南野先発のザルツブルクが首位通過! 酒井フル出場の10人マルセイユは土壇場ドローで2位キープで最終節へ《EL》
2017.11.24 05:17 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループI第5節、ザルツブルクvsヴィトーリア・ギマランエスが23日に行われ、ホームのザルツブルクが3-0で勝利した。ザルツブルクのMF南野拓実は今季EL初先発を飾り、71分までプレーした。
▽トップ下に入る南野を起点に立ち上がりから相手を押し込むザルツブルク。開始5分にはボックス左で受けた南野がグラウンダーで折り返しを入れるが、これはGKにキャッチされる。
▽その後もボールを保持するホームチームは26分、右サイドのハイダラへの大きな展開からボックス手前でマイナスのパスを受けたライナーがボックス左へ浮き球のクロスを供給。これをフリーのダブールが難なく頭で流し込んだ。
▽畳みかけるザルツブルクは南野やウルマーがシュートシーンに絡むなど、厚みのある攻撃を仕掛けていくと、前半終了間際の46分に追加点。バイタルエリアで相手のクリアを奪ったウルマーがボックス左角から左足を振り抜くと、これがゴール右隅に突き刺さった。
▽しかし、後半も先にスコアを動かしたのはザルツブルクだった。68分、裏への抜け出しを試みた南野の対応に当たったDFのクリアがボックス左のスペースに流れる。これを回収したダブールが冷静にマイナスに折り返すと、ボックス中央にフリーで走り込んだ途中出場のファン・ヒチャンが左足の強烈なシュートで蹴り込んだ。
▽この3点目で試合を決定付けたザルツブルクは71分、南野を下げてロザコウスキを投入。試合終盤にかけても冷静な試合運びで逃げ切ったホームチームは3-0で完勝。最終節を残して首位での決勝トーナメント進出を決めた。
▽また、同日行われたグループIのもう1試合、コンヤシュポルvsマルセイユは、1-1のドローに終わった。マルセイユのDF酒井宏樹はフル出場した。
▽前節、ヴィトーリアに敗れたものの2位をキープしたマルセイユ(勝ち点6)は、今節の勝利と3位ヴィトーリアの敗戦で決勝トーナメント進出が決定する。そして、必勝を期す敵地での一戦に向けては、酒井やトヴァン、サンソン、グスタボなど現状のベストメンバーで臨んだ。
▽立ち上がりから中盤での潰し合いが目立つクローズな展開が続く。右サイドバックで先発の酒井はトヴァンとの連係でサイドをえぐり、あわやPK奪取というチャンスにも絡んだ。
▽互いにシュートシーンが少なくゴールレスで折り返した後半は、より動きのある展開に。前半同様にトヴァンやオカンポスの個人技でゴールに迫るマルセイユだが、なかなかゴールを奪うことができない。逆に、相手の鋭いカウンターに晒されピンチを招く場面も散見される。
▽パイエ、エンジエといった攻撃的なカードを切って攻勢を強めたいマルセイユだったが、80分にゴール前に飛び出したブラビアをDFアマヴィが後方から倒してしまい、痛恨のPK献上。さらに、このファウルが決定機阻止と判断され、アマヴィに一発レッドが掲示された。そして、このPKをキッカーのスクビツに決められた。
▽ビハインドと数的不利を同時に背負うことになったマルセイユは、失点直後にアンギッサを下げて右サイドバックのブナ・サールを投入。この交代で酒井が左サイドバックに移り、ここから攻勢に転じる。すると、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、ゴール左のスペースに抜け出したエンジエが折り返したボールが相手MFモケのクリアミスを誘い、これがゴールネットに吸い込まれた。そして、数的不利の逆境をはね返して土壇場で追いついたマルセイユが、このまま1-1のドローに持ち込んだ。
▽この結果、2位を死守したマルセイユは最終節のザルツブルク戦で決勝トーナメント進出を目指すことになった。
