C大阪、43大会ぶり4度目制覇で2冠締め 山村&水沼弾で横浜FMに逆転勝利《天皇杯》
2018.01.01 17:18 Mon
▽第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が1日に埼玉スタジアム2002で行われ、セレッソ大阪が延長戦の末に2-1で横浜F・マリノスを破り、43大会ぶり4度目の優勝を果たした。なお、C大阪にクラブ名変更後、天皇杯初載冠となる。
▽両者の決勝戦は、日本リーグ時代の1983年大会以来34年ぶり。クラブ史初タイトルのルヴァンカップ優勝に続くシーズン2冠締めを狙うC大阪と、今シーズン限りで退任するエリク・モンバエルツ体制の花道を飾ろうと意気込む横浜FMの激突となる。
▽C大阪は、杉本を負傷欠場で欠いたものの、山口と柿谷が先発復帰。現状のベスト布陣で元日決戦に挑む。対する横浜FMは、古巣戦となるはずだった扇原が負傷欠場。29日の練習で負傷したウーゴ・ヴィエイラはベンチスタートとなった。
▽ワールドカップイヤーの国内公式戦一発目となる試合は、序盤から互いに決定機が巡ってくる展開となる。その中で、C大阪は6分、バイタルエリア左の柿谷がチャンスメーク。清武が右足を振り抜くが、GK飯倉のファインセーブに阻まれてしまう。
▽すると、入りから前線で攻撃の起点として機能する伊藤が8分に大仕事。敵陣の左サイドから下平が左足でセンタリングを供給する。相手の最終ライン間で反応した伊藤がこれを胸トラップで受けて冷静にゴール左に流し込み、横浜FMが先制した。
▽追いかけるC大阪は、1点ビハインドで迎えた後半の頭から攻勢に出るが、前がかりになる相手のスペースでボールをことごとく拾う横浜FMもセットプレーやカウンターで追加点を目指して応戦。一進一退の攻防戦が繰り広げられていく。
▽その中、65分には水沼がバイタルエリア中央から右足のミドルシュートを放つ。これがGK飯倉の甘い弾き出しを誘うと、ボックス右でこぼれ球を拾った山村が右足シュート。横浜FMのゴール左隅に突き刺さり、C大阪が遂に追いついた。
▽耐え切れなかった横浜FMは、70分にダビド・バブンスキーに代えて高い決定力を誇るウーゴ・ヴィエイラを投入すると、C大阪も80分に負傷を抱える柿谷を諦めてリカルド・サントスを起用。だが、互いにゴールが遠く、延長戦に突入した。
▽その延長前半5分、同点弾の山村が再び一仕事をやってのける。左サイドでボールを受けた山村がルックアップしてファーポストの方向に右足でクロス。GK飯倉の頭上を越えたボールをファーサイドの水沼が頭で押し込み、C大阪が逆転した。
▽結局、このゴールが決勝点となり、C大阪がルヴァンカップ優勝に続き天皇杯も制覇。今シーズンを2冠で締め、本戦から出場できる来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
▽両者の決勝戦は、日本リーグ時代の1983年大会以来34年ぶり。クラブ史初タイトルのルヴァンカップ優勝に続くシーズン2冠締めを狙うC大阪と、今シーズン限りで退任するエリク・モンバエルツ体制の花道を飾ろうと意気込む横浜FMの激突となる。
▽ワールドカップイヤーの国内公式戦一発目となる試合は、序盤から互いに決定機が巡ってくる展開となる。その中で、C大阪は6分、バイタルエリア左の柿谷がチャンスメーク。清武が右足を振り抜くが、GK飯倉のファインセーブに阻まれてしまう。
▽すると、入りから前線で攻撃の起点として機能する伊藤が8分に大仕事。敵陣の左サイドから下平が左足でセンタリングを供給する。相手の最終ライン間で反応した伊藤がこれを胸トラップで受けて冷静にゴール左に流し込み、横浜FMが先制した。
▽リードを許したC大阪は、失点直後から攻撃のギアを上げていき、横浜FMを押し込む展開に。松田と丸橋の両サイドバックを含め、敵陣に枚数を割いたC大阪の攻撃を耐える横浜FMだが、山中が足を痛め、前半に遠藤との交代を余儀なくされた。
▽追いかけるC大阪は、1点ビハインドで迎えた後半の頭から攻勢に出るが、前がかりになる相手のスペースでボールをことごとく拾う横浜FMもセットプレーやカウンターで追加点を目指して応戦。一進一退の攻防戦が繰り広げられていく。
▽その中、65分には水沼がバイタルエリア中央から右足のミドルシュートを放つ。これがGK飯倉の甘い弾き出しを誘うと、ボックス右でこぼれ球を拾った山村が右足シュート。横浜FMのゴール左隅に突き刺さり、C大阪が遂に追いついた。
▽耐え切れなかった横浜FMは、70分にダビド・バブンスキーに代えて高い決定力を誇るウーゴ・ヴィエイラを投入すると、C大阪も80分に負傷を抱える柿谷を諦めてリカルド・サントスを起用。だが、互いにゴールが遠く、延長戦に突入した。
▽その延長前半5分、同点弾の山村が再び一仕事をやってのける。左サイドでボールを受けた山村がルックアップしてファーポストの方向に右足でクロス。GK飯倉の頭上を越えたボールをファーサイドの水沼が頭で押し込み、C大阪が逆転した。
▽結局、このゴールが決勝点となり、C大阪がルヴァンカップ優勝に続き天皇杯も制覇。今シーズンを2冠で締め、本戦から出場できる来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
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