【プレミア最終節プレビュー】混戦CL権争い、3つ巴の戦い2017.05.19 18:00 Fri

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽前節、首位のチェルシーがWBAに勝利し、2シーズンぶり6度目となるリーグ制覇を成し遂げた。また、サンダーランドとミドルズブラが降格していた残留争いでは、クリスタル・パレスに4-0で惨敗したハル・シティの2部落ちが決定。迎える最終節の焦点はチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。3位のマンチェスター・シティ(勝ち点75)以下、4位のリバプール(勝ち点73)、5位のアーセナル(勝ち点72)がしのぎを削る。

・3位 マンチェスター・シティ(勝ち点75/得失点+36/得点75)
・4位 リバプール(勝ち点73/得失点+33/得点75)
・5位 アーセナル(勝ち点72/得失点+31/得点74)
※勝ち点が並んだ場合は得失点差⇒得点数で順位付け。得点数まで並んだ場合は中立地プレーオフ開催

▽最も有利な立場であるシティは、アウェイでワトフォードと対戦する。火曜日には未消化試合だったWBA戦をガブリエウ・ジェスズ、デ・ブライネ、ヤヤ・トゥーレのゴールでモノにし、リーグ戦3連勝を達成した。敵地での試合となるが、この試合で1ポイントを獲得すれば、4位以内が確定する。また、敗れてアーセナルが勝利したとしても、得失点差5ポイントをひっくり返されない限り、CL出場圏の4位フィニッシュが可能。とはいえ、勝利でCLストレートインの3位をキープすることが最高の形だ。

▽4位のリバプールは、アンフィールドにミドルズブラを迎える。アーセナルとの勝ち点差は1ポイントのため、引き分けに終わると5位に転落する可能性が出てくる。勝利ならば、4位以内は確実で、シティの結果によっては3位で終えることができる可能性もある。4-0で勝利した前節のウェストハム戦で2ゴールを記録したコウチーニョに引き続き期待がかかる。

▽逆転での20シーズン連続CL圏内フィニッシュを狙うアーセナルは、ホームでのエバートン戦だ。引き分けでもリバプールが敗れ、得失点差2ポイントが覆れば4位浮上もあるが、現実的には勝利が必要な一戦となる。火曜日には、サンチェスの2ゴールによりサンダーランドを2-0で撃破。今夏に退団する可能性が伝えられるサンチェスだが、ここ3戦4発と好調を維持しており、ここも頼りにしたいところだ。

▽そのほか、王者チェルシーはプレミアリーグ新記録となる年間30勝を目指してサンダーランドとホームで対戦。4位以内の可能性が潰え、ヨーロッパリーグ優勝でのCL権確保に照準を合わせているユナイテッドは、クリスタル・パレスとの一戦でホームラストマッチ勝利を狙う。

◆プレミアリーグ最終節
▽5/21(日)
《23:00》
ワトフォード vs マンチェスター・シティ
スウォンジー vs WBA
サウサンプトン vs ストーク・シティ
マンチェスター・ユナイテッド vs クリスタル・パレス
リバプール vs ミドルズブラ
レスター・シティ vs ボーンマス
ハル・シティ vs トッテナム
チェルシー vs サンダーランド
バーンリー vs ウェストハム
アーセナル vs エバートン

コメント

関連ニュース

thumb

【リーガエスパニョーラ第5節プレビュー】今季初のミッドウィーク開催! バルサvs乾エイバル開催!

▽先週末に行われた第4節では、MF柴崎岳のゴラッソを浴びヘタフェに苦戦を強いられたバルセロナだったが、MFパウリーニョの移籍後初ゴールで勝ち切り開幕4連勝を達成。一方、バルセロナと共に開幕3連勝のレアル・ソシエダは、レアル・マドリー相手に完敗して連勝がストップ。そのほかでは、ワンダ・メトロポリターノのこけら落としをFWグリーズマンのゴールで勝ち切ったアトレティコ・マドリー、3連勝のセビージャらが順当に勝ち点3を手にした。 ▽柴崎の圧巻の左足ボレーで今季初失点を喫するなど、苦手コリセウム・アルフォンソ・ペレスで苦戦したバルセロナだが、MFデニス・スアレスとパウリーニョの途中投入2選手の活躍で逆転勝利し、見事に開幕4連勝を飾った。そして、5連勝で首位固めを目指す今節は、昨季最終節で大苦戦を強いられたエイバルと再びカンプ・ノウで相まみえる。 ▽バルベルデ監督仕込みの素早いトランジション、的確な采配もあって開幕4連勝のバルセロナだが、今夏FWネイマールの後釜として獲得したMFデンベレがヘタフェ戦で左大腿部の腱断裂という重傷を負い、最大4カ月の長期離脱を強いられることになった。そのため、今後の過密日程の中ではFWデウロフェウやFWパコ・アルカセル、デニス・スアレスら代役の台頭が急務だ。攻守にハードワークを信条とするエイバルとのタフな一戦に向けては、ここまで1ゴールと[4-3-1-2]の新システム移行の割を食って存在感が希薄なFWスアレスの活躍に期待したい。トップ下に近い位置で自由を謳歌するメッシを引き続きサポートしつつ、よりフィニッシュの場面で力を発揮したい。 ▽対するエイバルは、前節のレガネス戦でMF乾貴士の1アシストの活躍もあって開幕節以来の白星を手にした。ここまでは持ち味の素早い攻守の切り替えを生かした堅守が機能している一方、一部主力の不在や今夏の選手入れ替えの影響で攻撃面は迫力不足となり、カンプ・ノウでの首位チーム相手の一戦ではまずは守備から試合に入りたい。攻撃に関しては手数をかけないカウンターが主体となる中、前回対戦で衝撃のゴラッソ2発を決めた乾の個人技に期待がかかる。その前回対戦での活躍によって激しいマークが予想される中、好調DFネウソン・セメド相手に違いを作れるか。 ▽主力不在の中、伏兵FWマジョラルの2ゴールに絡む活躍で難所アノエタ攻略に成功し3試合ぶりの白星を手にしたレアル・マドリーは、今季リーグ戦初勝利を目指すサンティアゴ・ベルナベウでベティスを迎え撃つ。今回の一戦に向けての注目は、スーペル・コパ1stレグでの出場停止処分で開幕4試合を欠場したFWクリスティアーノ・ロナウド。直近のチャンピオンズリーグ(CL)初戦のアポエル戦では2ゴールの活躍を見せており、自身のリーガ開幕戦となるこのベティス戦ではこれまでの鬱憤を晴らす大活躍でチームにリーグ戦ホーム初白星をもたらしたい。一方、前節のデポルティボ戦をFWホアキンの2ゴールで勝利したベティスでは、そのホアキン、MFグアルダードのベテランコンビに加え、前節途中出場でデビューを飾った超絶技巧の新10番MFブデブスのプレーに注目したい。 ▽前節、今季4戦目で初のホームゲームとなったアトレティコは、ワンダ・メトロポリターノでの初陣をエースのゴールでしぶとく勝ち切り、新ホームで幸先の良いスタートを切った。その勢いに乗って連勝を目指す今節は、前節今季初黒星を喫したビルバオとのタフなアウェイゲームに臨む。第2節のラス・パルマス戦で5ゴールを奪ったものの、直近の公式戦3試合で1ゴールと決定力不足に悩まされるアトレティコとしては、開幕4試合でわずか1失点の堅守を誇るビルバオ相手に、いかに決定機を決め切るかが勝ち点3奪取のカギを握る。 ▽また、前節ジローナ相手に試合終了間際の相手PK失敗によって辛くも勝ち点3を手にしたセビージャは、3連勝で2位に浮上。ベリッソ新監督の志向するアタッキングフットボールは鳴りを潜めるも、守護神セルヒオ・リコを中心とした守備陣がここまで1失点と接戦をモノにする原動力となっている。4連勝を目指す今節は、2連勝中のラス・パルマスとホームゲームを戦う。今回の一戦で注目を集めるのが、今夏の移籍市場で契約延長を結んだ直後にアトレティコに電撃移籍し、来年1月までレンタルという形でラス・パルマスに在籍しているMFビトロ。セビージャ側が訴訟の準備を進めるなど、遺恨を残したビトロのサンチェス・ピスファンでの初ゲームでは熱狂的なセビジスタからの“手厚い”歓迎は必至。そのプレッシャーの中でビトロは、好調FWレミらと共に恩返し弾を決めることができるか。 ▽そのほかの試合では、セルタvsヘタフェやレバンテvsレアル・ソシエダ、ビジャレアルvsエスパニョールの3試合に注目したい。前節、バルセロナ相手に善戦も敗れたヘタフェは、ゴラッソを決めた柴崎が1カ月半の負傷離脱となり、頼れる10番不在の中で難敵セルタとのアウェイゲームに挑む。レアル・マドリー相手に完敗し連勝がストップしたソシエダは、好調レバンテ相手にバウンスバックを狙う。また、開幕連敗も直近2試合で連勝を飾ったビジャレアルは、前節初勝利のエスパニョール相手に3連勝を目指す。さらに、開幕4連敗に加え、無得点と絶望的なスタートを切り、スベルディア監督の解任に踏み切ったアラベスは、FWボージャンやFWムニルら実力者の力でデポルティボ相手に今季初勝利を掴みたい。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第5節》 ▽9/19(火) 《27:00》 バレンシア vs マラガ 《29:00》 バルセロナ vs エイバル ▽9/20(水) 《27:00》 ビルバオ vs アトレティコ・マドリー レガネス vs ジローナ 《28:00》 デポルティボ vs アラベス 《29:00》 レアル・マドリー vs ベティス セビージャ vs ラス・パルマス ▽9/21(木) 《27:00》 ビジャレアル vs エスパニョール 《28:00》 セルタ vs ヘタフェ 《29:00》 レバンテ vs レアル・ソシエダ</div> 2017.09.19 17:45 Tue
twitterfacebook
thumb

【プレビュー】盤石ブルーズ優位もガナーズのキッカケ掴む一戦となるか《チェルシーvsアーセナル》

▽プレミアリーグ第5節、チェルシーvsアーセナルが日本時間17日21:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。現在、3連勝中の昨季王者チェルシーと、開幕からすでに2敗を喫している不調アーセナルによる、重要なビッグロンドン・ダービーだ。 ▽2人の退場者を出した開幕戦の敗戦と度重なる補強失敗によってネガティブな8月を過ごしたチェルシーだが、指揮官コンテの卓越した采配力と新エースFWモラタの躍動などで以降の公式戦4連勝と完全復活。デッドライン・デイの駆け込み補強で体裁を整えてきた昨季王者は、チャンピオンズリーグ(CL)とリーグ戦の二足のわらじに向けて順調に歩みを進めている。 ▽前節、一昨季王者レスター・シティに競り勝ったチェルシーは、直近のCLでもホームで格下カラバフ相手に多くの主力を温存した中、6-0の大勝を飾った。昨季の同時期に行われたエミレーツでの0-3の大敗から[3-4-3]へのシステム変更を行い、2年ぶりのリーグ制覇に繋げた因縁の相手とのダービーに向けて盤石の準備ができており、今回の対戦では大勝でのリーグ4連勝という、2連覇に向けた景気づけの一戦としたいところだ。 ▽一方、苦手の開幕戦こそ勝利で飾ったものの、見切り発車の[3-4-3]の機能不全によるストーク・シティ戦、リバプール戦での連敗。MFエジル、FWサンチェス、MFチェンバレン(現リバプール)の去就問題、モナコMFレマルの獲得失敗など、ピッチ内外での混乱が目立ったアーセナル。前節のボーンマス戦での大勝に、直近のヨーロッパリーグ(EL)初戦ケルン戦での逆転勝利(3-1)で危機を脱したが、指揮官の采配やチーム全体のパフォーマンスからは停滞感が漂う。 ▽その厳しい空気の中で迎える今節は、絶好調のチェルシーとのダービーという、序盤戦最大の試練となる。コンディション面を含めたチーム状態、ビッグマッチにおける戦術の引き出し、敵地での完全アウェイと、あらゆる面で劣勢が予想される中、悩める指揮官を含めプレミア屈指の名門の底力が期待される。また、昨季同時期の対戦では3-0の完勝を収めながらも、結果的に優勝をアシストする契機を与えただけに、今回の一戦では好調な相手を敵地で葬り去り、その勢いを削ぐと共に自分たちの浮上のキッカケとしたい。 <div style="text-align:center;">◆チェルシー◆ 【3-4-3】</div> ▽チェルシー予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170916_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:クルトワ DF:アスピリクエタ、ダビド・ルイス、リュディガー MF:モーゼス、バカヨコ、カンテ、マルコス・アロンソ FW:ペドロ、モラタ、アザール 負傷者:MFドリンクウォーター 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。逆に、3試合の出場停止が明けるキャプテンのケイヒルが復帰する。負傷者に関してはドリンクウォーターを除きすべての主力が起用可能だ。 ▽スタメンに関しては、格下カラバフとの対戦で温存されたダビド・ルイスやモーゼス、モラタが復帰し、直近2試合の途中出場でマッチフィットネスを整えてきたアザールが今季初先発を飾る可能性が高い。カンテの相棒に関しては、カラバフ戦で途中出場のバカヨコの起用が濃厚だが、より攻撃的に戦う場合、カラバフ戦でフル出場した古巣対戦のセスクを起用する可能性もある。 <div style="text-align:center;">◆アーセナル◆ 【3-4-3】</div> ▽アーセナル予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170916_0100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:チェフ DF:ムスタフィ、コシエルニー、モンレアル MF:ベジェリン、ラムジー、ジャカ、コラシナツ FW:エジル、ラカゼット、サンチェス 負傷者:DFチャンバース、MFカソルラ、コクラン、FWウォルコット 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関してはカソルラとコクラン、チャンバースの欠場が決定的となっている。スタメンに関しては、ELケルン戦で温存したエジルやコシエルニー、ジャカとラムジーらが復帰する見込みだ。読み辛いのが前線の構成でエジルの復帰は当確として、残りの2ポジションを前節2ゴールのウェルベックとラカゼット、急ピッチでコンディション調整を進めているサンチェスの3人で争うことになる。 ▽システムに関しては多くの批判がある中、[3-4-3]のシステムを継続しており、チェルシーとミラーゲームの形となる今節も引き続き同じ布陣で戦う見込みだ。その一方で、“動かない男”として知られるフランス人指揮官が、[4-2-3-1]への回帰や[3-5-2]、3センターハーフの採用などマイナーチェンジに動く可能性もゼロではない。 ★注目選手 ◆チェルシー:MFエデン・アザール<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170916_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシーの注目プレーヤーは、復帰後初先発が有力視されるエースのアザールだ。足首の骨折から復帰を果たしたアザールは、これまでベルギー代表での1試合に先発出場し、チェルシーでは直近2試合で途中出場を果たしている。その3試合ではマッチフィットネスの欠落によって、まだまだ70パーセント程度のパフォーマンスとなっているが、要所でらしいチャンスメークも披露しており、相手にとって怖い存在であることに間違いはない。 ▽幸い、ベンチにはMFウィリアン(ペドロ)という実力者が控えており、ある程度ペース配分を気にせずにプレーできる可能性が高い。相手のシステムが3バック、4バックのいずれになるか不明だが、3バックであればウイングバックと左右のストッパーの間、4バックであれば、センターバックとサイドバックの間にスペースができるため、積極的にボールを引き出して決定機に絡みたい。また、相手の2セントラルMFのポジショニングがかなり甘いため、うまく攻め残りながらカウンター時に起点となるプレーも期待される。 ◆アーセナル:MFアーロン・ラムジー&MFメスト・エジル<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170916_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アーセナルの注目プレーヤーは、ビッグマッチでことごとく期待を裏切ってきたラムジーとエジルの2選手だ。0-4の大敗を喫したリバプール戦では、ラムジーが相棒のジャカと共に再三のポジショニングミスでカウンターの温床となり、エジルはインテンシティの高い試合で“消える”という悪癖を晒した。そのため、こういった試合での起用を避けるべきとの指摘もあるが、ヴェンゲル監督はこの試合でも起用してくるはずだ。 ▽ラムジーに関しては無秩序に攻め上がり、持ち場を離れる戦術理解度の低さを改善し、ジャカと共に球際の激しさで相手の中盤のパスの出どころにプレッシャーを掛けつつ、シンプルな繋ぎで前線にパスを供給したい。また、チャンスとあれば、持ち味の飛び出しで決定機に顔を出したい。 ▽一方のエジルはカンテや前に出てきて潰しに来るDFとの接触プレーを嫌がらず、チームのために身体を張るプレー。攻守に運動量を増やしてボールを引き出す動き、相手のビルドアップをけん制する泥臭い働きでプレーに関与する時間を増やしたい。加えて、セットプレーやプレッシャーの緩い場面で持ち味の左足の精度を生かしたプレーでチャンスに絡みたい。 2017.09.17 09:00 Sun
twitterfacebook
thumb

【リーガエスパニョーラ第4節プレビュー】柴崎ヘタフェvsバルサ、連勝ソシエダvsレアル・マドリー開催!

▽インターナショナルウィーク明けに行われた第3節では、バルセロナとレアル・ソシエダの2チームが共に勝利し、開幕3連勝達成。また、ビルバオとセビージャも2連勝を飾り、上位に浮上した。その一方で、FIFAウイルスの影響を受けたレアル・マドリーとアトレティコ・マドリーのマドリッド勢が共にドローに終わり、勝ち点を取りこぼした。 ▽ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)と、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ初戦が行われ、来週ミッドウィークにもリーグ戦が行われる過密日程真っただ中で行われる第4節。その中で最大の注目カードは、MF柴崎岳を擁するヘタフェと、開幕3連勝中の首位バルセロナの一戦だ。 ▽前節、FWメッシのハットトリックの活躍でエスパニョールとのダービーを5-0の大勝で飾ったバルセロナは、ミッドウィークのCL初戦ユベントス戦でもメッシの2ゴールの活躍などで3-0の快勝を収め、開幕からの公式戦4試合で12得点無失点の完璧なスタートを飾った。メッシをトップ下に配する[4-3-1-2]の布陣への変更、新戦力DFネウソン・セメドの台頭に守護神テア・シュテーゲンの安定感と、バルベルデ新監督の下で充実感を窺わせる序盤戦となっている。以前からやや苦手としているコリセウム・アルフォンソ・ペレスでの一戦に向けては大きな死角はないものの、過密日程の中で採用濃厚なローテーションの人選に気を配りたいところだ。 ▽一方、前節プリメーラでは初となるレガネスとのマドリッド・ダービーで今季初勝利を飾ったヘタフェは、セビージャやビルバオという格上との対戦で粘り強い守備はある程度機能したが、ここまで2得点と迫力不足の攻撃の改善がバルセロナ撃破のカギを握る。ここまで無失点の堅守を誇るバルセロナを相手に、手数をかけないカウンターでどこまでゴールに迫れるかという部分が重要だ。そのカウンターで起点となる柴崎には正確なラストパスでチャンスを創出すると共に、クラブ・ワールドカップでレアル・マドリー相手に見せたビッグマッチでの勝負強さを発揮してもらいたい。 ▽また、前節レバンテ相手に勝ち切れず、ホーム2試合連続でドローに終わった昨季王者レアル・マドリーは、バルセロナと共に開幕3連勝スタートを飾った難敵ソシエダとのアノエタでのアウェイゲームで開幕戦以来の勝利を目指す。ミッドウィークに行われたCLアポエル戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍で3-0の快勝を収め、ひとまず悪い流れは払しょくした。しかし、そのC・ロナウドは今回のソシエダ戦まで出場停止となり、レバンテ戦で悪質な報復行為で退場となったDFマルセロも今節から2試合の出場停止となる。加えて、アポエル戦で負傷したMFコバチッチがFWベンゼマに続き長期離脱が決定し、厳しい状況で今回の一戦に臨む。注目はC・ロナウドとベンゼマ不在で9番タイプの選手が若手FWマジョラルしかいない前線の起用法だ。ジダン監督としてはカスティージャ時代の教え子を抜擢するか、MFイスコに“ファルソ・ヌエベ”の役割を与える策のいずれかを採用する見込みだ。 ▽一方、対戦相手のソシエダは開幕からの公式戦4試合をいずれも3点以上奪っての4連勝と、エウセビオ監督の志向する攻撃的なスタイルが完璧に機能している。とりわけ、今夏レアル・マドリーから完全移籍で加入したDFディエゴ・ジョレンテはDFイニゴ・マルティネスの負傷を受けて、直近2試合に出場すると、その2試合で3ゴールを挙げる圧巻の活躍を披露。FWウィリアン・ジョゼやMFイジャラメンディ、MFカナレスなど下部組織やトップチームに在籍経験のある仲間と共に古巣への恩返しを狙う。なお、ソシエダはミッドウィークにELローゼンボリ戦(4-0で勝利)を戦っており、コンディションの面だけが気がかりだ。 ▽また、今節の注目の1つが新スタジアム、ワンダ・メトロポリターノのお披露目試合となるマラガ戦に臨むアトレティコだ。昨季限りで慣れ親しんだビセンテ・カルデロンを離れることになったアトレティコは、今季開幕からの公式戦4試合をすべてアウェイで戦った結果、1勝3分けと勝ち切れない状況に陥っている。とりわけ、前節のバレンシア戦、ミッドウィークに行われたCLローマ戦では多くの決定機を作りながらも2戦連続ゴールレスドローと悔しい結果に終わった。今回のマラガ戦では2試合の出場停止明けとなるエースFWグリーズマンの復帰と、新スタジアムでの熱狂的なサポートを後押しに、ワンダ・メトロポリターノでの初陣を勝利で飾りたい。 ▽開幕戦こそドローに終わったものの、ヘタフェ、エイバルを続けて撃破して2連勝を飾ったセビージャは、ミッドウィークに敵地で行われたCLリバプール戦でも粘り強い戦いでドローに持ち込み、開幕からの公式戦無敗を継続。今節では昇格組のジローナとのアウェイゲームに臨む。注目は2戦連続決勝点を決め、リーグ戦2連勝の立役者となったMFガンソ。昨季は独特なプレーリズムの影響で思うように活躍できなかったが、今季は積極的にゴール前へ飛び出すなど、少しずつヨーロッパ仕様のプレースタイルに順応しており、今節では3試合連続ゴールが期待される。 ▽その他では、MF乾貴士を擁するエイバルと、前節連勝がストップしたものの好調を継続するレガネスの一戦、昇格組レバンテとバレンシアによる2年ぶりの“バレンシア・ダービー”の2試合に注目したい。開幕戦こそ勝利で飾ったものの、ビルバオ、セビージャの強豪相手に連敗を喫したエイバルは、ハードワークを基調とした戦い自体は機能しているだけに今季初ゴールが期待される乾を筆頭にフィニッシュの精度が勝利のカギだ。また、共に1勝2分けの無敗に加え、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリー相手に勝ち点1を持ち帰るという共通点を持つレバンテとバレンシアのダービーでは、特長とするカウンターの応酬やダービーらしい肉弾戦を期待したいところだ。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第4節》 ▽9/15(金) 《28:00》 エイバル vs レガネス ▽9/16(土) 《20:00》 レバンテ vs バレンシア 《23:15》 ヘタフェ vs バルセロナ 《25:30》 ベティス vs デポルティボ 《27:45》 アトレティコ・マドリー vs マラガ ▽9/17(日) 《19:00》 アラベス vs ビジャレアル 《23:15》 ジローナ vs セビージャ 《25:30》 ラス・パルマス vs ビルバオ 《27:45》 レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー ▽9/18(月) 《28:00》 エスパニョール vs セルタ</div> 2017.09.15 18:00 Fri
twitterfacebook
thumb

【プレミア第5節プレビュー】チェルシーvsアーセナルのロンドン・ダービー開催

▽前節は、好調のマンチェスター・シティとリバプールが激突したが、ホームのシティが数的有利を生かしたこともあって5-0で圧勝。また、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでのストーク・シティ戦を2-2で終え、開幕からの連勝が3試合でストップした。迎える今節は、日曜日の日本時間21時30分から行われるチェルシーvsアーセナルのロンドン・ダービーが最注目カードだ。 ▽開幕節のバーンリー戦を落としたチェルシーだが、そこからスパーズ、エバートン、レスター・シティと難敵との3連戦を勝利。火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)でカラバフを6-0で粉砕しており、王者らしい強さを見せている。今節は、開幕節で退場したケイヒルが累積警告の出場停止明けで起用可能。モラタが4試合3得点と結果を残しており、新加入のバカヨコやザッパコスタ、リュディガーらもすんなりとチームに溶け込んでいる。ホームでのロンドン・ダービーを制し、4連勝となれば勢いは増す。 ▽対するアーセナルはボーンマスと対戦した前節、0-4で敗れた前々節のリバプール戦からバウンスバックする3-0の勝利を記録。前節ではコシエルニー、ムスタフィ、モンレアルの3バックが今季初めて揃い、安定した戦いを見せた。今節も相手のシステムに合わせた[3-4-2-1]のシステムを採用することが濃厚だ。初めての参戦となった木曜日のヨーロッパリーグ(EL)初戦は、ケルンを相手に3-1で勝利。中2日と厳しい日程の中でのアウェイ戦だけに、勝ち点1でも御の字だろう。 ▽日曜日の日本時間24時キックオフとなるユナイテッドvsエバートンも注目だ。ユナイテッドは前節、ストークを相手に苦戦して2-2のドロー。だが、火曜日にはCLでバーゼルを3-0と一蹴したように、チームは好調だ。この試合では、そのバーゼル戦で負傷したポグバが1カ月程度の離脱となり、起用することができないため、古巣対決となるフェライニに期待がかかる。 ▽対するエバートンは前節、スパーズに0-3で敗れて2連敗中と苦しんでいる。今夏の移籍後、初めてオールド・トラフォードに帰還するルーニーに注目。入れ替わりでユナイテッド入りしたルカクとのストライカー対決でどちらが結果を残すか、必見だ。 ▽首位のユナイテッドと勝ち点で並ぶシティは、アウェイでのワトフォード戦。リバプールを5-0で粉砕して勢いに乗るチームは、水曜日のCLでもフェイエノールトに敵地で4-0と圧勝した。共存することが増えてきたガブリエル・ジェズスとアグエロのコンビが好調で強力。3連勝として、その後に試合を控えるユナイテッドらライバルにプレッシャーをかけたい。 ▽リバプールは、ホームでのバーンリー戦だ。水曜日のCLはセビージャに2-2のドロー。中2日となる今回は、前節にGKエデルソンに対して顔面キックを入れる形になって一発退場となったS・マネが3試合出場停止処分となったため起用できない。バーンリーは今季、チェルシーに勝利し、スパーズからも勝ち点1を奪うなど、各上相手に結果を残している。リバプールは公式戦3試合ぶりの白星を飾ることができるか。 ▽そのほか、水曜日のCLでドルトムントを3-1で下して仮住まいのウェンブリーでの今季初勝利を手にしたスパーズは、引き続き聖地でのスウォンジー戦。ユナイテッド、チェルシーを相手に連敗したレスターは、昇格組ハダースフィールドのホームに乗り込む。代表ウィーク明けの前節でベンチ外となった岡崎が先発に復帰する可能性がありそうなだけに、期待したいところだ。 ◆プレミアリーグ第5節 ▽9/15(金) 《28:00》 ボーンマス vs ブライトン ▽9/16(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs サウサンプトン 《23:00》 ニューカッスル vs ストーク・シティ WBA vs ウェストハム ハダースフィールド vs レスター・シティ リバプール vs バーンリー ワトフォード vs マンチェスター・シティ 《25:30》 トッテナム vs スウォンジー ▽9/17(日) 《21:30》 チェルシー vs アーセナル 《24:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs エバートン 2017.09.15 18:00 Fri
twitterfacebook
thumb

【CLグループ開幕節プレビュー②】スパーズvsドルト、リバプールvsセビージャのビッグマッチ開催!

▽2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ開幕節が12日と13日に開催される。ここでは13日に開催されるグループE~H開幕節のマッチプレビューを紹介していく。 ★CLグループステージ第1節 ▽9/13(水) ◆グループE 《27:45》 リバプール vs セビージャ マリボル vs スパルタク・モスクワ ◆グループF 《27:45》 フェイエノールト vs マンチェスター・シティ シャフタール vs ナポリ ◆グループG 《27:45》 ライプツィヒ vs モナコ ポルト vs ベシクタシュ ◆グループH 《27:45》 トッテナム vs ドルトムント レアル・マドリー vs アポエル <span style="font-weight:700;">◆グループE:首位突破狙う強豪2チームの直接対決</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽国内リーグ優勝でポット1に入ったスパルタク・モスクワ(ロシア)と、プレーオフを勝ち抜いたリバプール(イングランド)、セビージャ(スペイン)、マリボル(スロベニア)の3チームという顔ぶれとなったグループE。今回の初戦ではリバプールがホームでセビージャと、マリボルがホームでスパルタク・モスクワと対戦する。 ▽ホッフェンハイムとのプレーオフを制して3年ぶりのCL本戦行きを決めたリバプールは、今夏の移籍市場でGKやセンターバックの獲得を見送るも、FWサラー、FWソランケ、MFチェンバレン、DFロバートソンと各ポジションに的確な補強を敢行。国内リーグではアーセナルに大勝するなど、2勝1分けの順調なスタートを切った。しかし、直近のマンチェスター・シティ戦ではFWマネの一発退場というアクシデントもあり、0-5の大敗を喫して今季の公式戦初黒星となった。その大敗からのバウンスバックが求められる今回のCL初戦では、シティ戦大敗のキッカケとなったマネの奮起が期待される。加えて、今夏バルセロナ移籍問題に揺れたMFコウチーニョが、途中出場ながら今季初出場を飾る見込みだ。 ▽一方、イスタンブール・バシャクシェヒルとのプレーオフを制したセビージャは、国内リーグでも2勝1分けの無敗スタートと好調を継続。サンパオリ前監督からチームを引き継いだベリッソ新監督の戦術の浸透に加え、FWムリエルやMFバネガ、MFヘスス・ナバスなど新戦力も徐々に馴染んでおり、加入2年目のMFガンソも2試合連続決勝点を挙げるなど、ようやくフィットしてきている。共にインテンシティの高さを売りとするリバプールとの対戦では、MFエンゾンジやヘスス・ナバスなどプレミア経験者のプレーに注目が集まる。 ▽また、ユベントス時代にコンテ監督(チェルシー)の副官として大舞台を経験してきたカッレーラ監督の下で昨季16年ぶりのリーグ制覇を達成したスパルタク・モスクワは、プレーオフでハポエル・ベエルシェバを破ったスロベニア王者マリボルとの初戦に臨む。混戦模様の国内リーグではここまで3勝3敗3分けと苦戦が続くが、DFタスキやMFフェルナンド、FWルイス・アドリアーノ、FWプロメスとタレントは揃っているだけに、今回の初戦できっちり勝利し、突破候補の2チームにプレッシャーをかけたい。 <span style="font-weight:700;">◆グループF:ジオvsペップによる元バルサ対決</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季のベスト16進出チームのマンチェスター・シティ(イングランド)とナポリ(イタリア)と、フェイエノールト(オランダ)とシャフタール(ウクライナ)の国内王者2チームという顔ぶれとなったグループF。今回の初戦ではフェイエノールトがホームでシティと、シャフタールがホームでナポリと対戦する。 ▽グループF大本命のシティは、直近のリバプール戦で5-0の大勝を飾るなど、開幕から3勝1分けと絶好調。今夏の移籍市場ではDFウォーカー、DFダニーロ、DFメンディ、MFベルナルド・シウバ、GKエデルソンの獲得に今夏の移籍市場最高資金を投下し、大幅なスケールアップを遂げた。ピッチ上での共演経験はないものの、バルセロナを古巣とするファン・ブロンクホルスト監督が率いるフェイエノールト戦に向けては、負傷のエデルソンに代わって昨季大きく期待を裏切ったGKブラーボの起用という不安要素はあるものの、戦力差を考えれば、取りこぼしは許されない。 ▽一方、昨季18年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたフェイエノールトだが、レジャンドFWカイトの引退に加え、DFコンゴロやDFカルスドルプなど主力の流出で戦力低下が指摘されるが、今季のリーグ戦ではMFベルフハイスやMFヴィルエナ、MFトールンストラらの活躍で開幕4連勝と好調を継続しており、デ・カイプのホームアドバンテージを生かして番狂わせを狙いたい。 ▽シティと共に有力な突破候補に上がるナポリは、ニースとのプレーオフに圧勝して本戦行きを決定。今夏の移籍市場では主力クラスの補強がなかった一方、主力の流出もなくサッリ体制3年目の完成度で勝負をかけるシーズンとなる。国内リーグでは開幕3連勝を飾り、その3試合でいずれも3ゴールを奪うなど、持ち味の攻撃力は健在だ。ただ、対戦相手のシャフタールも開幕から7勝1敗と好調を継続しており、MFタイソンやMFベルナールなど強力なブラジル人アタッカーの個の力を全面に押し出したカウンタースタイルと、地の利を生かして応戦するはずだ。 <span style="font-weight:700;">◆グループG:実力拮抗の中、注目の初戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季ベスト4のモナコ(フランス)、RBライプツィヒ(ドイツ)、ベシクタシュ(トルコ)、ポルト(ポルトガル)という顔ぶれとなったグループGは、メガクラブ不在も、実力者揃いの今グループステージで最も実力が拮抗したグループだ。その初戦ではCL初参戦のライプツィヒがホームでモナコと、ポルトがホームでベシクタシュと対戦する。 ▽世界的な飲料メーカー『レッドブル』社の巨額な資金を武器に、わずか数年でCL出場という目標を達成した昨季ブンデスリーガ2位のライプツィヒは、今夏もラングニックSDの下で10代後半~20代前半の逸材をチームに迎え入れ、CL仕様のスカッドを構築。国内リーグではシャルケとの開幕戦こそ敗れたものの、以降は内容も伴った形で2連勝を飾った。ただ、記念すべきCL初戦に向けてはMFフォルスベリの復帰が決定的となった一方、負傷のMFナビ・ケイタの離脱が濃厚となり、中盤の要不在で本命モナコと対戦することになる。 ▽実力拮抗のグループG本命のモナコは、今夏に昨季ベスト4の立役者となったFWムベッペやMFベルナルド・シウバ、MFバカヨコ、DFメンディと多くの主力が流出。それでも、新10番のFWヨベティッチ、FWケイタ、MFティーレマンスなどの逸材を後釜に確保。国内リーグでは開幕4連勝を達成も、直近のニース戦では0-4というまさかの大敗を喫した。代表ウィーク明けと対戦相手のハイパフォーマンスという事情はあったにせよ、CL初戦に向けて大きな不安を残す。 ▽今夏FFPの問題で多くの主力を手放したポルトだが、セルジオ・コンセイソン新監督の下でソリッドなトランジションフットボールを展開するチームは、開幕から無失点での5連勝とロケットスタートを飾った。対してトルコリーグ2連覇中のベシクタシュも、開幕から3勝1分けの無敗スタートと好調を維持する。今回の初戦に向けてはレアル・マドリーで同僚だったポルトGKカシージャスとベシクタシュDFペペの競演、昨季ベシクタシュにレンタル移籍していたポルトFWアブバカルのプレーに注目が集まるところだ。 <span style="font-weight:700;">◆グループH:スパーズvsドルトのビッグマッチ</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2連覇中の絶対王者のレアル・マドリー(スペイン)、昨季国内リーグ2位のドルトムント(ドイツ)、トッテナム(イングランド)、キプロス王者のアポエル(キプロス)という顔ぶれとなったグループH。3強1弱という三つ巴の争いとなる中、注目の初戦ではトッテナムがホームでドルトムントと、レアル・マドリーが敵地でアポエルと対戦する。 ▽経験不足を露呈してグループステージ敗退となった昨季からのリベンジを目指すトッテナムは、今夏の移籍市場でDFウォーカーを除く主力の残留に成功。ただ、補強はFWジョレンテ、DFオーリエ、DFダビンソン・サンチェスなどワールドクラスの獲得はならず、継続路線となった。例年、スロースターターの印象があるチームは、ここまで2勝1敗1分けと調子はいまひとつも、直近のエバートン戦ではエースFWケインの2ゴールなどで3-0の快勝を収めた。苦手意識のあるホームのウェンブリーでは、今季ここまで1敗1分けと未勝利が続いており、今回のドルトムント戦では是が非でも初勝利を飾りたい。ただ、昨季ELの退場で3試合出場停止のMFデレ・アリの不在が気がかりなところだ。 ▽一方、昨季に続いてマドリーと同グループとなった中、2年連続の首位通過を目指すドルトムントは、今季からボス新体制での戦いとなるが、直近のフライブルク戦でドローに終わったものの2勝1分けの無敗スタートとまずまずの滑り出しだ。今夏の移籍市場ではMFデンベレの流出というネガティブな要素もあったが、DFトプラク、MFダフード、FWヤルモレンコなど実力者を迎えており、エースFWオーバメヤンの残留を含め今後に向けて期待感がある。ただ、トッテナムとの重要な初戦に向けては、DFバルトラやDFシュメルツァー、DFラファエウ・ゲレイロと最終ラインに負傷者が続出しており、長期離脱で登録外のMFロイスを含め、チームを率いるボス監督は選手選考に頭を悩ませそうだ。なお、コンディション不良のMF香川はベンチスタートが濃厚だ。 ▽昨季に続き史上初の3連覇を目指すマドリーは、今夏にMFハメス・ロドリゲス、DFダニーロ、FWモラタという準主力を放出した一方、補強はDFテオ・エルナンデス、MFダニ・セバージョスと期待の若手の獲得にとどまった。また、国内リーグではFWクリスティアーノ・ロナウドの出場停止による欠場が響き、直近2戦連続ドロー中とやや低調なスタートとなった。それでも、2011-12シーズンの準々決勝で対戦したアポエルとの再戦となるCL初戦に向けては、休養十分のC・ロナウドの復帰を追い風に、リーグ戦2連続ドロー中のサンティアゴ・ベルナベウで快勝スタートといきたい。 2017.09.13 17:00 Wed
twitterfacebook


欧州移籍情報
Jリーグ移籍情報
hikari

アクセスランキング

新着ニュース