特別扱い?ギグスがファーガソン監督の代名詞“ヘアドライアー”を受けなかった4選手を明かす
2020.05.11 19:45 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであり、ウェールズ代表監督のライアン・ギグス氏が名将の人身掌握術について言及した。
これは、選手たちだけでなくファンの間でも知られることとなり、その激昂ぶりから“ヘアドライヤー”と呼ぼれるほど。多くの選手が経験しているとされている。
しかし、そんな“ヘアドライヤー”を一度も受けなかった選手もいるようだ。ファーガソン監督下でプレミアリーグ優勝13回を含む最も多くのタイトルを勝ち取った選手であるとともに、最も多く起用された選手でもあるギグス氏が、イギリス『beIN SPORTS』の番組内で明かした。
「監督が一度も怒らなかった選手が3、4人いた」
「(エリック・)カントナがその1人で、あとはブライアン・ロブソン、ロイ・キーン、クリスティアーノ・ロナウドだ。彼らはそれぞれ別の意味で、試合を1人で決められる選手たちだった」
また、ギグス氏はその中でもカントナは特別扱いを受けていたと明かし、選手個人個人の力の引き出し方を熟知していたとファーガソン氏の人身掌握術を称賛した。
「エリックについて、彼が何もしなかった試合が何回かあった」
「点も決めなければ、テベスやルーニーのようにピッチ上を走り回ったりもせず、何も貢献していなかったんだ。でも監督は、遅かれ早かれ、彼が調子を取り戻すことを知っていたんだ」
「(そんな試合の後は)私たちはロッカールームに座って『今回は流石に監督も怒らなきゃダメだろう。彼は今日何もしなかったぞ』と思っていたんだ」
「でも、その次の週には彼は決勝点を決めたり、魔法のような素晴らしいプレーを見せるんだ。監督はビッグネームの扱い方がとても上手かった。彼らがピッチの上で仕事をしていれば、彼らを特別扱いしたんだ」
「彼は心理学のマスターだった。特定の選手から最大限の力を引き出すにはどうするのが良いのかを熟知していた」
「優しくしてやるのが良いのか、ハーフタイムや試合後に大目玉を食らわせるのが良いのか、ベンチに下げるのが良いのか。どうすれば選手がポジディブな反応をするのか知っていたんだ」
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1986年の監督就任から2013年で勇退するまで、27年間にわたってユナイテッドを率いたサー・アレックス・ファーガソン氏。数々のタイトルを勝ち取った歴戦の名将であるが、その手腕と共に有名だったのが、不甲斐ないパフォーマンスを見せた選手に度々食らわせた大目玉だ。これは、選手たちだけでなくファンの間でも知られることとなり、その激昂ぶりから“ヘアドライヤー”と呼ぼれるほど。多くの選手が経験しているとされている。
「監督が一度も怒らなかった選手が3、4人いた」
「(エリック・)カントナがその1人で、あとはブライアン・ロブソン、ロイ・キーン、クリスティアーノ・ロナウドだ。彼らはそれぞれ別の意味で、試合を1人で決められる選手たちだった」
「彼らはピッチ上で仕事をしたから、監督も(怒る必要がないと)感じたんだろう」
また、ギグス氏はその中でもカントナは特別扱いを受けていたと明かし、選手個人個人の力の引き出し方を熟知していたとファーガソン氏の人身掌握術を称賛した。
「エリックについて、彼が何もしなかった試合が何回かあった」
「点も決めなければ、テベスやルーニーのようにピッチ上を走り回ったりもせず、何も貢献していなかったんだ。でも監督は、遅かれ早かれ、彼が調子を取り戻すことを知っていたんだ」
「(そんな試合の後は)私たちはロッカールームに座って『今回は流石に監督も怒らなきゃダメだろう。彼は今日何もしなかったぞ』と思っていたんだ」
「でも、その次の週には彼は決勝点を決めたり、魔法のような素晴らしいプレーを見せるんだ。監督はビッグネームの扱い方がとても上手かった。彼らがピッチの上で仕事をしていれば、彼らを特別扱いしたんだ」
「彼は心理学のマスターだった。特定の選手から最大限の力を引き出すにはどうするのが良いのかを熟知していた」
「優しくしてやるのが良いのか、ハーフタイムや試合後に大目玉を食らわせるのが良いのか、ベンチに下げるのが良いのか。どうすれば選手がポジディブな反応をするのか知っていたんだ」
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