上位5チーム取りこぼしも横浜FCが2位浮上! 首位柏の連勝が「11」でストップ…《J2》
2019.08.31 22:34 Sat
明治安田生命J2リーグ第30節の8試合が31日に各地で行われた。
NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形(5位/勝ち点50)vs横浜FC(4位/勝ち点51)は、0-0の引き分けに終わった。
3戦連続クリーンシートで3戦無敗の堅守山形と、リーグ最多50ゴールで11戦無敗を継続する破壊力の横浜FCによる矛盾対決。加入後初先発の中村俊輔に注目が集まった中、アウェイの横浜FCが立ち上がりから主導権を掴む。
開始2分には中山の右サイドからのカットインシュートをGK櫛引が前にこぼすと、ここに中村俊が詰めるが櫛引の素早いリカバリーに阻まれる。その後もアウェイチームがボールを握るが、山形の堅守を崩し切れない。44分には中村俊のFKが大槻のオウンゴールを誘いかけるが、ここもGK櫛引の好守に阻まれた。
ゴールレスで折り返した後半も横浜FCが押し込む展開が続く。しかし、その攻勢を前に立ちはだかったのが山形の守護神だった。62分にはイバの強烈なミドルシュート、68分には味方とのパス交換でゴール前に飛び出した中村俊に決定機もGK櫛引の好守に遭う。
三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソル(1位/勝ち点61)vsアルビレックス新潟(13位/勝ち点37)は、1-1のドローに終わった。
現在、破竹の11連勝で首位を独走する柏は、3連敗中の新潟をホームに迎えた今回の一戦において、1996年に樹立したクラブ記録のリーグ戦12連勝(延長Vゴールでの勝利を含む)を目指した。
ここ最近、外国人助っ人の活躍が目覚ましい両チームだが、この試合でも頼れる助っ人たちが魅せる。まずは13分、フランシスのスルーパスに抜け出したシルビーニョの右からの折り返しをボックス中央に走り込んだレオナルドが冷静に合わせ、アウェイの新潟が先手を奪う。
その後も新潟の助っ人たちが存在感を示したが、後半は柏のタレントが魅せる。後半頭から田中陸に代わって投入されたマテウス・サヴィオは63分、大谷のボックス左からのクロスをクリスティアーノが収めて落としたボールを強烈なシュートで蹴り込み、貴重な同点弾とした。
後半半ばから終盤にかけては勢いを増した柏のペースで試合は進むも、連敗ストップを目指す新潟が粘りの守備で対応し、試合は1-1のままタイムアップ。独走状態だった柏の連勝が11試合でストップした。
また、自動昇格を争う上位チームと、J1参入プレーオフ圏内浮上を目指すチーム同士の対戦となったヴァンフォーレ甲府(7位/勝ち点46)vs大宮アルディージャ(3位/勝ち点52)、徳島ヴォルティス(9位/勝ち点43)vs京都サンガF.C.(2位/勝ち点52)の2試合は、J1参入プレーオフ圏内浮上をホームの甲府、徳島の2チームに軍配。
前節の大敗を払拭したい大宮だったが、0-0で迎えた試合終了間際に痛恨のPKを献上すると、これを古巣対戦の横谷に決められてしまい、リーグ戦2連敗となった。また、3戦未勝利の京都は試合終了間際に新戦力の中坂のデビューゴールで意地を見せたが、後半終盤に渡井、杉本に決められた連続ゴールが響き、1-2で敗戦。4戦未勝利と不振が続く。
この結果、白熱の2位争いでは勝ち点52で3チームが並ぶも得失点差によって横浜FCが2位に浮上している。
◆明治安田生命J2リーグ第30節
▽8/31(土)
V・ファーレン長崎 2-1 東京ヴェルディ
ヴァンフォーレ甲府 1-0 大宮アルディージャ
アビスパ福岡 3-0 愛媛FC
ツエーゲン金沢 1-2 鹿児島ユナイテッドFC
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
徳島ヴォルティス 2-1 京都サンガF.C.
モンテディオ山形 0-0 横浜FC
FC琉球 1-2 FC岐阜
▽9/1(日)
《18:00》
FC町田ゼルビア vs ジェフユナイテッド千葉
栃木SC vs 水戸ホーリーホック
《19:00》
レノファ山口FC vs ファジアーノ岡山
NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形(5位/勝ち点50)vs横浜FC(4位/勝ち点51)は、0-0の引き分けに終わった。
開始2分には中山の右サイドからのカットインシュートをGK櫛引が前にこぼすと、ここに中村俊が詰めるが櫛引の素早いリカバリーに阻まれる。その後もアウェイチームがボールを握るが、山形の堅守を崩し切れない。44分には中村俊のFKが大槻のオウンゴールを誘いかけるが、ここもGK櫛引の好守に阻まれた。
ゴールレスで折り返した後半も横浜FCが押し込む展開が続く。しかし、その攻勢を前に立ちはだかったのが山形の守護神だった。62分にはイバの強烈なミドルシュート、68分には味方とのパス交換でゴール前に飛び出した中村俊に決定機もGK櫛引の好守に遭う。
一方、守護神の好守に応えたい山形は72分に大槻のヘディングシュート、試合終了間際にはジェフェルソン・バイアーノの裏抜けでゴールに迫ったが、クロスバーと微妙な判定に阻まれ、こちらもチャンスを生かせず。白熱の上位対決は痛み分けのドローに終わった。
三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソル(1位/勝ち点61)vsアルビレックス新潟(13位/勝ち点37)は、1-1のドローに終わった。
現在、破竹の11連勝で首位を独走する柏は、3連敗中の新潟をホームに迎えた今回の一戦において、1996年に樹立したクラブ記録のリーグ戦12連勝(延長Vゴールでの勝利を含む)を目指した。
ここ最近、外国人助っ人の活躍が目覚ましい両チームだが、この試合でも頼れる助っ人たちが魅せる。まずは13分、フランシスのスルーパスに抜け出したシルビーニョの右からの折り返しをボックス中央に走り込んだレオナルドが冷静に合わせ、アウェイの新潟が先手を奪う。
その後も新潟の助っ人たちが存在感を示したが、後半は柏のタレントが魅せる。後半頭から田中陸に代わって投入されたマテウス・サヴィオは63分、大谷のボックス左からのクロスをクリスティアーノが収めて落としたボールを強烈なシュートで蹴り込み、貴重な同点弾とした。
後半半ばから終盤にかけては勢いを増した柏のペースで試合は進むも、連敗ストップを目指す新潟が粘りの守備で対応し、試合は1-1のままタイムアップ。独走状態だった柏の連勝が11試合でストップした。
また、自動昇格を争う上位チームと、J1参入プレーオフ圏内浮上を目指すチーム同士の対戦となったヴァンフォーレ甲府(7位/勝ち点46)vs大宮アルディージャ(3位/勝ち点52)、徳島ヴォルティス(9位/勝ち点43)vs京都サンガF.C.(2位/勝ち点52)の2試合は、J1参入プレーオフ圏内浮上をホームの甲府、徳島の2チームに軍配。
前節の大敗を払拭したい大宮だったが、0-0で迎えた試合終了間際に痛恨のPKを献上すると、これを古巣対戦の横谷に決められてしまい、リーグ戦2連敗となった。また、3戦未勝利の京都は試合終了間際に新戦力の中坂のデビューゴールで意地を見せたが、後半終盤に渡井、杉本に決められた連続ゴールが響き、1-2で敗戦。4戦未勝利と不振が続く。
この結果、白熱の2位争いでは勝ち点52で3チームが並ぶも得失点差によって横浜FCが2位に浮上している。
◆明治安田生命J2リーグ第30節
▽8/31(土)
V・ファーレン長崎 2-1 東京ヴェルディ
ヴァンフォーレ甲府 1-0 大宮アルディージャ
アビスパ福岡 3-0 愛媛FC
ツエーゲン金沢 1-2 鹿児島ユナイテッドFC
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
徳島ヴォルティス 2-1 京都サンガF.C.
モンテディオ山形 0-0 横浜FC
FC琉球 1-2 FC岐阜
▽9/1(日)
《18:00》
FC町田ゼルビア vs ジェフユナイテッド千葉
栃木SC vs 水戸ホーリーホック
《19:00》
レノファ山口FC vs ファジアーノ岡山
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