完全復活のリバプールがマネ2発で好調スパーズ撃破! 待望の2017年リーグ初勝利もチェルシー優勝の後押しに《プレミアリーグ》
2017.02.12 04:41 Sun
▽プレミアリーグ第25節、リバプールvsトッテナムの上位対決が11日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-0で勝利した。
▽一方、首位チェルシーに9ポイント離されているものの、リーグ戦9試合無敗(7勝2分け)と好調を継続する2位トッテナム(勝ち点50)は、苦手とするアンフィールドでリバプールを撃破できれば、トップ4フィニッシュに大きく近づくと共に、逆転優勝の可能性を残すことにも繋がる状況。ポチェッティーノ監督はこのビッグマッチに向けて直近のミドルズブラ戦と全く同じ11人を起用した。
▽立ち上がりからクロップサッカーの代名詞である果敢なハイプレスを仕掛けたリバプールが、ペースを握る。後方から繋ぐトッテナムのセンターバック、セントラルMFに人数をかけてプレッシャーをかけるリバプールは、相手のビルドアップを機能不全に陥れ、相手のハイラインの裏をシンプルに突くショートカウンターが面白いようにハマる。
▽すると16分、ワニャマの不用意なボールロストのカバーに出たDFアルデルヴァイレルトの背後のスペースにワイナルドゥムのスルーパスが出ると、これに反応したサディオ・マネがGKロリスとの一対一を制した。
▽一方、らしくない最終ラインのバタ付きから連続失点を喫したトッテナムは、25分にようやく最初の決定機を作る。左サイドを攻め上がったベン・デイビスのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがボックス内でGKミニョレと一対一を迎えるが、ここはミニョレの好守に遭う。さらにこのプレーで得た左CKの流れからゴール前で競り勝ったデレ・アリのヘディングシュートがゴールに向かうが、ここはDFルーカスのクリアに遭う。
▽前半半ばから終盤にかけては2点リードのリバプールがプレッシャーをやや緩めたことで、トッテナムがボールを保持して攻める時間が徐々に増えていく。だが、要所で連動したプレッシングを仕掛けるリバプールを前にゲームをコントロールし切れず、再三の相手カウンターからのピンチを守護神ロリスの好守で凌ぐのが精いっぱい。久々にアンフィールドを熱狂の渦に巻き込んだリバプールが、2-0のスコア以上の内容で前半を終えた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、ハーフタイムにビルドアップの局面での修正を図ったトッテナムが持ち直したことで、後半立ち上がりは拮抗した展開が続く。だが、攻撃の場面での勢いこそ衰えたものの、守備の局面で高い集中を見せるリバプールは、アウェイチームに決定機を許さない。
▽流れを変えたいトッテナムは68分にエリクセンを下げてウィンクス、77分にデンベレを下げてムサ・シッソコ、82分にソン・フンミンに代えてヤンセンを投入。一方、後半に入ってさすがにガス欠気味のリバプールは、コウチーニョと負傷のルーカス・レイバに代えてクラバンを投入し、逃げ切りを図る。
▽試合終盤にかけては互いにフィニッシュの場面が少ないクローズな展開となったが、最後まで集中力を保ったリバプールが、トッテナムの反撃を無失点で凌ぎ、試合はタイムアップ。好調トッテナム相手に完勝のリバプールが、2017年のリーグ&ホーム戦初勝利でトップ4争いに踏み止まった。一方、良いところなくリーグ10戦ぶりとなる今季3敗目を喫したトッテナムは、逆転優勝が遠のく痛恨の敗戦となった。
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▽前節、格下ハル・シティに完敗し、5位に転落したリバプール(勝ち点46)は、2017年に入ってリーグ戦未だ未勝利(2敗3分け)と絶不調。前節の敗戦によって、首位チェルシーとの勝ち点差は13ポイントに広がり、今後はトップ4フィニッシュが現実路線となる。クロップ監督はこのビッグマッチに向けて、ハル戦からカンに代えてワイナルドゥムを起用した一方、ロブレンとクラバンは間に合わず、マティップの相棒に引き続きルーカス・レイバを起用した。▽立ち上がりからクロップサッカーの代名詞である果敢なハイプレスを仕掛けたリバプールが、ペースを握る。後方から繋ぐトッテナムのセンターバック、セントラルMFに人数をかけてプレッシャーをかけるリバプールは、相手のビルドアップを機能不全に陥れ、相手のハイラインの裏をシンプルに突くショートカウンターが面白いようにハマる。
▽すると16分、ワニャマの不用意なボールロストのカバーに出たDFアルデルヴァイレルトの背後のスペースにワイナルドゥムのスルーパスが出ると、これに反応したサディオ・マネがGKロリスとの一対一を制した。
▽早い時間帯の先制点に勢い付くホームチームは、先制から2分後の18分にもDFエリック・ダイアーからボールを奪ったマネのショートカウンターからボックス内でララナ、フィルミノと続けてシュートを放ち、最後はこぼれ球をゴール前のマネが右足のボレーで蹴り込み、瞬く間にリードを2点に広げた。
▽一方、らしくない最終ラインのバタ付きから連続失点を喫したトッテナムは、25分にようやく最初の決定機を作る。左サイドを攻め上がったベン・デイビスのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがボックス内でGKミニョレと一対一を迎えるが、ここはミニョレの好守に遭う。さらにこのプレーで得た左CKの流れからゴール前で競り勝ったデレ・アリのヘディングシュートがゴールに向かうが、ここはDFルーカスのクリアに遭う。
▽前半半ばから終盤にかけては2点リードのリバプールがプレッシャーをやや緩めたことで、トッテナムがボールを保持して攻める時間が徐々に増えていく。だが、要所で連動したプレッシングを仕掛けるリバプールを前にゲームをコントロールし切れず、再三の相手カウンターからのピンチを守護神ロリスの好守で凌ぐのが精いっぱい。久々にアンフィールドを熱狂の渦に巻き込んだリバプールが、2-0のスコア以上の内容で前半を終えた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、ハーフタイムにビルドアップの局面での修正を図ったトッテナムが持ち直したことで、後半立ち上がりは拮抗した展開が続く。だが、攻撃の場面での勢いこそ衰えたものの、守備の局面で高い集中を見せるリバプールは、アウェイチームに決定機を許さない。
▽流れを変えたいトッテナムは68分にエリクセンを下げてウィンクス、77分にデンベレを下げてムサ・シッソコ、82分にソン・フンミンに代えてヤンセンを投入。一方、後半に入ってさすがにガス欠気味のリバプールは、コウチーニョと負傷のルーカス・レイバに代えてクラバンを投入し、逃げ切りを図る。
▽試合終盤にかけては互いにフィニッシュの場面が少ないクローズな展開となったが、最後まで集中力を保ったリバプールが、トッテナムの反撃を無失点で凌ぎ、試合はタイムアップ。好調トッテナム相手に完勝のリバプールが、2017年のリーグ&ホーム戦初勝利でトップ4争いに踏み止まった。一方、良いところなくリーグ10戦ぶりとなる今季3敗目を喫したトッテナムは、逆転優勝が遠のく痛恨の敗戦となった。
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