◆明治安田生命J1リーグ第1節
2020年2月23日(日)
14:00キックオフ
横浜F・マリノス vs ガンバ大阪
[日産スタジアム]
◆公式戦3試合9得点! 内容&チーム状態ともに良し【横浜F・マリノス】
横浜FMは死角なしの状態で連覇がかかるJ1リーグの開幕ゲームに臨む。ゼロックス杯こそPK戦の末、落としたが、6年ぶりの参戦となるACLは2連勝スタート。直近のシドニーFC戦も4-0の快勝で飾り、内容&チーム状態ともに良好だ。そのなかで、昨季も大いに猛威を振るったアタッキング・フットボールは今季ここまで公式戦3試合で計9得点の数字が示すように健在。シドニーFC戦で2得点を挙げた新戦力のオナイウ阿道も順応の兆しをみせ、昨季以上の破壊力を期待させる。
気になる点はシドニーFC戦から中3日のスケジュールによる選手のコンディション面。そして、シドニーFC戦を負傷欠場した畠中の復帰可否だ。畠中が欠場なら、伊藤槙人が引き続きチアゴ・マルチンスの相方を務めることになりそうだ。また、シドニーFC戦でベンチメンバーにすら入らなかったエジガル・ジュニオ、エリキが起用されるなら、センターFWと左サイドの顔ぶれが替わることになるが、オナイウ阿道と遠藤渓太は共に良い状態だけに、指揮官の起用法にも注目だ。
▽予想スタメン
GK:朴一圭
DF:松原健、チアゴ・マルチンス、伊藤槙人、ティーラトン
MF:喜田拓也、マルコス・ジュニオール、扇原貴宏
FW:仲川輝人、オナイウ阿道、遠藤渓太
監督:アンジェ・ポステコグルー
◆試されるハイプレス戦術! 苦手開幕戦克服なるか【ガンバ大阪】
G大阪は5年ぶりのタイトルを目指す今季となる。しかし、今季初の公式戦となるルヴァンカップの柏戦では今季から新たに取り組むハイプレスがハマらず、0-1の敗戦。後半から昨季終盤の勢いを感じさせる戦いを披露したが、ハイプレスが通用しない相手、特にボール保持にこだわない相手と対峙したときの柔軟性が課題として浮き彫りになった。ただ、J1開幕戦の相手はアクションサッカーを志向する横浜FM。ハイプレスがどれだけ機能するかがポイントになってきそうだ。
そんなG大阪は先発で使われるか否か流動的だが、先の柏戦をコンディション不良で欠場したアデミウソンが戦列復帰。一方、別メニュー調整を続ける新戦力の昌子源は間に合わず、菅沼駿哉も負傷の影響で欠場となり、新加入の新里亮が引き続き3バックの一角に入ることが濃厚だ。開催地こそ違えど、昨季と同一カードとなり、G大阪にとって11年ぶりに敵地で迎える開幕戦。その開幕ゲームは2011年以来、未勝利(3分け5敗)が続いている。昨季王者を叩き、勢いをつけられるか。
▽予想スタメン
GK:東口順昭
DF:新里亮、三浦弦太、キム・ヨングォン
MF:福田湧矢、遠藤保仁、藤春廣輝
MF:井手口陽介、倉田秋
FW:小野瀬康介、宇佐美貴史
監督:宮本恒靖
