鎌田デビュー!ブンデス10年目の長谷部と共に先発もスコアレスドロー《ブンデスリーガ》

2017.08.21 00:35 Mon
Getty Images
▽ブンデスリーガ第1節フライブルクvsフランクフルトが20日に行われ、0-0に終わった。MF鎌田大地は先発して67分まで出場。MF長谷部誠はフル出場した。
PR
▽今夏、フランクフルトに加入した鎌田は[3-5-2]の2トップの一角としてスタメンデビュー。また、今季でブンデスリーガでの10年目となる長谷部は、3バック中央のリベロで起用された。
▽試合は両クラブともバランスを重視した入りとなったが、17分にはフライブルクがフランクフルトのゴールを脅かした。ロングボールに反応したニーダーレヒナーがディフェンスラインの裏に抜け出す。マークについていた長谷部がオフサイドを主張したが、プレーは続行。ボックス右からのクロスに飛び込んだクラインディーストがネットを揺らした。しかし、直後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による審議が行われると、オフサイドとの判定。得点とはならなかった。

▽ひやりとさせられたフランクフルトであったが、21分にはボックス内の混戦から鎌田がシュートを放つ。DFにブロックされ得点には結びつかなかったものの、積極的に攻撃に絡んでいく。36分には2トップの相方であるファラーが、カウンターの場面から独力でシュートまで持ち込んだが、バーに嫌われた。

▽フライブルクはクラインディーストやニーダーレヒナーを起点として鋭い攻撃を繰り出したが、長谷部を中心とするフランクフルトDFが丁寧に対応。一進一退の攻防が続き、ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入っても試合は膠着状態を保ち、両者共になかなかチャンスを作り出せない。鎌田はボールを引き出そうと精力的に動いたものの、DFの激しいチェックに苦しみ思うように収めることはできず。67分には、18日に加入が発表されたばかりのケヴィン=プリンス・ボアテングとの交代でベンチに退いた。

▽直後から攻勢を強めたフランクフルトだったが、試合を動かすには至らず。固い入りをした両クラブの開幕節は、スコアレスドローに終わった。

PR
関連ニュース

浅野途中出場のボーフム、ホッフェンハイムの反撃を凌ぎ9戦ぶり勝利【ブンデスリーガ】

ボーフムは26日、ブンデスリーガ第31節でホッフェンハイムをホームに迎え、3-2で逃げ切った。ボーフムのFW浅野拓磨は76分からプレーしている。 前節ヴォルフスブルクとの残留争いに敗れて8試合勝ちなしとなり、残留プレーオフに回らなければならない16位に後退したボーフム(勝ち点27)は、ヴォルフスブルク戦で前半のみの出場となった浅野がベンチスタートとなった。 9位ホッフェンハイム(勝ち点39)に対し、ボーフムがアグレッシブな入りを見せると、立ち上がりの4、6分とホフマンが立て続けに決定的なシュートを浴びせる。 その後はトーンダウンしていったボーフムは24分にPKを献上しかける。CKの守備の流れでホフマンのハイキックがヴェグホルストの顔面に接触してしまった。しかしVARの末、オフサイドがあってPK判定は無効に。 すると助かったボーフムは34分、シュテーガーの直接FKが決まって先制する。さらに前半追加タイム、左クロスに反応したパスラックがシュートを蹴り込んで2-0とし前半を終えた。 迎えた後半、2選手を代えてきたホッフェンハイムに対し、64分にボーフムは3点目。ブロシンスキのポスト直撃のシュートのルーズボールをシュテーガーが押し込んだ。 その後、クラマリッチに1点を返されたボーフムは76分に浅野を左サイドに投入。しかし84分に1点差に詰め寄られる。ロングボールに抜け出したクラマリッチにループシュートを決められた。 追加タイムには浅野に好機があった中、3-2で逃げ切り。9戦ぶりの勝利を手にし、暫定14位に浮上している。 2024.04.27 05:33 Sat

「役割をうまく果たした」 急きょ先発でゴールの上田綺世に指揮官が労いの言葉

フェイエノールト指揮官が日本代表FW上田綺世の働きを評価した。 25日のエールディビジ第31節でゴー・アヘッド・イーグルスのホームに乗り込んだ2位フェイエノールトは3-1の白星で3連勝。2位以内を確定させ、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 そんなフェイエノールトだが、先発予定だったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが試合前のウォームアップ中に負傷。その代役として先発に抜擢されたのがベンチスタートの予定だった上田だ。 今年2月以来となる実に10試合ぶりの先発チャンスが急きょ巡った格好だったが、2-1でリードの69分に右サイドからのパスでボックス右のスペースを突き、右足でゴール。3月以来の一発だった。 クラブ公式サイトによると、アルネ・スロット監督は5試合ぶりとなる今季3ゴール目で勝利に貢献した上田について、賛辞の言葉を送っている。 「今夜、アヤセは自分の役割をうまく果たしたと思う。何度かゴールに近づいたし、だからこそ、後にゴールを決めたのは間違いなく素晴らしいことだ」 なお、試合自体には「今夜の試合で目にしたものには非常に満足だ」と語っている。 「ビルドアップは特に素晴らしく、90分にわたって試合した。相手もハーフタイム前に脅威となる瞬間があったがね」 「嫌な時間帯に失点してしまったが、後半は勝利に向けて非常に成熟したプレーができたと思っている」 2024.04.26 17:55 Fri

