インテル指揮官、辞任申し出も幹部から慰留…フィオレンティーナに5失点の敗戦で
2017.04.24 18:58 Mon
22日に行われたセリエA第33節フィオレンティーナ戦に4-5で敗れ、インテルのステファノ・ピオリ監督が辞任を決断していたと24日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
インテルはフィオレンティーナ戦で前半を2-1で折り返していたものの、後半に大量の4失点を許した。この日、ハットトリックを決めた主将FWマウロ・イカルディのゴールで1点差に詰め寄るも4-5で敗れ、もはやヨーロッパリーグ(EL)出場権の獲得も絶望的となった。
ピオリ監督は昨年11月、成績不振により解任されたオランダ人のフランク・デ・ブール前監督の後任として就任。するとデ・ブール指揮下、「最悪」とまで報じられたチームの雰囲気は一転し、成績も上向き始めた。一時は5位につけ、EL出場が楽観視されていたが、3月12日のアタランタ戦(7-1でインテルが勝利)を境に1勝も挙げられていない。
フィレンツェでの敗戦後、ピオリは先にスタッフに対し、辞任の意志を申し出た。その後インテル幹部との面談の席が設けられると、「道を譲りたい。もし原因が私であるならば、辞表を提出する準備は出来ている」と、自身の決断を伝えた。フロント陣には、ピオリ監督の辞任を受け入れ、コーチであるステファノ・ヴェッキ氏に残り5試合の指揮を執らせるという選択肢もあったはずだ。しかしインテルはピオリ監督を慰留し、少なくとも次戦となる30日のナポリ戦まで様子を見ることで合意に至っている。
チームバスに乗り込む際には、蘇寧グループの張近東会長の息子であるスティーブン・ザン氏がピオリ監督をハグで迎え、傷心の監督を勇気づけた。勝利から遠ざかるインテルだが次節、3位ナポリを相手に実力が試されることになる。
提供:goal.com
インテルはフィオレンティーナ戦で前半を2-1で折り返していたものの、後半に大量の4失点を許した。この日、ハットトリックを決めた主将FWマウロ・イカルディのゴールで1点差に詰め寄るも4-5で敗れ、もはやヨーロッパリーグ(EL)出場権の獲得も絶望的となった。
ピオリ監督は昨年11月、成績不振により解任されたオランダ人のフランク・デ・ブール前監督の後任として就任。するとデ・ブール指揮下、「最悪」とまで報じられたチームの雰囲気は一転し、成績も上向き始めた。一時は5位につけ、EL出場が楽観視されていたが、3月12日のアタランタ戦(7-1でインテルが勝利)を境に1勝も挙げられていない。
フィレンツェでの敗戦後、ピオリは先にスタッフに対し、辞任の意志を申し出た。その後インテル幹部との面談の席が設けられると、「道を譲りたい。もし原因が私であるならば、辞表を提出する準備は出来ている」と、自身の決断を伝えた。フロント陣には、ピオリ監督の辞任を受け入れ、コーチであるステファノ・ヴェッキ氏に残り5試合の指揮を執らせるという選択肢もあったはずだ。しかしインテルはピオリ監督を慰留し、少なくとも次戦となる30日のナポリ戦まで様子を見ることで合意に至っている。
チームバスに乗り込む際には、蘇寧グループの張近東会長の息子であるスティーブン・ザン氏がピオリ監督をハグで迎え、傷心の監督を勇気づけた。勝利から遠ざかるインテルだが次節、3位ナポリを相手に実力が試されることになる。
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