会見の場で、改めて自身の言葉で今回の決断を語ることになる。 2024.04.25 07:15 Thu

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