ファブレ初陣のドルトムント、新戦力ヴィツェルと新主将ロイスの2つの土壇場弾で2部フュルト相手に劇的な延長戦勝利《DFBポカール》
2018.08.21 06:32 Tue
▽DFBポカール1回戦が20日に行われた。MF香川真司が所属するドルトムントはブンデスリーガ2部のグロイター・フュルトと対戦し、延長戦の末に2-1で勝利した。なお、香川は招集メンバー外となっている。
▽立ち上がりから相手を押し込むドルトムントは開始8分にボックス左でルーズボールに反応したシュメルツァー、ゲッツェ、ダフードと続けてシュートを浴びせかけるが、ここは相手GKとDFの決死のブロックに阻まれ、早々のゴールとはならず。その後は相手の反撃に遭い、なかなか決定機を作れないドルトムントは32分にボックス手前で得たFKをロイスが枠に飛ばすが、相手GKのワンハンドセーブに遭う。
▽結局、前半を0-0のスコアで終えたドルトムントは後半もボールを保持して試合の主導権を握るが、前半同様にアタッキングサードでのプレーの質を欠く。75分にはダフードのスルーパスに抜け出したロイスに決定機もGKとの一対一をモノにできない。すると、直後の77分には左サイドのエルンストからのクロスをファーのケイタ=ルーエルにダイレクトで折り返すと、これが長いワンツーのような形になってゴール左に走り込んだエルンストに決められてしまい、まさかの先制点を献上する。
▽格下相手に敗戦が許されないドルトムントはフィリップに続き新戦力のヴィツェル、サンチョと続けて交代カードを切っていくが、完全に守りに入ったフュルトの守備を崩し切れず、試合は後半アディショナルタイムに突入。直前のプレーでシュメルツァーの決定機を相手DFにブロックされて万事休すと思われたが、最後の最後に劇的ゴールが生まれる。95分、セットプレーの二次攻撃からGKビュルキのパスをボックス手前左のロイスがダイレクトでゴール前に上げると、これをヴィツェルが右足のボレーで流し込み、土壇場で延長戦に持ち込んだ。
▽右サイドのスペースで縦に仕掛けたサンチョがボックス内に切り込んでマイナスのクロスを入れると、これをゴール前に走り込んだロイスが丁寧なダイレクトシュートで決め切った。そして、新戦力ヴィツェルと新キャプテンのロイスの2つの土壇場弾で勝ち切ったドルトムントがファブレ体制初戦を劇的な勝利で飾った。なお、DFBポカール1回戦全試合の結果は以下の通り。
◆DFBポカール1回戦
▼8/17(金)
シュバウンフルト 0-2 シャルケ
マクデブルク 0-1 ダルムシュタット
ヴェーエン 3-2 ザンクトパウリ
▼8/18(土)
CfRプフォルツハイム 0-1 レバークーゼン
エルフェアスベルク 0-1 ヴォルフスブルク
カイザースラウテルン 1-6 ホッフェンハイム
ドロホターゼン/アッセル 0-1 バイエルン
リンクス 1-2 ニュルンベルク
レーディングハウゼン 3-2 ディナモ・ドレスデン
ダッセンドルフ 0-1 デュイスブルク
ウルム 2-1 フランクフルト
ヴォルマティア・ヴォルムス 1-6 ブレーメン
エルツゲビルゲ・アウエ 1-3 マインツ
ロートヴァイス・オーバーハウゼン 0-6 ザントハウゼン
エルンテブリュック 3-5 ハンブルガーSV
ハンザ・ロストック 2-0 シュツットガルト
▼8/19(日)
シュテンダール 0-5 ビーレフェルト
カールスルーエ 0-6 ハノーファー
フレンスブルク 1-0 ボーフム
イェッデロー 2-5 ハイデンハイム
シュタインバッハ 1-2 アウグスブルク
ロートヴァイス・コブレンツ 0-5 フォルトゥナ・デュッセルドルフ
ヴィクトリア・ケルン 1-3 RBライプツィヒ
BFCディナモ 1-9 1. FCケルン
BSGライプツィヒ 2-1 ヤーン・レーゲンスブルク
1860ミュンヘン 1-3 ホルシュタイン・キール
ハシュテット 1-11 ボルシアMG
カールツァイス・イェーナ 2-4 ウニオン・ベルリン
▼8/20(月)
ブラウンシュヴァイク 1-2 ヘルタ・ベルリン
エネルギー・コットブス 2-3 フライブルク
パーダーボルン 2-1 インゴルシュタット
グロイター・フェルト 1-2 ドルトムント
