ゼコの8戦ぶりゴールなどで快勝のローマがCLカラバフ戦に弾み!《セリエA》
2017.12.02 04:37 Sat
▽セリエA第15節、ローマvsSPALが1日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-1で快勝した。
▽立ち上がりからハイプレスを仕掛けて相手を翻弄するローマは、開始9分に背後に抜け出したゼコがそのまま持ち上がると、ボックス手前左角付近でDFフェリペに後方から倒されてFKを獲得。このファウルに対して、主審は一度イエローカードを掲示するが、ローマ側のアピールを受けて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を採用。すると、当該シーンを確認した主審はこのファウルを決定機阻止とみなし、イエローカードからレッドカードに判定を変更。ローマが早くも数的優位を手にした。
▽数的優位を生かして相手陣内でハーフコートゲームを展開する幾つかの決定機を相手GKゴミスの好守に阻まれるが、19分に先制点を奪う。左サイドでパスを受けたエル・シャーラウィが柔らかなクロスをゴール前に送る。これをボックス左で受けたゼコが丁寧な右足のファーストタッチから左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽ゼコのリーグ戦8試合ぶりの今季8点目で先手を奪ったローマは、その後も25分に左CKからマノラスが強烈なヘディングシュートを放つが、ここは相手GKの好守に遭う。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりから相手を押し込むローマは53分に3点目を奪う。左サイド深くでコラロフが絶妙な浮き球クロスを入れると、これを後方から飛び込んだペッレグリーニが頭で合わせ、ローマ復帰後最初のゴールを奪った。
▽これで試合の大勢が決したかに思われたが、SPALが意地を見せる。3失点目直後の55分、ボックス内でDFマノラスに引き倒されたモラがPKを獲得。ここでキッカーのヴィヴィアーニは蹴り直しとなった2度目のPKをチップキックで狙うが、GKアリソンに触られてクロスバーを叩く。だが、こぼれ球をペッレグリーニがクリアし損なうと、今度は冷静に蹴り込んだ。
▽点差を2点に縮められたものの余裕の展開が続くローマは、ゴナロンやジェンギズ、コラロフら主力を早い時間帯に下げてジェルソンやシックに加え、昨季リーグ最終戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負ったエメルソン・パルミエリが今季初出場を飾った。
▽試合終盤にかけてはペースを落としながらもセットプレーやカウンターで4点目を狙うローマは、ゴール前のシックやゼコ、ジェルソンに再三の決定機が訪れたもののいずれも決め切れず。それでも、危なげなく試合を3-1で締めくくり、2試合ぶりの勝利を手にした。ラクな展開で勝ち点3を獲得したチームは、来週のCLカラバフ戦に弾みを付けた。
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▽前節、デ・ロッシのPK献上&一発退場でジェノアと1-1のドローに終わり、セリエA新記録のアウェイ連勝記録が12試合でストップした4位のローマ(勝ち点31)。2試合ぶりの勝利を目指す今節は18位のSPAL(勝ち点10)をホームに迎えた。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を懸けたカラバフ戦を控えるチームは、いずれも軽傷を抱えるナインゴランとペロッティを温存。また、2試合の出場停止1試合目のデ・ロッシが欠場に。代わってペッレグリーニやジェンギズ・ウンデル、ゴナロンが起用された。▽数的優位を生かして相手陣内でハーフコートゲームを展開する幾つかの決定機を相手GKゴミスの好守に阻まれるが、19分に先制点を奪う。左サイドでパスを受けたエル・シャーラウィが柔らかなクロスをゴール前に送る。これをボックス左で受けたゼコが丁寧な右足のファーストタッチから左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽ゼコのリーグ戦8試合ぶりの今季8点目で先手を奪ったローマは、その後も25分に左CKからマノラスが強烈なヘディングシュートを放つが、ここは相手GKの好守に遭う。
▽しかし、32分にはエル・シャーラウィの高い位置でのボール奪取からゼコの落としを受けたペッレグリーニが強烈なミドルシュート。GKが何とか弾いたボールをエル・シャーラウィが繫ぎ、最後はゴール前のストロートマンが豪快な左足シュートを蹴り込んだ。ストロートマンの今季初ゴールで突き放したホームチームは、37分にも相手のミスから背後に抜け出したゼコに3点目のチャンスも、ここはGKの好守に遭い、前半は2点のリードにとどまった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりから相手を押し込むローマは53分に3点目を奪う。左サイド深くでコラロフが絶妙な浮き球クロスを入れると、これを後方から飛び込んだペッレグリーニが頭で合わせ、ローマ復帰後最初のゴールを奪った。
▽これで試合の大勢が決したかに思われたが、SPALが意地を見せる。3失点目直後の55分、ボックス内でDFマノラスに引き倒されたモラがPKを獲得。ここでキッカーのヴィヴィアーニは蹴り直しとなった2度目のPKをチップキックで狙うが、GKアリソンに触られてクロスバーを叩く。だが、こぼれ球をペッレグリーニがクリアし損なうと、今度は冷静に蹴り込んだ。
▽点差を2点に縮められたものの余裕の展開が続くローマは、ゴナロンやジェンギズ、コラロフら主力を早い時間帯に下げてジェルソンやシックに加え、昨季リーグ最終戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負ったエメルソン・パルミエリが今季初出場を飾った。
▽試合終盤にかけてはペースを落としながらもセットプレーやカウンターで4点目を狙うローマは、ゴール前のシックやゼコ、ジェルソンに再三の決定機が訪れたもののいずれも決め切れず。それでも、危なげなく試合を3-1で締めくくり、2試合ぶりの勝利を手にした。ラクな展開で勝ち点3を獲得したチームは、来週のCLカラバフ戦に弾みを付けた。
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