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▽ここまで2勝2分けの無敗で首位に立つザルツブルク(勝ち点8)は、3位ヴィトーリア(勝ち点4)をホームに迎えた今節の勝利で決勝トーナメント進出が決まる。その重要な一戦に向けては、直近のリーグ戦で途中出場の南野を今季ELで初先発させた。▽その後もボールを保持するホームチームは26分、右サイドのハイダラへの大きな展開からボックス手前でマイナスのパスを受けたライナーがボックス左へ浮き球のクロスを供給。これをフリーのダブールが難なく頭で流し込んだ。
▽畳みかけるザルツブルクは南野やウルマーがシュートシーンに絡むなど、厚みのある攻撃を仕掛けていくと、前半終了間際の46分に追加点。バイタルエリアで相手のクリアを奪ったウルマーがボックス左角から左足を振り抜くと、これがゴール右隅に突き刺さった。
▽2点リードで試合を折り返したザルツブルクは、後半も危なげなく試合をコントロール。対して流れを変えたいヴィトーリアは60分、ヘルドン・ラモス、ジュバルを同時投入する2枚替えを敢行する。
▽しかし、後半も先にスコアを動かしたのはザルツブルクだった。68分、裏への抜け出しを試みた南野の対応に当たったDFのクリアがボックス左のスペースに流れる。これを回収したダブールが冷静にマイナスに折り返すと、ボックス中央にフリーで走り込んだ途中出場のファン・ヒチャンが左足の強烈なシュートで蹴り込んだ。
▽この3点目で試合を決定付けたザルツブルクは71分、南野を下げてロザコウスキを投入。試合終盤にかけても冷静な試合運びで逃げ切ったホームチームは3-0で完勝。最終節を残して首位での決勝トーナメント進出を決めた。
▽また、同日行われたグループIのもう1試合、コンヤシュポルvsマルセイユは、1-1のドローに終わった。マルセイユのDF酒井宏樹はフル出場した。
▽前節、ヴィトーリアに敗れたものの2位をキープしたマルセイユ(勝ち点6)は、今節の勝利と3位ヴィトーリアの敗戦で決勝トーナメント進出が決定する。そして、必勝を期す敵地での一戦に向けては、酒井やトヴァン、サンソン、グスタボなど現状のベストメンバーで臨んだ。
▽立ち上がりから中盤での潰し合いが目立つクローズな展開が続く。右サイドバックで先発の酒井はトヴァンとの連係でサイドをえぐり、あわやPK奪取というチャンスにも絡んだ。
▽互いにシュートシーンが少なくゴールレスで折り返した後半は、より動きのある展開に。前半同様にトヴァンやオカンポスの個人技でゴールに迫るマルセイユだが、なかなかゴールを奪うことができない。逆に、相手の鋭いカウンターに晒されピンチを招く場面も散見される。
▽パイエ、エンジエといった攻撃的なカードを切って攻勢を強めたいマルセイユだったが、80分にゴール前に飛び出したブラビアをDFアマヴィが後方から倒してしまい、痛恨のPK献上。さらに、このファウルが決定機阻止と判断され、アマヴィに一発レッドが掲示された。そして、このPKをキッカーのスクビツに決められた。
▽ビハインドと数的不利を同時に背負うことになったマルセイユは、失点直後にアンギッサを下げて右サイドバックのブナ・サールを投入。この交代で酒井が左サイドバックに移り、ここから攻勢に転じる。すると、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、ゴール左のスペースに抜け出したエンジエが折り返したボールが相手MFモケのクリアミスを誘い、これがゴールネットに吸い込まれた。そして、数的不利の逆境をはね返して土壇場で追いついたマルセイユが、このまま1-1のドローに持ち込んだ。
▽この結果、2位を死守したマルセイユは最終節のザルツブルク戦で決勝トーナメント進出を目指すことになった。
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