ハメス、バイエルン完全移籍で確定へ CEOが明言

2019.03.09 13:40 Sat
Getty Images
バイエルンが、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(27)の買い取りオプションを行使しようとしている。スペイン『マルカ』が報じた。

レアル・マドリーからのレンタルでバイエルンに加わっているハメス。今シーズン終了まで発動可能な4200万ユーロ(約52億円)の買い取りオプションが付帯されており、去就が見守られていた。
とはいえ、バイエルン加入初年度の昨シーズンに公式戦39試合8ゴール14アシストを決めていたハメスの今シーズンの成績は、公式戦20試合3ゴール6アシスト。今シーズンから指揮を執るニコ・コバチ監督の下では重要な役割を与えられておらず、バイエルン退団の可能性も高く見積もられていた。

しかし、カール=ハインツ・ルンメニゲ最高経営責任者(CEO)がハメスの去就に関して、以下のように発言。買い取りオプションの行使はほぼ既定路線となった。

「ハメス・ロドリゲスが来シーズンもバイエルンでプレーすると、私は確信している」
「ニコ・コバチが彼のクオリティを重んじるということに、疑いは無い。あの2人の間に問題があるとは思わない」

「私はハメスの大ファンだ」

「彼は素晴らしい左足を持っているし、私にとってはスーパースターだ。私たちは、6月15日まで保持しているオプション(の行使)を選択しなければならない」

なお、上記のコメントは、バイエルンが今年7月に行うアメリカツアーのプロモーションに続くビデオの中で語られた。他のプレーヤー同様にハメスにもスポットが当たっており、それはレンタル期間終了後もクラブに留まることを明らかにするものだ。

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モナコ、下部組織出身の大型CBマツィマと2026年まで契約延長

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