【プレミア最終節プレビュー】混戦CL権争い、3つ巴の戦い2017.05.19 18:00 Fri

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▽前節、首位のチェルシーがWBAに勝利し、2シーズンぶり6度目となるリーグ制覇を成し遂げた。また、サンダーランドとミドルズブラが降格していた残留争いでは、クリスタル・パレスに4-0で惨敗したハル・シティの2部落ちが決定。迎える最終節の焦点はチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。3位のマンチェスター・シティ(勝ち点75)以下、4位のリバプール(勝ち点73)、5位のアーセナル(勝ち点72)がしのぎを削る。

・3位 マンチェスター・シティ(勝ち点75/得失点+36/得点75)
・4位 リバプール(勝ち点73/得失点+33/得点75)
・5位 アーセナル(勝ち点72/得失点+31/得点74)
※勝ち点が並んだ場合は得失点差⇒得点数で順位付け。得点数まで並んだ場合は中立地プレーオフ開催

▽最も有利な立場であるシティは、アウェイでワトフォードと対戦する。火曜日には未消化試合だったWBA戦をガブリエウ・ジェスズ、デ・ブライネ、ヤヤ・トゥーレのゴールでモノにし、リーグ戦3連勝を達成した。敵地での試合となるが、この試合で1ポイントを獲得すれば、4位以内が確定する。また、敗れてアーセナルが勝利したとしても、得失点差5ポイントをひっくり返されない限り、CL出場圏の4位フィニッシュが可能。とはいえ、勝利でCLストレートインの3位をキープすることが最高の形だ。

▽4位のリバプールは、アンフィールドにミドルズブラを迎える。アーセナルとの勝ち点差は1ポイントのため、引き分けに終わると5位に転落する可能性が出てくる。勝利ならば、4位以内は確実で、シティの結果によっては3位で終えることができる可能性もある。4-0で勝利した前節のウェストハム戦で2ゴールを記録したコウチーニョに引き続き期待がかかる。

▽逆転での20シーズン連続CL圏内フィニッシュを狙うアーセナルは、ホームでのエバートン戦だ。引き分けでもリバプールが敗れ、得失点差2ポイントが覆れば4位浮上もあるが、現実的には勝利が必要な一戦となる。火曜日には、サンチェスの2ゴールによりサンダーランドを2-0で撃破。今夏に退団する可能性が伝えられるサンチェスだが、ここ3戦4発と好調を維持しており、ここも頼りにしたいところだ。

▽そのほか、王者チェルシーはプレミアリーグ新記録となる年間30勝を目指してサンダーランドとホームで対戦。4位以内の可能性が潰え、ヨーロッパリーグ優勝でのCL権確保に照準を合わせているユナイテッドは、クリスタル・パレスとの一戦でホームラストマッチ勝利を狙う。

◆プレミアリーグ最終節
▽5/21(日)
《23:00》
ワトフォード vs マンチェスター・シティ
スウォンジー vs WBA
サウサンプトン vs ストーク・シティ
マンチェスター・ユナイテッド vs クリスタル・パレス
リバプール vs ミドルズブラ
レスター・シティ vs ボーンマス
ハル・シティ vs トッテナム
チェルシー vs サンダーランド
バーンリー vs ウェストハム
アーセナル vs エバートン

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【注目のマッチアップ】戦局左右する元同僚同士による3つのマッチアップ《ユベントスvsレアル・マドリー》

▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝、ユベントスvsレアル・マドリーが日本時間3日27:45にカーディフにあるミレニアム・スタジアムでキックオフされる。21年ぶり3度目の欧州制覇を目指すビアンコネーロと、史上初の連覇で歴代最多優勝記録(12回)更新を狙うエル・ブランコによる、全世界注目の頂上決戦だ。ここでは戦局を左右する注目のマッチアップを紹介する。 <span style="font-weight:700;">◆世界屈指の駆け引き:イグアインvsセルヒオ・ラモス</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2007年から2013年までマドリーで共にプレーしたFWゴンサロ・イグアインとDFセルヒオ・ラモスは、2歳違いということもあり、今でも交流を持つ友人関係だ。だが、ユベントスの攻撃の終着点となるエースストライカーと、マドリーの最終ラインを統率するディフェンスリーダーは、今回のファイナルの行方を左右する注目のプレーヤーの1人だ。 ▽マドリー在籍時代は右ウイングや2トップでの一角でプレーし、元々持ち合わせていた攻撃的MF的な感覚でチャンスメークに精を出す一方、フィニッシュの局面では物足りない印象もあったピピータ。だが、よりフィニッシュに特化したプレーを求められるユベントスでは、ここぞの決定機で存在感を放つ“試合を決める”プレーヤーへと進化を遂げている。今回のファイナルでは守勢が予想される中、相棒FWパウロ・ディバラと共にカウンターの起点となり、フィニッシュの局面では絶妙なプルアウェイやスペース、時間をコントロールするクレバーなプレーで屈強な相手守備陣との駆け引きを制し、古巣からゴールを奪いたい。 ▽一方、近年軽率なプレーで失点に絡む場面が増えてきたものの、圧巻の得点力とビッグマッチで見せる勝負強さによって、世界屈指のセンターバックに君臨するセルヒオ・ラモス。今回のファイナルではその勝負強さに注目が集まる一方、守備面でのエラーを懸念する声も目立つ。空中戦、スピード、フィジカルのいずれの要素でも相手のエースストライカーに勝っているが、ポジショニングや試合の際を左右する駆け引きという部分で不安が残る。試合全体を通して高い集中力を保ち、元同僚との世界屈指の駆け引きに臨みたい。 <span style="font-weight:700;">◆肝心要の中盤を制すのは:ケディラvsモドリッチ</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽前述のイグアインとセルヒオ・ラモスと同様に、マドリーで2012年から2015年まで同僚の関係だったMFサミ・ケディラとMFルカ・モドリッチ。ポジションが異なったイグアインとセルヒオ・ラモスの関係とは違い、こちらは後から加入してきたモドリッチがケディラからポジションを奪った格好だ。 ▽古巣相手にリベンジを狙うケディラは、マドリー時代を含めて近年筋肉系のケガに悩まされていたが、今季は目立った負傷もなくキャリアハイのシーズンを送ってきた。圧倒的なフィジカルとカルチョで磨かれた戦術眼を武器に、ユベントスの中盤に安定とダイナミズムをもたらすダイナモは、MFカゼミロ以外にフィジカル系のプレーヤーがいない、マドリーの中盤と対戦するうえで大きなアドバンテージとなる。ユベントスの採用する戦術次第だが、守備の局面では最強のディフェンスラインと共にボールの奪いどころとなり、攻撃の場面では豪快な持ち上がりでモドリッチらを蹴散らし、存在感を示したい。 ▽一方、相棒クロースと共にかつての同僚と対峙するモドリッチは、度重なるケガの影響で稼働率こそ低かったものの、クラシコやダービーなど、チームが苦しい試合ほど存在感を示してきた。ケディラに比べてフィジカル能力は劣るが、バルカン半島出身のプレーヤーらしい闘争心、巧さと読みを利かせた守備の貢献は絶大。加えて、ケディラにはない創造性溢れるプレーで攻撃も引っ張っており、このファイナルではかつてポジションを争った元同僚に格の違いを見せ付け、勝利に貢献したい。 <span style="font-weight:700;">◆世界屈指のラテラル対決:ダニエウ・アウベスvsマルセロ</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_8_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽元同僚対決となる前述のマッチアップとは異なり、セレソンの現同僚であり、昨シーズンまではバルセロナと、マドリーのライバルとして幾度も対峙してきたDFダニエウ・アウベスと、DFマルセロの2人。システム上、直接マッチアップする場面は多くないと思われるが、サイドの攻防という意味で重要なマッチアップとなるはずだ。 ▽バルセロナでの数々の栄光を引っ提げて昨夏ユベントスに加入したアウベスは、加入当初こそフィジカルコンディションやユベントスのスタイルにフィットせず、DFシュテファン・リヒトシュタイナーとプレー機会を分け合ってきた。しかし、シーズン終盤に入ると、右サイドバック、右ウイングバック、右ウイングの複数ポジションで圧巻のパフォーマンスを披露。タイトル請負人として、ユベントスをCL決勝の舞台に導いた。CL準々決勝のバルセロナ戦では同胞ネイマールを相手に、先輩の圧力と経験で完勝しており、今回のファイナルではマルセロやカゼミロを相手にその再現を狙いたい。 ▽一方、今季マドリーのベストプレーヤーと評されるマルセロは、アウベス以上に、このファイナルでの活躍が期待されている。シーズンを通して良好なコンディションを保ってきたブラジル代表DFは、課題とされる守備面の安定に加え、持ち味の攻撃的なプレーが冴え渡っている。とりわけ、激戦となったバイエルンとのCL準々決勝では、ハットトリックを記録したFWクリスティアーノ・ロナウドに勝る存在感を見せるなど、アウベスに劣らず、勝負強いパフォーマンスが光る。守備の局面ではMFファン・クアドラードやアウベスを抑え込み、攻撃の局面では積極果敢なドリブルと、高精度のクロスを武器に、ユベントスの堅守攻略に力を貸したい。 2017.06.02 20:01 Fri
