バレンシアvsアトレティコは白熱ドロー! コレア&ロドリゴが共にゴラッソ《リーガエスパニョーラ》
2018.08.21 05:03 Tue
▽2018-19シーズンのリーガエスパニョーラ開幕節、バレンシアvsアトレティコ・マドリーが20日にメスタージャで行われ、1-1のドローに終わった。
▽一方、ミッドウィークにレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップを延長戦の末に4-2で勝利した今季最初のタイトルを獲得したアトレティコ。その試合から中4日のコンディションで臨んだ敵地での開幕戦に向けてシメオネ監督は先発2人を変更。リュカとロドリゴ・エルナンデスに代えてフィリペ・ルイスとコレアを起用した。
▽共に[4-4-2]の布陣を採用しがっぷり四つで組む形となった試合は、動きの良さと連係の良さで上回るホームのバレンシアが主導権を握っていく。開始5分にヴァスが早速ミドルシュートを放つと、縦に鋭い仕掛けから16分にもロドリゴが際どいシュートを放っていく。
▽一方、やや動きが重いアトレティコだったが、前線の個の力を生かしてファーストチャンスをゴールに結びつける。26分、相手陣内中央右のコケからボックス手前でパスを受けたグリーズマンが左に持ち出しながらシュートを匂わせて意表を突く縦パスをゴール右のコレアに送る。ここでコレアがつま先をうまく使った絶妙な反転からニアサイドに右足のシュートを流し込んだ。
▽後半も拮抗した展開が続くが、今度はバレンシアが個の力で同点ゴールを奪う。56分、相手陣内での細かいパス回しからコンドグビアが局面を変えるフィードをボックス左のヴァスに送ると、ヴァスが右足ダイレクトで折り返す。これをボックス中央で胸トラップして収めたロドリゴが一度ピッチにバウンドさせたボールを豪快なボレーで突き刺した。
▽互いに相手の堅守をこじ開けるゴラッソの応酬となり1-1のイーブンに戻ると、試合はここからヒートアップしていく。63分にはアトレティコがリーガデビューのレマルを下げてビトロを投入する。だが、この交代直後の65分にはバレンシアがヴァスの左CKをファーで待ち構えたガブリエウが頭で合わすが右ポストに直撃。さらにバレンシアは67分にガライとサンティ・ミナを下げてディアカビ、いきなり古巣対戦のガメイロと2人の新戦力をピッチに送り出した。
▽その後、アトレティコがジェウソン・マルティンス、トーマスをピッチに送り込みセットプレーを軸に相手ゴールに迫っていく。対するバレンシアはバチュアイを投入し、ガメイロとの新戦力2トップでゴールを目指す。87分にはそのバチュアイを起点としたロングカウンターから絶好のチャンスを演出するが、ボックス右でバチュアイのラストパスを受けたヴァスのシュートはややコースが甘く相手GKオブラクの好守に阻まれた。
▽そして、試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、互いに持ち味を出し合った白熱の強豪対決は1-1のドロー。共に開幕勝利を逃すも今後の戦いに期待を抱かせる素晴らしい内容の開幕戦となった。
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▽昨季4位バレンシアと2位アトレティコによる開幕節屈指の好カード。今夏、主砲ザザやゴンサロ・ゲデス、アンドレアス・ペレイラがチームを去った一方、ガメイロやバチュアイ、チェリシェフをチームに加えたバレンシア。今季のリーガ開幕戦にはピッチーニとヴァスの2人の新戦力を先発で起用し、前述のアタッカー陣はベンチスタート。2トップにロドリゴ・モレノ、サンティ・ミナを配するなど、それ以外は昨季の主力がピッチに立った。▽共に[4-4-2]の布陣を採用しがっぷり四つで組む形となった試合は、動きの良さと連係の良さで上回るホームのバレンシアが主導権を握っていく。開始5分にヴァスが早速ミドルシュートを放つと、縦に鋭い仕掛けから16分にもロドリゴが際どいシュートを放っていく。
▽一方、やや動きが重いアトレティコだったが、前線の個の力を生かしてファーストチャンスをゴールに結びつける。26分、相手陣内中央右のコケからボックス手前でパスを受けたグリーズマンが左に持ち出しながらシュートを匂わせて意表を突く縦パスをゴール右のコレアに送る。ここでコレアがつま先をうまく使った絶妙な反転からニアサイドに右足のシュートを流し込んだ。
▽さらに32分にはボックス右に抜け出したジエゴ・コスタが確度のないところから右足のシュートを枠に飛ばすが、ここはGKネトがビッグセーブで阻み追加点とはならない。それでも、バレンシアの反撃を冷静に凌いだアウェイチームは1点リードで前半を終えた。
▽後半も拮抗した展開が続くが、今度はバレンシアが個の力で同点ゴールを奪う。56分、相手陣内での細かいパス回しからコンドグビアが局面を変えるフィードをボックス左のヴァスに送ると、ヴァスが右足ダイレクトで折り返す。これをボックス中央で胸トラップして収めたロドリゴが一度ピッチにバウンドさせたボールを豪快なボレーで突き刺した。
▽互いに相手の堅守をこじ開けるゴラッソの応酬となり1-1のイーブンに戻ると、試合はここからヒートアップしていく。63分にはアトレティコがリーガデビューのレマルを下げてビトロを投入する。だが、この交代直後の65分にはバレンシアがヴァスの左CKをファーで待ち構えたガブリエウが頭で合わすが右ポストに直撃。さらにバレンシアは67分にガライとサンティ・ミナを下げてディアカビ、いきなり古巣対戦のガメイロと2人の新戦力をピッチに送り出した。
▽その後、アトレティコがジェウソン・マルティンス、トーマスをピッチに送り込みセットプレーを軸に相手ゴールに迫っていく。対するバレンシアはバチュアイを投入し、ガメイロとの新戦力2トップでゴールを目指す。87分にはそのバチュアイを起点としたロングカウンターから絶好のチャンスを演出するが、ボックス右でバチュアイのラストパスを受けたヴァスのシュートはややコースが甘く相手GKオブラクの好守に阻まれた。
▽そして、試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、互いに持ち味を出し合った白熱の強豪対決は1-1のドロー。共に開幕勝利を逃すも今後の戦いに期待を抱かせる素晴らしい内容の開幕戦となった。
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