ローマ、シック初弾も宿敵実弟GKミリンコビッチ=サビッチに阻まれコッパ初戦敗退…8強トリノはユーベとの“トリノ・ダービー”濃厚に《コッパ・イタリア》
2017.12.21 03:34 Thu
▽コッパ・イタリア5回戦、ローマvsトリノが20日にスタディオ・オリンピコで行われ、2-1で勝利したトリノが準々決勝進出を決めた。
▽開始直後にトリノのセットプレーからニアンに際どいヘディングシュートを許したローマだが、その後は相手を押し込んでいく。エメルソン、ブルーノ・ペレスの両サイドバックが積極的に高い位置を取って攻撃に絡むと、厚みのある仕掛けからゴナロンやジェルソンがフィニッシュに絡むが、相手守備を崩しきれない。
▽31分にはボックス手前のエル・シャーラウィがミドルシュートを狙うが、これは右ポストに阻まれる。さらに、36分にはエメルソンの左クロスに反応したジェンギズが左足のシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。
▽すると、序盤からセットプレーの守備で問題を抱えていたローマは39分、相手の左CKの場面でベロッティに打点の高いヘディングシュートを許す。これはGKスコルプスキが何とか弾き出すが、こぼれ球をデ・シルベストリに蹴り込まれた。
▽迎えた後半も攻勢を強めるローマは立ち上がりの48分、ボックス左へ抜け出したエル・シャーラウィがワンタッチシュートでニアを狙うが、ここは再びGKミリンコビッチ=サビッチに阻まれる。
▽流れを変えたいローマは61分、ジェンギズを下げてペロッティを投入。直後の64分にはボックス右で浮き球パスを収めたペロッティがDFを外してニアを狙った強烈なシュートを放つが、これはGKミリンコビッチ=サビッチのビッグーセーブに遭う。このプレーで得た右CKの流れからゴール前で浮き球クロスを受けたストロートマンが左足ダイレクトで合わすが、わずかに枠の左へ。畳みかけるホームチームは67分にもストロートマンがボックス手前左で上げたクロスを、シックが飛び出したGKより先に頭で触るも、今度は右ポストに阻まれる。
▽再三の決定機を生かせないローマは73分に痛恨の2失点目を喫する。自陣右サイド深くへの侵攻を許すと、直前に投入されたベレンゲルに精度の高い右足のクロスを入れられる。これがファーサイドに流れると、最後はエデラにワンタッチで流し込まれた。
▽ホームでの敗退は許されないローマは、失点直後の75分にストロートマンを下げて切り札のゼコを投入。すると、直後の76分にはシックがボックス内でDFモレッティに後方から引き倒されてPKを獲得。だが、今季2度のPKを失敗しているペロッティに代わってキッカーを務めたゼコの左を狙ったシュートは、GKミリンコビッチ=サビッチに完璧に読まれ痛恨の失敗に。絶好のゴールチャンスを逸した。
▽その後も攻勢を続けるローマは85分、ボックス中央でエル・シャーラウィからパスを受けたシックが鋭い反転から左足のシュートをニアに突き刺し、移籍後初ゴールを記録すると共にようやくミリンコビッチ=サビッチの牙城を破る。さらに畳みかけるローマは試合終了間際にもゼコ、シックに3度の決定機が訪れたものの、いずれも決め切れず。宿敵実弟ミリンコビッチ=サビッチの再三の好守に阻まれたローマは、コッパ初戦で敗退。一方、敵地で接戦をモノにしたトリノは、準々決勝でこの試合の後に行われるユベントスvsジェノアの勝者と対戦することになった。
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▽今シーズンのコッパ・イタリア初出場となるローマは、同じセリエA勢のトリノをホームで迎え撃った。直近のセリエAのカリアリ戦を勝利で飾ったローマは、今週末に控えるユベントスとの上位対決を考慮して大幅なターンオーバーを敢行。シックを除き全選手を入れ替えたディ・フランチェスコ監督は、GKスコルプスキとエメルソン・パルミエリを今季初めて先発で起用。また、3トップはシック、ジェンギズ、エル・シャーラウィが起用された。▽31分にはボックス手前のエル・シャーラウィがミドルシュートを狙うが、これは右ポストに阻まれる。さらに、36分にはエメルソンの左クロスに反応したジェンギズが左足のシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。
▽すると、序盤からセットプレーの守備で問題を抱えていたローマは39分、相手の左CKの場面でベロッティに打点の高いヘディングシュートを許す。これはGKスコルプスキが何とか弾き出すが、こぼれ球をデ・シルベストリに蹴り込まれた。
▽ホームで先制を許したローマはすぐさま反撃を開始。41分には味方のスルーパスに抜け出したジェンギズがボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここは宿敵ラツィオに在籍するセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの実弟である相手GKヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれ、前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半も攻勢を強めるローマは立ち上がりの48分、ボックス左へ抜け出したエル・シャーラウィがワンタッチシュートでニアを狙うが、ここは再びGKミリンコビッチ=サビッチに阻まれる。
▽流れを変えたいローマは61分、ジェンギズを下げてペロッティを投入。直後の64分にはボックス右で浮き球パスを収めたペロッティがDFを外してニアを狙った強烈なシュートを放つが、これはGKミリンコビッチ=サビッチのビッグーセーブに遭う。このプレーで得た右CKの流れからゴール前で浮き球クロスを受けたストロートマンが左足ダイレクトで合わすが、わずかに枠の左へ。畳みかけるホームチームは67分にもストロートマンがボックス手前左で上げたクロスを、シックが飛び出したGKより先に頭で触るも、今度は右ポストに阻まれる。
▽再三の決定機を生かせないローマは73分に痛恨の2失点目を喫する。自陣右サイド深くへの侵攻を許すと、直前に投入されたベレンゲルに精度の高い右足のクロスを入れられる。これがファーサイドに流れると、最後はエデラにワンタッチで流し込まれた。
▽ホームでの敗退は許されないローマは、失点直後の75分にストロートマンを下げて切り札のゼコを投入。すると、直後の76分にはシックがボックス内でDFモレッティに後方から引き倒されてPKを獲得。だが、今季2度のPKを失敗しているペロッティに代わってキッカーを務めたゼコの左を狙ったシュートは、GKミリンコビッチ=サビッチに完璧に読まれ痛恨の失敗に。絶好のゴールチャンスを逸した。
▽その後も攻勢を続けるローマは85分、ボックス中央でエル・シャーラウィからパスを受けたシックが鋭い反転から左足のシュートをニアに突き刺し、移籍後初ゴールを記録すると共にようやくミリンコビッチ=サビッチの牙城を破る。さらに畳みかけるローマは試合終了間際にもゼコ、シックに3度の決定機が訪れたものの、いずれも決め切れず。宿敵実弟ミリンコビッチ=サビッチの再三の好守に阻まれたローマは、コッパ初戦で敗退。一方、敵地で接戦をモノにしたトリノは、準々決勝でこの試合の後に行われるユベントスvsジェノアの勝者と対戦することになった。
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