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【戦術分析】万能型同士が激突! 試合の趨勢を左右する両指揮官の采配《ユベントスvsレアル・マドリー》

▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝、ユベントスvsレアル・マドリーが日本時間3日27:45にカーディフにあるミレニアム・スタジアムでキックオフされる。21年ぶり3度目の欧州制覇を目指すビアンコネーロと、史上初の連覇で歴代最多優勝記録(12回)更新を狙うエル・ブランコによる、全世界注目の頂上決戦だ。ここでは注目の一戦のタクティカルプレビューを紹介する。 <span style="font-weight:700;">◆真っ向勝負か、消し合いか</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_9_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽共にポゼッションスタイル、カウンタースタイルのいずれにも対応できる非常にバランスの取れたチーム同士の対戦となるため、両指揮官によるゲームプランが試合の趨勢に大きな影響を与えることになりそうだ。とはいえ、前大会王者であり格上と目されるマドリーに対して、臨機応変な対応を得意とするユベントスがアジャストしていく展開が予想される。その中でマドリーが、MFイスコらの持ち味を生かしたポゼッション勝負で真っ向勝負を挑むのか、アトレティコ・マドリー戦のように相手にボールを持たせてカウンターを狙うのか、古巣対戦となるジダン監督の采配に注目が集まる。 <span style="font-weight:700;">◆自慢の守備に託し、狙いは堅守速攻か</span></span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_10_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽国内リーグでは常にボールを保持する能動的な戦いを志すユベントスだが、今季のCL準々決勝バルセロナ戦のように格上との対戦では、全体の重心を下げて堅固な守備ブロックで迎え撃つ戦い方を採用することが多い。バルセロナやバイエルンと比肩するポゼッション力を持つマドリーとの対戦でも、同様のアプローチで臨む可能性が高い。 ▽今季は後半戦に入って定着した[4-2-3-1]を始め、[4-3-1-2]、[4-3-3]、[4-4-2]など複数のシステムを使い分けているアッレグリ監督だが、[4-3-1-2]の採用が濃厚なマドリーに対して、いずれの布陣を採用するかに注目が集まる。能動的に試合を進めるのであれば、FWイグアイン、FWディバラ、FWマンジュキッチ、MFクアドラードと4人のアタッカーをピッチに送り込む[4-2-3-1]が最も適当だ。その一方で、一発勝負のリスクを考慮するならば、相手の2トップに対して最終ラインで数的優位を保って守れる[3-4-2-1]を採用することになるはずだ。そのほかでは、準決勝のモナコ戦で採用した局面に応じて3バックと4バックに並びが変わる可変システムも、相手の目先を変えるうえで面白いオプションだ。 ▽ただ、いずれのシステムを採用するにしても、基本となる戦い方は一糸乱れぬコンパクトな守備ブロックと、世界最高の守備ユニットを生かした堅守速攻スタイルだ。その中で前から圧力をかけて相手にプレッシャーをかける時間、ボールを保持して休む時間など、時間帯に応じて戦い方にメリハリを付けることが重要となる。理想形は立ち上がりのハイプレスで相手を圧倒し、後半立ち上がりのセットプレーで突き放した準々決勝1stレグ、バルセロナ戦の戦い方だ。 ▽前線と中盤を行き来して局面での数的優位を作り出す相手の要注意プレーヤー、イスコの対応に関しては、センターバックとセントラルMF2枚の間でのマークの受け渡しが重要だ。とはいえ、個人の守備戦術に長けたユベントスの選手であれば、問題ないはずだ。攻撃に関してはサイドで高さのミスマッチを作れるマンジュキッチへのロングボール、嫌らしいポジショニングで味方から縦パスを引き出すアルゼンチン代表コンビのポストプレーを軸に、サイドに偏らない攻撃の形を作りたい。 <span style="font-weight:700;">◆準決アトレティコ初戦の再現を</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170602_11_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽一方、ボールを保持して相手を圧倒する攻撃的なスタイルを最大の売りとするマドリー。しかし、ユベントスでの現役時代にリアリスティックなフットボールを学んだジダン監督は、昨季CL決勝のように相手にボールを持たせて“強者のカウンター”で勝ち切るなど、伝統のスタイルに固執しない柔軟な采配を見せている。 ▽したがって、ユベントスにボールを持たれるより、カウンターに脅威を感じるならば、躊躇なくボールの主導権を譲り、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWベンゼマら前線の個の力を最大限に生かしたロングカウンターを軸にゲームプランを組み立てるはずだ。ただ、今季のCLで宿敵バルセロナがディバラやイグアインらの個の力に屈したことや、ここまでのCL12試合で無失点試合がわずかに1試合という事実を考えれば、マドリーが極端に守備的に戦うメリットは少ない。そのため、ジダン監督はイスコをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣でボールの主導権を握る戦い方で臨むはずだ。 ▽ユベントスはアトレティコ同様にコンパクトな守備ブロック、的確なスライド、個々の判断力が抜群と非の打ちどころがない、まさに難攻不落の堅守を持つチームだ。その相手に対して、いつものようにイスコを起点にボールを動かして崩し切る形は難しい。しかし、前線に高さや強さがなかったバルセロナやモナコと異なり、マドリーの前線には圧倒的な高さと強さ、決定力を併せ持つC・ロナウドという強烈なストロングポイントがあり、シンプルなクロスなど力業でゴールをこじ開けられる可能性は十分にある。 ▽その一方で、イスコの起用が活きてくるのが、守備の局面。豊富な運動量やキープ力で常にパスコースを提供してくれる同選手の存在によって、中盤での数的優位が作れるため、MFクロースやMFモドリッチらが必要以上にプレッシャーを感じずにボールを捌ける。これにより、バルセロナやモナコが陥った不用意なボールロストからの被カウンターを減らせるだけでなく、守る時間自体を少なくできる。さらに、守備意識が高いイスコが中盤の守備ラインに参加することで、よりソリッドな対応ができる。 ▽マドリーとしては、そのイスコ起用が当たった今季のCL準決勝1stレグ、アトレティコ戦のように相手のプレスを無効化するボールポゼッション、C・ロナウドを起点にやり切る攻撃、攻撃から守備の切り替えの徹底で難敵撃破を果たしたい。 2017.06.02 20:00 Fri
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【EL決勝プレビュー】若きタレント軍団による25年ぶりの歓喜か、来季CL出場目指す名門の初戴冠か《アヤックスvsマンチェスター・ユナイテッド》

▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝、アヤックスvsマンチェスター・ユナイテッドが日本時間24日27:45からストックホルムのフレンズ・アレーナで開催される。UEFAカップ時代の1992年以来、2度目のEL制覇を目指すアヤックスと、数々の栄光に彩られながらも唯一手にしていない欧州タイトル獲得を目指すユナイテッドによる、通算5度目の名門対決だ。 ▽チャンピオンズリーグ(CL)予選敗退組のアヤックスは、パナシナイコスやセルタと同居したグループGを4勝2分けで首位通過すると、決勝トーナメントではレギア・ワルシャワ、コペンハーゲン、シャルケ、リヨンを退け、25年ぶりのEL決勝進出を果たした。グループステージを若さと勢いで駆け抜けたチームだが、決勝トーナメントでは延長戦までもつれた準々決勝のシャルケ戦を筆頭に、いずれも2戦合計1点差以内の僅差で競り勝ち、勝負強さを身に着けてストックホルムへの切符を手にした。 ▽国内リーグでは、14日に行われたエールディビジ最終節のウィレムⅡ戦をFWドルベア、MFクラーセンのゴールなどで3-1の快勝を収めたものの、勝ち点1差の首位フェイエノールトにあと一歩及ばず、3年ぶりのリーグ制覇を逃した。それでも、シーズンを良い形でフィニッシュしたうえ、今回の決勝を前に10日の準備期間を得られたことは大きい。 ▽一方、プレミアリーグ優先のスカッド構成もフェネルバフチェ、フェイエノールトらと同居したグループAを4勝2敗で乗り切り、グループ2位で決勝トーナメント進出を果たしたユナイテッド。その他の優勝候補が潰し合った決勝トーナメントでは、サンテチェンヌ、ロストフ、アンデルレヒト、セルタと対戦相手に恵まれたこともあり、クラブ史上初となるELファイナルの舞台にたどり着いた。ただ、過密日程、多くの負傷者に悩まされたモウリーニョ率いるチームは、ラウンド32のサンテチェンヌ戦こそ大勝も、以降の3試合ではいずれも大苦戦を強いられていた。 ▽14日に国内リーグ全日程が終了したアヤックスとは異なり、17日と21日にサウサンプトン戦、クリスタル・パレス戦の2試合を戦ったユナイテッドは、今季のプレミアリーグを最終的に6位で終え、2年連続のトップ4フィニッシュに失敗。この結果、国内リーグでのCL出場権を逃がした。そのため、今夏の戦力補強を大きく左右することになる来季CL出場権獲得に向けては、EL制覇が絶対条件となる。この状況を見越してか、シーズン終盤にかけてリーグ戦軽視の戦いを続けてきた百戦錬磨の指揮官だが、MFバレンシア、MFポグバや控えのFWルーニー以外に、真の意味での“勝者のメンタル”を持ち合わせていないスカッドが、この重圧を御しきれるかが重要なポイントになるはずだ。 ▽なお、両チームの通算対戦成績は、2勝2敗の全くの五分だ。2011-12シーズンのELラウンド32で実現した前回対戦では、サー・アレックス・ファーガソン監督が率いたユナイテッドが、敵地での1stレグをFWヤング、FWハビエル・エルナンデス(現レバークーゼン)のゴールによって先勝。だが、迎えたオールド・トラフォードでの2ndレグでは、再びエルナンデスのゴールでユナイテッドが先行も、FWエズビリス(現ベシクタシュ)とDFアルデルヴァイレルト(現トッテナム)のゴールでアヤックスが試合終盤に逆転。最終的にユナイテッドが勝ち抜いたものの、アヤックスが敵地で意地を見せた。 <div style="text-align:center;">◆アヤックス◆ 【4-3-3】</div> ▽アヤックス予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:オナナ DF:フェルトマン、ダビンソン・サンチェス、デ・リフト、リードウォルド MF:クラーセン、シェーネ、ジイェフ FW:トラオレ、ドルベア、ユーネス 負傷者:DFシンクフラーフェン 出場停止者:DFフィールヘーフェル ▽リヨンとの決勝で退場したフィールヘーフェルが出場停止となる。負傷者に関しては、ヒザのケガで離脱が続いていたシンクフラーフェンが間に合わない見込みとなり、左サイドバックにはリードウォルドが入る見込みだ。 <div style="text-align:center;">◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-3-3】</div> ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_8_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ロメロ DF:バレンシア、フィル・ジョーンズ、ブリント、ダルミアン MF:フェライーニ、エレーラ、ポグバ FW:リンガード、ラッシュフォード、ムヒタリャン 負傷者:DFショー、ロホ、、FWイブラヒモビッチ、ヤング 出場停止者:DFバイリー ▽セルタとの決勝で退場したバイリーが出場停止となる。負傷者に関しては、ショー、ロホ、イブラヒモビッチ、ヤングが引き続き欠場となる。スタメンに関しては、バレンシアやエレーラ、ラッシュフォード、ムヒタリャンなど、直近のパレス戦で温存された主力が先発に戻り、バイリーの代役はジョーンズが務める見込みだ。 ★注目選手 ◆アヤックス:FWカスパー・ドルベア<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_9_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アヤックスの注目プレーヤーは、“ネクスト・イブラヒモビッチ”の呼び声高い19歳の怪物FWドルベアだ。今シーズンのCL予選PAOK戦でデビュー戦デビューゴールを飾ったデンマーク代表FWは、ここから驚異的な成長曲線を描き、今季ここまでの公式戦47試合出場で23ゴール8アシストと驚くべきスタッツを残した。 ▽187cmの恵まれた体躯、左右のウイングでもプレー可能なスピードや突破力、懐深いボールキープに随所で披露する閃きは、アヤックスOBで対戦相手のユナイテッドに在籍するFWイブラヒモビッチを彷彿とさせ、既に多くのビッグクラブの関心を集めている。