レーティング:ドルトムント 0-0 バルセロナ《CL》

2019.09.18 06:09 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第1節、ドルトムントvsバルセロナが17日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽ドルトムント採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ビュルキ 6.0
後半立ち上がりのスアレスの決定機を阻止するなど安定感が光った
DF
5 ハキミ 6.5
前半はソリッドな守備で対面の相手ウイングを封殺。後半は攻撃でも良い絡みを見せた

16 アカンジ 6.5
一度、スアレスに入れ替わられたが、それ以外は出足鋭い潰しで相手攻撃陣に仕事をさせず

15 フンメルス 7.0
集中した守備で守備陣に安定をもたらすと共に持ち味の持ち出しや正確なパスで攻撃の起点を担い続けた
13 ラファエウ・ゲレイロ 6.5
攻守両面でそつなし。ビルドアップの貢献は非常に高かった

MF
7 サンチョ 6.5
頻繁にサイドを入れ替えた影響もあってか消える時間帯もあったが、PK奪取など鋭い仕掛けと正確なパスで攻撃を牽引

6 デラネイ 6.0
前半の早い時間帯に警告を受けたが、90分間を通して中盤での気の利いた守備が光った

11 ロイス 6.0
ボールの引き出し方や正確な繋ぎに鋭い仕掛けと存在感は抜群。ただ、PK失敗を始めフィニッシュだけが決まらなかった…

28 ヴィツェル 6.5
デラネイと共に中盤のフィルター役としての仕事を完遂。的確にボールを動かした

23 T・アザール 6.0
ボールロストや細かいミスもあったが、後半は相手の急所を突くパスで決定機に絡んだ

(→ブラント 5.5)
惜しいミドルシュートなどうまく試合に入れていた

FW
9 アルカセル 5.5
古巣相手に前線で嫌らしい動きを常に見せたが、ロイス同様に最後の精度を突き詰めきれなかった

(→ラーセン -)

監督
ファブレ 6.0
試合内容では完全に優位性を持っていたが、勝ち点3を取り切れず

▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 テア・シュテーゲン 7.5
見事なPKストップなど劣勢のチームを幾度も救った。要所の判断力が抜群だった

DF
2 N・セメド 5.5
両サイドバックで奮闘。全体的なプレーは悪くなかったが、PK献上の場面は軽率だった

3 ピケ 6.0
あわや2枚目の警告という対応もあったが、試合を通して守備面では粘れていた。攻撃時のセットプレーの場面でも相手の脅威に

15 ラングレ 6.0
前半に浮き球の対応でミスを犯したが、それ以外は無難に守れていた

18 ジョルディ・アルバ 5.5
前半半ばに足を痛めて負傷交代…

(→セルジ・ロベルト 5.5)
緊急投入も最低限の仕事はこなせていた

MF
21 F・デ・ヨング 6.0
試合展開もあり、バランス重視のプレー。的確なポジショニングと判断でアルトゥールと共に中盤で奮闘

5 ブスケッツ 5.5
相手の徹底マークに遭い、普段の仕事ができず。早い時間帯の交代に

(→ラキティッチ 5.5)
最低限の仕事はこなしたが、試合の流れを好転させるまでには至らず

8 アルトゥール 6.0
全体的に動き出しが少ない中でデ・ヨングと共にボール回しの安定に貢献。守備でも要所で身体を張った

FW
31 アンス・ファティ 5.0
クラブ史上最年少でのCLデビュー。前半途中まで右サイドで苦戦。全体的に判断のスピードが遅かった

(→メッシ 5.0)
らしいプレーもあったが、今季初出場ということもあり本来の出来からは程遠かった

9 スアレス 5.5
惜しい仕掛けもあったが、身体の重さもあってか全体的に無理が利かなかった

17 グリーズマン 5.0
守備面では幾度か良いプレーもあったが、サイドでのプレーでは持ち味を発揮し切れなかった

監督
バルベルデ 5.5
最低限の勝ち点1を持ち帰ったが、メッシ投入など交代策はハマらず

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
テア・シュテーゲン(バルセロナ)
劣勢のバルセロナに貴重な勝ち点1をもたらした守護神をMOMに選出。見事なPKストップに加え、飛び出しの判断にシュートストップといずれも高次元のプレーを見せてくれた。

ドルトムント 0-0 バルセロナ

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