ウェルベックのゴールでアーセナルがスポルティングを下し3連勝!公式戦連勝は「11」に《EL》

2018.10.26 03:52 Fri
Getty Images
▽アーセナルは25日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第3節でスポルティング・リスボンとアウェイで対戦し、1-0で勝利した。
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▽絶好調のアーセナルは直近のプレミアリーグのレスター・シティ戦では先制されながらもエジルやオーバメヤンのゴールで逆転勝利。公式戦10連勝を収めた。ELでは開幕から2連勝中。勝てばグループ突破へ大きく前進できる第3節では同じく2連勝のスポルティングと対戦。3連勝を目指して、スタメンにリヒトシュタイナーやラムジー、前節のカラバフ戦を政治的な理由から欠場したムヒタリアン、2試合連続2得点中のオーバメヤンらが起用された。
▽序盤は互いに相手の出方を窺うような試合運びを見せる。そんな中でもスポルティングは左サイドからチャンスを演出。一方のアーセナルはグエンドウジを中心に中盤の主導権を握ぎりにかかる。

▽やや優勢に進めるアーセナルは25分、FKのチャンスにムヒタリアンが直接狙う。シュートは枠を捉えていたがGKレナン・リベイロに弾き出された。スポルティングは30分にかけてシュートを連発。31分にボックス手前から放ったナニのシュートは枠の上へ外れた。

▽一進一退の攻防を見せる両者。37分にはオーバメヤンが敵陣深くまで攻めあがるがシュートで終われず。直後には今度はナニがゴール前に侵攻。リヒトシュタイナーに倒されるも笛はならなかった。
▽ゴールレスで迎えた後半、スポルティングは前半終了直前に負傷していたリストフスキに代えてガスパールを投入した。

▽後半最初のシュートはアーセナル。49分にオーバメヤンがボックス右からシュートを選択。しかしGKに防がれる。さらに50分にはビッグチャンス。左サイドからスルーパスを受けたオーバメヤンが再びゴール前に侵攻。GKの頭上を抜こうとループシュートを狙ったがパンチングで弾かれてしまった。

▽後半立ち上がりからチャンスが続くアーセナル。54分にはボックス左に侵入したグエンドウジの折り返しをウェルベックがダイレクトシュート。枠は捉えていたものの、手前にいた相手の足に当たってしまい枠を逸れた。

▽試合も60分を迎える頃、アーセナルはここでエルネニーを下げてトレイラをピッチへ。だがそれでも状況はなかなか好転しない。68分にはクロスからウェルベックがヘディングシュートでネットを揺らしたが、競り合った際にウェルベックの相手へのファウルを取られゴールは認められず。72分にはボックス手前でFKを獲得。トレイラが壁の外からグラウンダーで狙ったがGKレナン・リベイロがファインセーブ。

▽後半は圧倒的に攻めるアーセナルは78分、ついに試合を動かした。ディフェンスラインからのパスを敵陣中央のオーバメヤンがスルー。これにコアテスが足を伸ばすもカットしきれず、ウェルベックが拾ってボックス右からシュートを突き刺した。

▽ようやく先制点を奪ったアーセナルはその直後に殊勲のウェルベックを下げてラカゼットを投入。86分にはイウォビがオーバメヤンに代わってピッチへ。

▽その後も何度かゴール前に攻め込むも追加点は生まれず試合終了。勝利したアーセナルはEL開幕から3連勝、さらに公式戦の連勝を「11」に伸ばした。

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