吉田フル出場のセインツがホームで先勝! 敗れたリバプールは3戦未勝利でユナイテッドとのビッグマッチへ《EFLカップ》
2017.01.12 06:59 Thu
▽EFLカップ準決勝1stレグのサウサンプトンvsリバプールが11日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、サウサンプトンが1-0で先勝した。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場した。
▽一方、2部所属のリーズを破り、準決勝進出を決めたリバプールは、FAカップで4部のプリマス相手に引き分け再試合に持ち込まれるなど、公式戦2戦連続ドロー中。15日に行われるリーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチを控えるチームだが、負傷離脱中のヘンダーソン、アフリカ・ネイションズカップ参戦中のサディオ・マネを除く現状のベストメンバーを起用。ただ、GKは序列を下げているカリウスが起用されたほか、昨年11月末のサンダーランド戦で負傷離脱したコウチーニョが復帰後初のベンチ入りを果たした。
▽立ち上がりから主導権争いが続く中、時間の経過と共にリバプールがボールを保持する形に落ち着く。なかなか良い形でフィニッシュに持ち込めないリバプールだったが、18分にボックス右でララナのヘディングパスを受けたフィルミノが右足のシュートを放つ。これが枠を捉えるも、GKフォースターの好守に遭う。
▽一方、立ち上がりから守勢が続くサウサンプトンだったが、19分に右サイドからのクロスを中央のデイビスが潰れ、ファーでフリーのレドモンドの足元にボールがこぼれる。ここでレドモンドがすかさず右足を振り抜くが、果敢に飛び出してコースを切ったGKカリウスのビッグセーブに阻まれる。それでも、直後の20分にタディッチの浮き球パスをDFクラバンがクリアミスしたボールがジェイ・ロドリゲスに流れると、元イングランド代表FWの絶妙なワンタッチスルーパスに抜け出したレドモンドがGKとの一対一を制し、先制点を奪った。
▽後半も一進一退の攻防が続く中、思うようにチャンスを作れないリバプールは、61分にワイナルドゥムを下げて、切り札のコウチーニョをピッチに送り出す。投入直後から積極的にボールを呼び込み、鋭い仕掛けを見せるコウチーニョを起点にここからリバプールが押し込んでいく。
▽一方、押し込まれながらも吉田とファン・ダイクを中心にソリッドな守備で決定機を許さないサウサンプトンは、75分を過ぎてホイビュルク、ロング、ワード=プラウズと主力クラスをピッチに送り出し逃げ切りを図る。要所で効果的なカウンターを見せるホームチームだが、セドリックの決定機逸や83分にはレドモンドのシュートがクロスバーを叩くなど、試合を決め切れない。
▽試合終盤にかけてはオリジを投入して前がかるリバプールが猛攻を見せるが、最後まで高い集中力を保ったセインツ守備陣を最後まで崩し切れず。プレミア屈指の攻撃力を誇るリバプール相手に完封勝利のサウサンプトンが、新年初勝利を飾ると共にEFLカップ決勝進出に王手をかけた。一方、2試合連続無得点で3戦未勝利のリバプールは、週末のユナイテッド戦に向けて不安を残す結果となった。
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▽準々決勝で強豪アーセナルを撃破し、ベスト4に駒を進めたサウサンプトンだが、現在公式戦4戦未勝利(3敗1分け)と不振が続く。2017年初勝利を目指す今回のリバプール戦に向けては、引き分け再試合となった直近のFAカップ、ノリッジ戦から先発5人を変更。デイビスやジェイ・ロドリゲス、レドモンドがスタメンに復帰し、その試合でゴールを記録した吉田は引き続きセンターバックで起用された。▽立ち上がりから主導権争いが続く中、時間の経過と共にリバプールがボールを保持する形に落ち着く。なかなか良い形でフィニッシュに持ち込めないリバプールだったが、18分にボックス右でララナのヘディングパスを受けたフィルミノが右足のシュートを放つ。これが枠を捉えるも、GKフォースターの好守に遭う。
▽一方、立ち上がりから守勢が続くサウサンプトンだったが、19分に右サイドからのクロスを中央のデイビスが潰れ、ファーでフリーのレドモンドの足元にボールがこぼれる。ここでレドモンドがすかさず右足を振り抜くが、果敢に飛び出してコースを切ったGKカリウスのビッグセーブに阻まれる。それでも、直後の20分にタディッチの浮き球パスをDFクラバンがクリアミスしたボールがジェイ・ロドリゲスに流れると、元イングランド代表FWの絶妙なワンタッチスルーパスに抜け出したレドモンドがGKとの一対一を制し、先制点を奪った。
▽先制を許したリバプールは攻勢を強めていくが、重心をより後方に置いて守りを固めるサウサンプトンの守備に苦戦。中央をきっちり締める相手に対して、背後への長いボールやサイドからのクロスで攻略を図るが、ファン・ダイクを中心に強さを見せる守備陣に跳ね返される。逆に、前半終了間際の43分にはボックス左でフリーにしたレドモンドにタディッチからのクロスを右足で合わせられるが、ここはGKカリウスのビッグセーブで凌ぎ、何とか1点差を保って後半へと折り返した。
▽後半も一進一退の攻防が続く中、思うようにチャンスを作れないリバプールは、61分にワイナルドゥムを下げて、切り札のコウチーニョをピッチに送り出す。投入直後から積極的にボールを呼び込み、鋭い仕掛けを見せるコウチーニョを起点にここからリバプールが押し込んでいく。
▽一方、押し込まれながらも吉田とファン・ダイクを中心にソリッドな守備で決定機を許さないサウサンプトンは、75分を過ぎてホイビュルク、ロング、ワード=プラウズと主力クラスをピッチに送り出し逃げ切りを図る。要所で効果的なカウンターを見せるホームチームだが、セドリックの決定機逸や83分にはレドモンドのシュートがクロスバーを叩くなど、試合を決め切れない。
▽試合終盤にかけてはオリジを投入して前がかるリバプールが猛攻を見せるが、最後まで高い集中力を保ったセインツ守備陣を最後まで崩し切れず。プレミア屈指の攻撃力を誇るリバプール相手に完封勝利のサウサンプトンが、新年初勝利を飾ると共にEFLカップ決勝進出に王手をかけた。一方、2試合連続無得点で3戦未勝利のリバプールは、週末のユナイテッド戦に向けて不安を残す結果となった。
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