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▽今夏、前ニース指揮官のファブレ新体制のドルトムントは今夏の移籍市場でGKヒッツやDFアクラフ・ハキミ、MFヴィツェル、MFヴォルフ、MFデラネイといった新戦力を獲得。そして、新体制の初陣となる今季の公式戦初戦ではフュルト対戦。ファブレ監督はこの一戦に向けてヴォルフ、ディアロ、デラネイの新戦力3人を先発起用。また、最前線にロイス、2列目にプリシッチ、ゲッツェ、ヴォルフを置くストライカータイプ不在の[4-2-3-1]の布陣を採用した。▽結局、前半を0-0のスコアで終えたドルトムントは後半もボールを保持して試合の主導権を握るが、前半同様にアタッキングサードでのプレーの質を欠く。75分にはダフードのスルーパスに抜け出したロイスに決定機もGKとの一対一をモノにできない。すると、直後の77分には左サイドのエルンストからのクロスをファーのケイタ=ルーエルにダイレクトで折り返すと、これが長いワンツーのような形になってゴール左に走り込んだエルンストに決められてしまい、まさかの先制点を献上する。
▽格下相手に敗戦が許されないドルトムントはフィリップに続き新戦力のヴィツェル、サンチョと続けて交代カードを切っていくが、完全に守りに入ったフュルトの守備を崩し切れず、試合は後半アディショナルタイムに突入。直前のプレーでシュメルツァーの決定機を相手DFにブロックされて万事休すと思われたが、最後の最後に劇的ゴールが生まれる。95分、セットプレーの二次攻撃からGKビュルキのパスをボックス手前左のロイスがダイレクトでゴール前に上げると、これをヴィツェルが右足のボレーで流し込み、土壇場で延長戦に持ち込んだ。
▽追いついた勢いで延長戦ではドルトムントが完全にペースを握るかに思われたが、驚異の粘りを見せるフュルトが逆に再三の決定機を作り出していく。延長後半の113分には裏へ完璧に抜け出したリッセがボックス右から決定的なシュートを放つが、ここは守護神ビュルキが圧巻のセーブで阻止。すると、このままPK戦突入と思われた120分にまたしても劇的ゴールが生まれる。
▽右サイドのスペースで縦に仕掛けたサンチョがボックス内に切り込んでマイナスのクロスを入れると、これをゴール前に走り込んだロイスが丁寧なダイレクトシュートで決め切った。そして、新戦力ヴィツェルと新キャプテンのロイスの2つの土壇場弾で勝ち切ったドルトムントがファブレ体制初戦を劇的な勝利で飾った。なお、DFBポカール1回戦全試合の結果は以下の通り。
◆DFBポカール1回戦
▼8/17(金)
シュバウンフルト 0-2 シャルケ
マクデブルク 0-1 ダルムシュタット
ヴェーエン 3-2 ザンクトパウリ
▼8/18(土)
CfRプフォルツハイム 0-1 レバークーゼン
エルフェアスベルク 0-1 ヴォルフスブルク
カイザースラウテルン 1-6 ホッフェンハイム
ドロホターゼン/アッセル 0-1 バイエルン
リンクス 1-2 ニュルンベルク
レーディングハウゼン 3-2 ディナモ・ドレスデン
ダッセンドルフ 0-1 デュイスブルク
ウルム 2-1 フランクフルト
ヴォルマティア・ヴォルムス 1-6 ブレーメン
エルツゲビルゲ・アウエ 1-3 マインツ
ロートヴァイス・オーバーハウゼン 0-6 ザントハウゼン
エルンテブリュック 3-5 ハンブルガーSV
ハンザ・ロストック 2-0 シュツットガルト
▼8/19(日)
シュテンダール 0-5 ビーレフェルト
カールスルーエ 0-6 ハノーファー
フレンスブルク 1-0 ボーフム
イェッデロー 2-5 ハイデンハイム
シュタインバッハ 1-2 アウグスブルク
ロートヴァイス・コブレンツ 0-5 フォルトゥナ・デュッセルドルフ
ヴィクトリア・ケルン 1-3 RBライプツィヒ
BFCディナモ 1-9 1. FCケルン
BSGライプツィヒ 2-1 ヤーン・レーゲンスブルク
1860ミュンヘン 1-3 ホルシュタイン・キール
ハシュテット 1-11 ボルシアMG
カールツァイス・イェーナ 2-4 ウニオン・ベルリン
▼8/20(月)
ブラウンシュヴァイク 1-2 ヘルタ・ベルリン
エネルギー・コットブス 2-3 フライブルク
パーダーボルン 2-1 インゴルシュタット
グロイター・フェルト 1-2 ドルトムント
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