乾が開始41秒今季リーガ最速弾含む2Gで2戦連発!エイバルは4発で好調ジローナ下し6戦負けなし《リーガエスパニョーラ》

2017.12.22 05:28 Fri
Getty Images
▽エイバルは21日、リーガエスパニョーラ第17節でジローナをホームに迎え、4-1で快勝。エイバルの日本代表MF乾貴士はフル出場して2ゴールを記録した。
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▽直近のリーガ5戦で4勝1分けと波に乗る9位のエイバル(勝ち点21)と、昇格初年度ながら直近5戦2勝1分け2敗で7位につけているジローナ(勝ち点23)の一戦。2-1で勝利した前節のバレンシア戦で今季初ゴールをマークした乾は、引き続き[4-4-2]の中盤左サイドでスタメン起用となった。
▽試合が始まると、乾が電光石火の輝きを放つ。キックオフから41秒、相手陣内左サイドのスローインから乾にボールが繋がると、中央にカットインしていく。ボックス内中央まで侵攻すると素早く右足を振り抜き、ゴール左下隅に先制弾を決め切った。なお、この得点は今シーズンのリーガ最速ゴールとなっている。

▽さらに11分にも、左サイドでボールを持った乾が相手DFを引き付けてヒールパス。オーバーラップしたホセ・アンヘルがフリーでクロスを上げると、反応したシャルレスがヘディングシュートを沈めてさらにリードを広げていく。

▽しかし26分、ジローナはボックス手前右でFKを獲得。ティモルがキッカーを務めると左足でゴール右上隅を射抜き、点差を縮めた。失点したエイバルは、その後やや引き気味に試合を進行。45分にはボックス内でストゥアーニにヒールシュートを放たれる場面があったが、これを阻んでリードを保ったまま試合の折り返しを迎える。
▽エイバルは後半の入りにややペースダウンしたが、乾が再び結果を出す。54分、最終ラインからフィードが上がると、上手く抜け出した最前線のキケ・ガルシアがボックス内右に侵攻。角度のないところからのシュートはGKボノに弾かれたものの、こぼれ球に詰めた乾が無人のゴールに冷静に蹴り込み、この日の自身2点目を奪った。

▽反撃に出たいジローナだが、ボール奪取後の繫ぎがことごとくカットされ、エイバルがボールを持つ時間が続く。74分には、途中出場ペーニャがボックス内まで侵攻してシュート。これは得点には繫がらなかったが、エイバルの流れが途切れない。

▽さらに、試合終了間際の92分にはペーニャのクロスにホルダンが合わせ、チームの4点目。乾に続き、ホルダンも2戦連続となるゴールを決め切り、試合は終了の笛を待つことに。

▽結局、試合は最後までジローナのペースになることがないまま終了。昨シーズン最終節のバルセロナ戦以来となる乾の2ゴール含む4発で勝利したエイバルは、連勝で6戦負けなしと良いムードでクリスマス休暇を迎えることに。対するジローナは、連勝が2試合で途切れることとなった。

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