開幕から7戦連発の“レヴァ2世”ピョンテクがミランに完全移籍!

2019.01.24 09:24 Thu
Getty Images
ミランは23日、ジェノアのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月までの4年半となる。

ピョンテクはポーランドのクラコヴィアからジェノアに今シーズン加入。すると、セリエA初挑戦ながら開幕から7試合連続ゴールを記録。その後も得点を重ね、19試合で13得点を記録し、多くのクラブが関心を寄せていた。
ミランはユベントスから期限付き移籍で加入していたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが期待通りの活躍をせず、15試合で6得点。そのイグアインはチェルシーへと移籍することが発表されていた。

なお、ミランはピョンテク獲得に際し、ジェノアに移籍金3500万ユーロ(約44億円)を支払うことになるようだ。

ピョンテクは、背番号も「19」に決定。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を目指すチームの力らになることが期待されている。
入団会見は24日に行われるとのこと。26日に予定されているナポリ戦でのデビューが待たれる。
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