アヤックスのここまでの戦いぶりを見れば、格上ユナイテッド相手の失点は避けられない。そのため、スタンド観戦が予定される“本家”を前にドルベアが大暴れできるかが、アヤックス勝利のカギを握るはずだ。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:DFダレイ・ブリント<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170524_10_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ユナイテッドの注目プレーヤーは、DFフォス=メンサー、ケガで欠場となるイブラヒモビッチと共に古巣対戦となるブリントだ。アムステルダムに生まれ、同クラブで活躍したダニー・ブリント氏を父親に持つブリントは、幼少期から下部組織に在籍していた、アヤックス生え抜きのエリートだ。 ▽とりわけ、主力に定着してユナイテッドに加入するまでの4年間にエールディビジ4連覇に大きく貢献し、自身最後のシーズンとなった2013-14シーズンにはオランダ年間最優秀選手賞にも輝いていた。そんな愛するクラブとの対戦で最も心を熱くするブリントだが、若き才能揃いの古巣に対して、偉大な先輩として立ちはだかりたい。頼れる相棒バイリー不在の中、ドルベアやFWトラオレなど、屈強なフィジカルを持つ相手のアタッカーを封殺する仕事が求められる。 2017.05.24 07:00 Wed
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【リーガエスパニョーラ最終節プレビュー】優勝懸かるレアル・マドリーとバルセロナは、マラガとエイバルと対戦

▽先週末に行われた第37節では、熾烈な優勝争いを繰り広げるバルセロナとレアル・マドリーが、それぞれラス・パルマス、セビージャ相手に4-1で勝利。だが、17日に行われた第21節延期分でセルタに勝利したレアル・マドリーが、消化試合数で並び3ポイント差の首位に浮上して最終節を迎えることになった。 ▽また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは、3位アトレティコ・マドリーのストレートイン、4位セビージャの出場権獲得が決定。さらに、既に2チームの降格が決定していた残留争いでは、18位スポルティング・ヒホンの降格も決定し、最終節を待たずして決着が着いた。 ▽最終節の注目は、首位レアル・マドリー(勝ち点90)と、2位バルセロナ(勝ち点87)による優勝争いだ。両チームの優勝条件は、レアル・マドリーが引き分け以上で文句なし。また、バルセロナが勝利以外に終わった場合でも、優勝が決まる。一方、バルセロナは自分たちが勝利し、レアル・マドリーが敗れた場合のみ、逆転優勝が決まる。なお、同条件では両チームが勝ち点90で並ぶが、リーガのレギュレーションでは勝ち点で並んだ場合、当該成績で順位が決まるため、今季1勝1分けのバルセロナが優勝となる。 ▽先週末に難敵セビージャを破り、直近のセルタ戦でもエースFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍などで、4-1の勝利を収めたレアル・マドリーは、2011-12シーズン以来、5年ぶりのリーガ制覇に王手をかけた。運命の最終節は、11位マラガ(勝ち点46)とのアウェイゲームとなる。 ▽今年1月に行われたサンティアゴ・ベルナベウでの前回対戦ではDFセルヒオ・ラモスの2ゴールで2-1の勝利を収めているものの、マラガは直近のソシエダ戦で2-2のドローに終わるも、その前に4連勝を飾るなど、直近5試合で4勝1分けと絶好調だ。また、同チームには元バルセロナの若手FWサンドロ・ラミレス、MFフォルナスルら有望な若手、守護神カメニと好タレントを擁しており、全く油断のできない相手だ。ただ、現在同チームを率いるミチェル監督は、レアル・マドリーのレジェンドであり、古巣相手の“アシスト”が期待できるかもしれない。 ▽一方、シーズン終盤の6連勝で優勝の望みを繋いだものの、セルタ戦の結果を受けて2位に転落したバルセロナは、逆転での3連覇に黄色信号が灯る。それでも、逆転優勝に向けてはカンプ・ノウで8位エイバル(勝ち点54)に勝利する以外にやれることはないため、レアル・マドリーの結果に関わらず、勝ってシーズンを締めくくりたいところだ。対戦相手のエイバルは2連敗中も、ハードワークと組織的な守備を特長とするチームだけに、エースFWメッシを筆頭に“MSN”の躍動で堅守をこじ開けたい。