シマオ・マテ弾で仙台先制も…名古屋が阿部移籍後初ゴールで追いつきドロー《J1》
2020.02.22 16:05 Sat
ベガルタ仙台と名古屋グランパスによる明治安田生命J1リーグ第1節が22日にユアテックスタジアム仙台で開催。仙台が先制したが、名古屋が追いつき、1-1のドローに終わった。
木山新体制の仙台は先日、FC東京からレンタル加入した柳と古巣戦の赤崎をスタートから起用。一方、マッシモ・フィッカデンティ体制2年目の名古屋は先のルヴァンカップに続いて、前田を最前線に置くなど、同じ11名を送り出した。
試合は前線にセンターFWタイプの選手を置かず、マテウス、前田、相馬のドリブラーを並べた名古屋が積極的な入りをみせる。キックオフから守りに重きを置きつつ、奪ってからのシンプルなダイレクトプレーでカウンターを狙ってくる仙台に対して、ボールを動かしながらサイドを攻撃の起点に崩しにかかっていく。
そんな試合は、仙台が敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから二次攻撃に転じた18分にスコアが動く。左サイドの赤崎が右足でクロスを送ると、ゴール前で中谷と競り合ったシマオ・マテが頭で合わせにかかる。これを合わせ切れなかった仙台主将だったが、右ポストに弾かれたボールに素早く反応して押し込んだ。
序盤から攻撃の主導権を握るなかで、仙台にワンチャンスをモノにされ、先にゴールを許してしまった名古屋だが、34分に追いつく。右サイドで味方の縦パスに反応した前田がドリブルでボックス右深くに侵攻。ニアサイドのマテウスが折り返しをスルーすると、後方のスペースを突いた阿部が左足ダイレクトで合わせた。
そうした展開が続くなか、名古屋が77分、前半に同点弾をマークした阿部のボックス左を突く絶妙なスルーパスから決定機。完璧なタイミングで相手の背後を取り、フィニッシュに持ち込んだ相馬だったが、右足でコースを狙い澄ましたシュートはわずか右に外れてしまい、絶好の勝ち越し機を逸してしまった。
続く86分、またしても阿部が左サイドからのクロスでビッグチャンスを演出したが、ボックス中央で収めた山崎がGKヤクブ・スウォビィクの鋭い寄せに遭い、この場面も不意に。さらに、左CKのチャンスを獲得した90分、ニアサイドの米本がクロスに頭で合わせるが、これもわずかにクロスバーの上に外してしまう。
結局、仙台と名古屋の開幕ゲームは痛み分けで終了。勝ち点を分け合う形で新シーズンのスタートを切っている。
ベガルタ仙台 1-1 名古屋グランパス
【仙台】
シマオ・マテ(前18)
【名古屋】
阿部浩之(前34)
木山新体制の仙台は先日、FC東京からレンタル加入した柳と古巣戦の赤崎をスタートから起用。一方、マッシモ・フィッカデンティ体制2年目の名古屋は先のルヴァンカップに続いて、前田を最前線に置くなど、同じ11名を送り出した。
そんな試合は、仙台が敵陣右サイドで獲得したFKのチャンスから二次攻撃に転じた18分にスコアが動く。左サイドの赤崎が右足でクロスを送ると、ゴール前で中谷と競り合ったシマオ・マテが頭で合わせにかかる。これを合わせ切れなかった仙台主将だったが、右ポストに弾かれたボールに素早く反応して押し込んだ。
序盤から攻撃の主導権を握るなかで、仙台にワンチャンスをモノにされ、先にゴールを許してしまった名古屋だが、34分に追いつく。右サイドで味方の縦パスに反応した前田がドリブルでボックス右深くに侵攻。ニアサイドのマテウスが折り返しをスルーすると、後方のスペースを突いた阿部が左足ダイレクトで合わせた。
イーブンに戻して後半に入った名古屋は、引き続き攻勢に出るが、守りを固める仙台も抵抗。関口、石原を立て続けに投入してきた仙台に対して、74分に前田と山崎の交代に動き、攻撃に変化をもたらそうとした名古屋だが、局面で相手のブロックに引っかかり続けてしまい、なかなか勝ち越しゴールを奪い切れない。
そうした展開が続くなか、名古屋が77分、前半に同点弾をマークした阿部のボックス左を突く絶妙なスルーパスから決定機。完璧なタイミングで相手の背後を取り、フィニッシュに持ち込んだ相馬だったが、右足でコースを狙い澄ましたシュートはわずか右に外れてしまい、絶好の勝ち越し機を逸してしまった。
続く86分、またしても阿部が左サイドからのクロスでビッグチャンスを演出したが、ボックス中央で収めた山崎がGKヤクブ・スウォビィクの鋭い寄せに遭い、この場面も不意に。さらに、左CKのチャンスを獲得した90分、ニアサイドの米本がクロスに頭で合わせるが、これもわずかにクロスバーの上に外してしまう。
結局、仙台と名古屋の開幕ゲームは痛み分けで終了。勝ち点を分け合う形で新シーズンのスタートを切っている。
ベガルタ仙台 1-1 名古屋グランパス
【仙台】
シマオ・マテ(前18)
【名古屋】
阿部浩之(前34)
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