多種多様なスタイルに手応えを示すDF長友佑都「読めないチームになってきている」《ロシアW杯アジア最終予選》
2017.09.01 17:57 Fri
▽日本代表は1日、埼玉県内でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けたトレーニングを実施した。
▽埼玉スタジアム2002で行われたオーストラリア代表戦の翌日、メンバー外になった選手を含めた27名全員が登場。オーストラリア戦で先発した11名とサブ組の16名に分かれてトレーニングを行なった。
▽DF長友佑都(インテル/イタリア)は練習後、取材に応対し、ロシアW杯出場を決めたオーストラリア戦後には眠れなかったことを告白。また、ここまでの最終予選を振り返り、対戦相手にとって日本代表が「読めないチームになってきている」と相手のスタイルに合わせた多種多様なサッカーに手応えをあらわにした。
◆DF長友佑都(インテル/イタリア)
──W杯出場を決めて一夜
「(昨日は)一睡もできなかったです。イタリアでも試合が終わった後はあまり眠れないですけどね。今日は全然眠れなかったです」
──それでも気分は良いか
「もちろんです。普段は試合に勝ったとしても次の日から切り替えることが多く、一喜一憂しないですけど、2日間くらいは今のこの気分を味わいたいなと。6月のオフの時期も代表のことやオーストラリア戦のことが頭にあったので、この2日間くらいは余韻に浸りたいなと思っています」
「めちゃくちゃ厳しかったですね。それは観てるみなさんにもあったと思います」
──この予選で山場だったのは
「初戦に負けたことが全てですよね。初戦に負けたチームはワールドカップに出場する可能性が0%というジンクスを報道で知りましたけど(笑)チームとしてそこから巻き返したというのはすごく自信になりますし、最高のスピリットとしては最高なモノを示せたと思います」
──チームとしての土台を作り上げたなという実感は
「最終予選を通じて良かったなと思うことは、多くの選手が試合に出て活躍したことです。今回で言えば、井手口(陽介)や浅野(拓磨)もそうです。若い選手も活躍したということは、底上げやレベルアップという意味ですごく良かったと思います。(本田)圭佑や(香川)真司、オカ(岡崎慎司)、長谷部(誠)さんも僕も含めて、長い間代表にいる選手たちがより一層刺激を受ける環境に居させてもらっているんだなというのは強く感じます」
──チームとしての成熟度は
「一戦一戦必死になって戦っていたので、成熟したのかどうかもわからないです。メンバーもシステムも変わりましたし。結果的にそれがカメレオンのように戦術も変われば人も変わって相手からしたら読めないチームになってきているのかなと。今まではメンバーを固定しがちであったりした部分はありました。それは相手からしたら対策を取りやすいです。今のチームは本当に読めないというのが結果的に大きな武器になっていると思います」
──それは選手たちからしてもワクワクするか
「ワクワク感よりも自分が試合に出られるかどうかというドキドキ感ですね。あとは少ない合流期間の中で合わせていくことに必死になっていました」
──これだけメンバーもやり方も変わった中で何を武器に本戦を迎えるか
「自信もそうですけど、相手の特徴やフォーメーションによって選手を変えたりという戦い方で良いんじゃないかなと思います。固定する必要はないです。その時にコンディションが良い選手を使ったり、相手を倒すためにどういう戦術をとるかということを考えていくことがチームにとって深みが出てくるのではないかなと思います」
▽埼玉スタジアム2002で行われたオーストラリア代表戦の翌日、メンバー外になった選手を含めた27名全員が登場。オーストラリア戦で先発した11名とサブ組の16名に分かれてトレーニングを行なった。
◆DF長友佑都(インテル/イタリア)
──W杯出場を決めて一夜
「(昨日は)一睡もできなかったです。イタリアでも試合が終わった後はあまり眠れないですけどね。今日は全然眠れなかったです」
──それでも気分は良いか
「もちろんです。普段は試合に勝ったとしても次の日から切り替えることが多く、一喜一憂しないですけど、2日間くらいは今のこの気分を味わいたいなと。6月のオフの時期も代表のことやオーストラリア戦のことが頭にあったので、この2日間くらいは余韻に浸りたいなと思っています」
──それだけ予選が厳しかったか
「めちゃくちゃ厳しかったですね。それは観てるみなさんにもあったと思います」
──この予選で山場だったのは
「初戦に負けたことが全てですよね。初戦に負けたチームはワールドカップに出場する可能性が0%というジンクスを報道で知りましたけど(笑)チームとしてそこから巻き返したというのはすごく自信になりますし、最高のスピリットとしては最高なモノを示せたと思います」
──チームとしての土台を作り上げたなという実感は
「最終予選を通じて良かったなと思うことは、多くの選手が試合に出て活躍したことです。今回で言えば、井手口(陽介)や浅野(拓磨)もそうです。若い選手も活躍したということは、底上げやレベルアップという意味ですごく良かったと思います。(本田)圭佑や(香川)真司、オカ(岡崎慎司)、長谷部(誠)さんも僕も含めて、長い間代表にいる選手たちがより一層刺激を受ける環境に居させてもらっているんだなというのは強く感じます」
──チームとしての成熟度は
「一戦一戦必死になって戦っていたので、成熟したのかどうかもわからないです。メンバーもシステムも変わりましたし。結果的にそれがカメレオンのように戦術も変われば人も変わって相手からしたら読めないチームになってきているのかなと。今まではメンバーを固定しがちであったりした部分はありました。それは相手からしたら対策を取りやすいです。今のチームは本当に読めないというのが結果的に大きな武器になっていると思います」
──それは選手たちからしてもワクワクするか
「ワクワク感よりも自分が試合に出られるかどうかというドキドキ感ですね。あとは少ない合流期間の中で合わせていくことに必死になっていました」
──これだけメンバーもやり方も変わった中で何を武器に本戦を迎えるか
「自信もそうですけど、相手の特徴やフォーメーションによって選手を変えたりという戦い方で良いんじゃないかなと思います。固定する必要はないです。その時にコンディションが良い選手を使ったり、相手を倒すためにどういう戦術をとるかということを考えていくことがチームにとって深みが出てくるのではないかなと思います」
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