なお、今季28試合目の出場を目指すMF乾貴士としては、お気に入りのクラブ相手に今季2点目を狙いたい。 ▽前述の優勝争いと共に注目を集めるのが、5位ビジャレアル(勝ち点64)、6位ビルバオ(勝ち点63)、7位ソシエダ(勝ち点63)の3チームによるEL出場権争い。同じくEL出場権が与えられるコパ・デル・レイの決勝のカードが、バルセロナとアラベスのため、7位チームまで出場権が与えられる可能性が高いものの、各チームとしてはストレートインや自力での出場権獲得を狙いたいところだ。 ▽21日の日本時間23:45から一斉開催となる最終節では、ビジャレアルが敵地メスタージャで12位バレンシア(勝ち点46)、ビルバオが今季限りで閉鎖となるビセンテ・カルデロンで3位アトレティコ(勝ち点75)、ソシエダが13位セルタ(勝ち点44)と対戦する。 ▽順位上では上位の2チームが優位も、ビルバオに関してはビセンテ・カルデロンで有終の美を飾りたい格上アトレティコとの難しい対戦となる。同じく敵地でのバレンシア自治州ダービーとなるビジャレアルに関しても、勝ち点を取りこぼす可能性が考えられる。その一方で、ソシエダはアウェイゲームというディスアドバンテージこそあるものの、対戦相手のセルタは6連敗中で中3日、エースFWアスパスが出場停止となる三重苦。したがって、この最終節でソシエダが逆転で5位フィニッシュする可能性は十二分にあるはずだ。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ最終節》 ▽5/19(金) 《27:45》 グラナダ vs エスパニョール ▽5/20(土) 《24:00》 スポルティング・ヒホン vs ベティス 《26:00》 レガネス vs アラベス デポルティボ vs ラス・パルマス 《28:00》 セビージャ vs オサスナ ▽5/21(日) 《23:45》 アトレティコ・マドリー vs ビルバオ セルタ vs ソシエダ バレンシア vs ビジャレアル 《27:00》 バルセロナ vs エイバル マラガ vs レアル・マドリー </div> 2017.05.19 18:00 Fri
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【プレビュー】王子の最後迫るローマ、6連覇懸かるユーベを止められるか《ローマvsユベントス》

▽セリエA第36節、ローマvsユベントスが日本時間14日27:45にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。セリエA6連覇に王手をかける首位ユベントス(勝ち点85)と、ホームで優勝阻止を狙う2位ローマ(勝ち点78)による白熱の頂上決戦だ。 ▽前々節のローマ・ダービーで宿敵ラツィオ相手に痛恨の敗戦を喫したローマは、逆転でのスクデット獲得はおろか、3位ナポリ(勝ち点77)との勝ち点差が「1」に縮まり、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ストレートインにも暗雲が漂う。それでも、直近のミラン戦ではエースFWゼコのドッピエッタの活躍などで、4-1の快勝を収めてバウンスバックに成功した。迎えた今節の大一番では、引き分け以下で宿敵の6連覇を目前で拝むことになるうえ、ナポリに2位の座を奪われる可能性もあり、必勝が求められる。また、今季限りでの現役引退が噂されるFWトッティにとって最後のユベントス戦となるため、是が非でも勝利で飾りたいところだ。 ▽一方、アタランタ、トリノ相手の2戦連続ドローで6連覇に向けて足踏みが続くユベントスだが、ミッドウィークに行われたCL準決勝では難敵モナコに2戦合計4-1で勝ち切り、2年ぶり9度目の決勝進出を果たした。また、17日にはラツィオとのコッパ・イタリア決勝を控えており、21年ぶりのCL制覇を含めシーズン3冠達成を目指すビアンコ・ネロとしては、今回のローマ戦でのリーグ6連覇達成で今後の戦いに弾みを付けたいところだ。 ▽なお、昨年12月に行われた前回対戦では、前半序盤にFWイグアインが挙げた見事なゴールを守り切ったユベントスが圧倒的な強さを誇るユベントス・スタジアムでウノゼロの勝利を収めている。 <div style="text-align:center;">◆ローマ◆ 【4-3-3】</div> ▽ローマ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170513_13_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:シュチェスニー DF:リュディガー、マノラス、ファシオ、エメルソン・パルミエリ MF:レアンドロ・パレデス、デ・ロッシ、ナインゴラン FW:サラー、ペロッティ、エル・シャーラウィ 負傷者:MFフロレンツィ、ナインゴラン、FWゼコ、ペロッティ 出場停止者:MFストロートマン(2/2) ▽ローマ・ダービーで犯したシミュレーションによる2試合出場停止の2試合目となるストロートマンが欠場となる。