山形、琉球に2点差追いつかれて痛恨ドロー…2位キープも混戦抜け出せず《J2》
2019.09.23 22:30 Mon
明治安田生命J2リーグ第33節のFC琉球(16位/勝ち点35)vsモンテディオ山形(2位/勝ち点57)が23日にタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、3-3のドローに終わった。
21日に開催予定も台風の影響によって2日順延されて行われることになったこの一戦。前半の入りはホームの琉球がボールを支配し、山形が引いてブロックを作って裏を取らせず、カウンターを狙う構図で進んでいく。
試合が動いたのは30分。鳥養のフィードに反応した山田寛がボックス右深くで切り返し、体勢を崩しながらも左足でシュート。GK櫛引に触られたもののボールはネットを揺らし、ホームの琉球が先制に成功した。
優位に立った琉球は、自陣からロングフィードを前線に送りつつ、小野がボールを散らせながら攻撃に変化を加える。すると40分、カウンターからその小野にボールが渡ると、絶妙なスルーパスを供給。これに反応しボックス左に走り込んだ富所がシュートを放つも、左ポストに弾かれ追加点とはならず。それでも、琉球の1点リードのまま試合は折り返した。
後半に入ると目まぐるしく攻守が入れ替わり両チームともに決定機を作り合う。
坂元の3試合連続ゴールで追いついた山形は76分、山田拓の左からのクロスにゴール前のジェフェルソン・バイアーノが反応。その手前でDF福井のブロックに遭い、コーナーキックの判定に。だが、山形サイドが福井のハンドを猛アピールすると、大坪主審が副審と協議を行った末に判定が覆りPKが与えられる。これをバイアーノがきっちり決めて逆転に成功。さらに、直後の81分には右サイドからの柳の鋭いクロスがDF岡崎とGK石井の連携ミスを誘い、オウンゴールで3点目まで奪って見せた。
これで勝負ありかに思われたが、ホームの琉球がここから意地を見せる。まずは85分、左CKの場面でゴール前の競り合いの中で上原が本田に倒されてPKを獲得。これをキッカーの風間宏希がGK櫛引の逆を突いて決め、1点差に詰め寄る。
さらに、後半アディショナルタイムに入った91分にはハーフウェイライン付近からのロングボールを岡崎が頭で落とすと、山田寛の横パスに反応した上原がDFに囲まれながらも右足を振り抜く。この豪快なシュートがネットを揺らして土壇場で同点に持ち込み、ここで試合はタイムアップ。
一時逆転に成功した山形だが、琉球の驚異の粘りに遭い2点差を追いつかれる痛恨のドローに。勝ち点1を積み上げて自動昇格圏内の2位をキープしたものの、勝ち点1差で3チームが後方に控えるし烈な自動昇格争いで一歩前に出ることは叶わなかった。
▽9/23(月・祝)
FC琉球 3-3 モンテディオ山形
▽9/22(日)
水戸ホーリーホック 1-0 FC岐阜
ジェフユナイテッド千葉 1-1 徳島ヴォルティス
柏レイソル 2-1 愛媛FC
FC町田ゼルビア 0-0 横浜FC
栃木SC 3-1 鹿児島ユナイテッドFC
大宮アルディージャ 2-0 東京ヴェルディ
▽9/21(土)
アビスパ福岡 1-1 ファジアーノ岡山
ヴァンフォーレ甲府 1-1 アルビレックス新潟
V・ファーレン長崎 1-0 京都サンガF.C.
ツエーゲン金沢 1-0 レノファ山口FC
21日に開催予定も台風の影響によって2日順延されて行われることになったこの一戦。前半の入りはホームの琉球がボールを支配し、山形が引いてブロックを作って裏を取らせず、カウンターを狙う構図で進んでいく。
優位に立った琉球は、自陣からロングフィードを前線に送りつつ、小野がボールを散らせながら攻撃に変化を加える。すると40分、カウンターからその小野にボールが渡ると、絶妙なスルーパスを供給。これに反応しボックス左に走り込んだ富所がシュートを放つも、左ポストに弾かれ追加点とはならず。それでも、琉球の1点リードのまま試合は折り返した。
後半に入ると目まぐるしく攻守が入れ替わり両チームともに決定機を作り合う。
追いかける山形は56分、坂元がボックス手前の山岸へパス。ディフェンダーを背負った山岸はワンタッチで再度坂元へ。これを受けた坂元が低い弾道のミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、試合を振り出しに戻す。
坂元の3試合連続ゴールで追いついた山形は76分、山田拓の左からのクロスにゴール前のジェフェルソン・バイアーノが反応。その手前でDF福井のブロックに遭い、コーナーキックの判定に。だが、山形サイドが福井のハンドを猛アピールすると、大坪主審が副審と協議を行った末に判定が覆りPKが与えられる。これをバイアーノがきっちり決めて逆転に成功。さらに、直後の81分には右サイドからの柳の鋭いクロスがDF岡崎とGK石井の連携ミスを誘い、オウンゴールで3点目まで奪って見せた。
これで勝負ありかに思われたが、ホームの琉球がここから意地を見せる。まずは85分、左CKの場面でゴール前の競り合いの中で上原が本田に倒されてPKを獲得。これをキッカーの風間宏希がGK櫛引の逆を突いて決め、1点差に詰め寄る。
さらに、後半アディショナルタイムに入った91分にはハーフウェイライン付近からのロングボールを岡崎が頭で落とすと、山田寛の横パスに反応した上原がDFに囲まれながらも右足を振り抜く。この豪快なシュートがネットを揺らして土壇場で同点に持ち込み、ここで試合はタイムアップ。
一時逆転に成功した山形だが、琉球の驚異の粘りに遭い2点差を追いつかれる痛恨のドローに。勝ち点1を積み上げて自動昇格圏内の2位をキープしたものの、勝ち点1差で3チームが後方に控えるし烈な自動昇格争いで一歩前に出ることは叶わなかった。
▽9/23(月・祝)
FC琉球 3-3 モンテディオ山形
▽9/22(日)
水戸ホーリーホック 1-0 FC岐阜
ジェフユナイテッド千葉 1-1 徳島ヴォルティス
柏レイソル 2-1 愛媛FC
FC町田ゼルビア 0-0 横浜FC
栃木SC 3-1 鹿児島ユナイテッドFC
大宮アルディージャ 2-0 東京ヴェルディ
▽9/21(土)
アビスパ福岡 1-1 ファジアーノ岡山
ヴァンフォーレ甲府 1-1 アルビレックス新潟
V・ファーレン長崎 1-0 京都サンガF.C.
ツエーゲン金沢 1-0 レノファ山口FC
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