指宿洋史が33歳で評価うなぎ登り…今やオーストラリア1部屈指の点取り屋、アデレードからブリスベンへ移籍か

アデレード・ユナイテッドの元U-23日本代表FW指宿洋史(33)にブリスベン・ロアーが関心だ。 若手時代に欧州はスペインの下部リーグを中心にキャリアを積んだ指宿。Jリーグへの逆輸入後はアルビレックス新潟、ジェフ千葉、湘南ベルマーレ、清水エスパルスに在籍し、J1通算115試合15得点、J2通算61試合12得点を記録した。 そんな195cmのストライカー指宿は30歳で再び海外へ。22年1月にAリーグ・メン(オーストラリア1部)のアデレードへ完全移籍し、21-22シーズンはリーグ戦21試合6得点、昨季は24試合7得点をマーク。そして今季は23試合13得点…得点ランキングで4位タイにつける。 33歳とベテランの域に達したなかでの、この活躍。オーストラリア『news.com.au』によると、今やAリーグを代表する点取り屋と目されるようになった指宿に対し、ブリスベン・ロアーが今夏のフリー獲得を狙っているという。 ブリスベンは現エース、U-19オーストラリア代表FWトーマス・ワディンガム(19)の今夏欧州移籍が濃厚。アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム、また“若手の登竜門”ウディネーゼとの紐付けが続いている状況だ。 そんなこんなで指宿の代理人と水面下にて交渉中。今のところ、ワディンガムの去就にかかわらず指宿を獲得する方針とされ、一方では、アデレードは指宿に契約延長オファーをまだ出していないとみられている。 2024.04.26 14:00 Fri

フェイエノールト上田綺世が絶妙な裏抜けから3ゴール目! 急きょの先発試合でアピール

フェイエノールトFW上田綺世が巡ったチャンスをモノにした。 25日のエールディビジ第31節でゴー・アヘッド・イーグルスのホームに乗り込んだ2位フェイエノールト。3-1の勝利で3連勝とし、首位PSVを引き続き9ポイント差で追いかけた。 この日の上田は当初、ベンチメンバーとしてスタートするはずだったが、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがウォームアップ中に負傷したため、急きょ先発チャンスが巡った。 フェイエノールトが2-1でリードしての後半が動きなく、半ばに入ると、69分に右サイドからのパスでボックス右のスペースを突いた上田は右足フィニッシュでネットを揺らした。 2月以来となる10試合ぶりの先発チャンスを生かした25歳FWは78分にお役御免。ゴールは3月以来の5試合ぶりで、3得点目となった。 なお、フェイエノールトは3試合を残して2位以内が確定。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めている。 2024.04.26 12:10 Fri

「アウェイの空気に飲まれそうになった」逆転許して一転ピンチに、藤田譲瑠チマが考えたコントロール「焦れずに相手を動かそう」

U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田楓喜のゴールで日本が幸先良く先制する。 するとその後に追いつかれた中、相手GKが前半で退場する事態に。後半は優位に進められると思われた中、セットプレーから失点し苦しい戦いとなる。 相手に引いて守られ、なかなかゴールが割れなかったが、67分に木村誠二がCKからゴールを奪い同点に。しかし、その後は押し込みながらもゴールが遠く延長戦に突入する。 延長戦では、エースの細谷真大に待望の初ゴールが生まれ日本が逆転。さらに内野航太郎がダメ押しゴールを決めて2-4で勝利。ベスト4入りを果たした。 試合後のフラッシュインタビューに応じたキャプテンの藤田は「最初(山田)楓喜のゴールで先制して、逆転された時はアウェイの空気感に飲まれそうになりました」とコメント。数的不利の相手に逆転されたことで、難しくなったという。 ただ、「チームで話しながら、得点できれば自分たちもチャンスがあるから、焦れずにいこうということで、自分たちの強みのセットプレーから追いついて、逆転できたので、素晴らしい流れだったと思います」と振り返り、我慢強く戦ったことと、武器を生かしての勝利を喜んだ。 藤田は目立ったプレーこそ少ないが、ゲームをコントロールするプレーに終始。舵取り役を担ったが「まずは焦れずに相手を動かそうという考えがありました」とコメント。「相手が疲れたらスペースが空くという考えもあって、そこを意識してプレーしていました」と、チャンスが来るタイミングを見計らってコントロールしていたと明かした。 今大会の山場はなんとかクリア。藤田は「まずは第一関門をクリアしただけなので、満足はしていません」とコメント。次が大事な試合となる中で、「自分たちの最低限の目標であるパリ・オリンピックの出場権獲得。あとはアジアカップ優勝というものがすぐ近くにあるので、チームとして準備して次の試合に向けて頑張っていければと思います」と、次戦への意気込みを語った。 日本は準決勝ではU-23イラク代表vsU-23ベトナム代表の勝者と29日の26時30分から対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】ついに目覚めたエース!細谷真大が値千金の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pZnkovlMOfU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.26 08:30 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly