怪物ハーランドの契約、“ドルト損なし”のバイアウト条項が明らかに!
2020.01.30 17:50 Thu
ドイツ『Sport Bild』が29日、ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(19)のバイアウト条項を指摘した。
そんなハーランドのドルトムント移籍は将来的により大きなクラブに移ることも加味された契約により、実現した模様で、2021年夏以降に有効になる7500万ユーロ(約89億8000万円)のバイアウト条項が存在。しかし、この金額は選手の父親と代理人のミノ・ライオラ氏が求めた額より高く、ハーランドが2024年6月までの契約終了前に移籍したとしても、ドルトムント側が獲得時の投資額をすべて回収できるよう計算されたものとのことだ。
したがって、バイアウト条項が存在しているとしても、損しない額を設定したドルトムントが主導権を握る形に。ハーランドがブンデスリーガ挑戦から早々に旋風を巻き起こしていることを考えると、今後もより大きなクラブの関心を集める状況が続きそうなだけに、ドルトムント的に加入交渉の段階で優位な条件を盛り込めたのはこの先を鑑みると大きいかもしれない。
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今シーズンのザルツブルクで記録した公式戦22試合28ゴールの活躍に目を光らせた欧州有力クラブの争奪戦を経て、今冬のドルトムント入りを決断したハーランド。ブンデスリーガ第18節のアウグスブルク戦に途中からピッチに入って衝撃のハットトリックデビューを果たすと、続くケルン戦でも65分からの出場でドッペルパックを成し遂げ、リーグ史上初の「デビュー戦から2試合5得点を記録した選手」として、早々に怪物ぶりを発揮している。したがって、バイアウト条項が存在しているとしても、損しない額を設定したドルトムントが主導権を握る形に。ハーランドがブンデスリーガ挑戦から早々に旋風を巻き起こしていることを考えると、今後もより大きなクラブの関心を集める状況が続きそうなだけに、ドルトムント的に加入交渉の段階で優位な条件を盛り込めたのはこの先を鑑みると大きいかもしれない。
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