負傷者に関しては、長期離脱中のフロレンツィに加えて、直近のミラン戦でふくらはぎを痛めたエースFWゼコが欠場する。また、同試合でそれぞれふくらはぎと足首を痛めたナインゴラン、ペロッティに関しても欠場の可能性がある。仮に、両選手が間に合わない場合、グルニエやブルーノ・ペレスが代役を担うことになる。 ▽システムに関しては[3-4-3]、[4-2-3-1]の可能性もあるが、ゼコ不在を受けてペロッティをゼロトップに配した昨季も採用していた[4-3-3]で臨む可能性が高い。あるいは、指揮官がトッティに花を持たせる采配に出れば、トップ下にナインゴラン、1トップにトッティを置く[4-2-3-1]の採用も考えられる。 <div style="text-align:center;">◆ユベントス◆ 【4-2-3-1】</div> ▽ユベントス予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170514_12_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ブッフォン DF:リヒトシュタイナー、ボヌッチ、ベナティア、アサモア MF:ピャニッチ、リンコン MF:クアドラード、ディバラ、マンジュキッチ FW:イグアイン 負傷者:DFルガーニ、MFケディラ、FWピアツァ 出場停止者:なし ▽ケディラ、ピアツァ、ルガーニが負傷で欠場する。マルキジオも負傷で出場が危ぶまれたが、招集メンバー入りした。CLモナコ戦を戦った影響と翌水曜日にコッパ・イタリア決勝を控えることから、主力を一部温存するとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は予想している。 ★注目選手 ◆ローマ:FWモハメド・サラー<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170513_12_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽眼前でのユベントス優勝阻止を狙うローマの注目プレーヤーはサラーだ。今回の一戦では日程面、ホームアドバンテージを有するローマだが、27ゴールで得点ランキングトップに立つゼコがケガで、中盤の要ストロートマンが出場停止、いずれも軽傷を抱えるナインゴラン、ペロッティに欠場の可能性が噂されるなど、主力数名を欠いての戦いを強いられる見込みだ。 ▽その厳しい状況の中でローマが絶対王者を撃破するためには、今季リーグ戦13ゴール12アシストと圧巻のスタッツでチームの攻撃をけん引するエジプト代表FWの活躍が必須だ。ゼコという前線の核を欠く中で、エル・シャーラウィらアジリティと突破力に優れた小兵アタッカーと共に流動的な仕掛けで相手の堅守攻略が求められる。とりわけ、サラーには世界屈指の左サイドバック、アレックス・サンドロとのマッチアップを制すと共に、その先にいる“BBC”、名手ブッフォンという二重の壁をぶち破る働きが期待される。 ◆ユベントス:ミラレム・ピャニッチ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170514_13_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ローマで5年間主力としてプレーし、今季からユベントスに加入したプレーメーカーに注目だ。志願しての移籍だったため、ロマニスタから激しいブーイングを浴びること必至だが、その中で持ち前のボールスキルと優れたプレービジョンを生かして冷静にゲームを作れるかが注目となる。そのピャニッチはシーズン前半戦こそ、試合中に消えていることが多かったが、[4-2-3-1]の2センターでプレーするようになって以降は高パフォーマンスを維持。流れの中での急所を突くパスや精度の高いプレースキックでチャンスを生み出し、欠かせない戦力となった。通常、コンビを組むケディラに加え、マルキジオも負傷の影響でプレーできない可能性が高く、リンコンとのコンビとなりそうだが、中盤をけん引するような働きを見せ、古巣の前で優勝を果たせるか。 2017.05.14 08:00 Sun
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